1-3ごみ問題とは何か?靜岡市の清掃工場情報公開資料から考える
http://ameblo.jp/gomizeo/entry-10992764402.htm
より続く
西ケ谷清掃工場の運転委託費と点検整備費を情報公開請求して得られた情報が右の表。(※今回の調査は2005年度から2010年度まで、95年度~2000年度までは10年前の調査したもので、01年~04年度は、情報公開の期限切れで公開されず)2006年度だけ、点検整備が突出しているが、バグフィルターのろ布修繕費5千6百万円が大きい。そして、毎年のように「耐火物修繕」=炉の壁の修繕費用が2千万円ほどがかかっている。
焼却炉は、どれくらい使い続けられるのか?専門家は「それはコスト負担との関係」と答え行政側は「使い続ければコストは膨大に膨れ上がる」とのことであった。
しかし、事実は、2008年まで点検整備費・運転委託費も年々確かに上昇し続けるが、明らかに新施設の方がそれ以上に高くなる。建設後3年間はサービス期間で、点検整備+運転委託費用は安くなるが、2013年、3.1億円、2014年よりは、3.5億円の定期点検整備費、表には書かれていないが、定期点検以外の費用も当然かかってくる。維持費は、新規建設の方がより税金を使う仕組みである。
古い炉=施設は、お金さえかければづっと使い続けることができるというのがどうやら真実だ。確かに焼却能力は落ちていくが、炉のレンガは取り替えられていくので炉は新品同様だからだ。更なるゴミ減量さえすれば、大丈夫だ。
西ケ谷清掃工場建設費のため靜岡市の清掃予算は08年、09年は最高180億円まで跳ね上がった。西ケ谷清掃工場の運営費は、旧工場の6~8億円を上回り、10億円を突破し、サービス期間明けの13年度以降は、更に3億円以上の上乗せとなる。
<6.溶融炉は本当に最終処分場要らずか?>
上記表は、昨年度2010年度の2つの清掃工場の焼却量とその生成物である。沼上清掃工場では、燃やした物の12.6%が焼却灰となる。通常なら最終処分場に投入しなければならない。(※2010年度発生焼却灰16,768tの内8,828tは灰溶融炉に投入されスラグ化された)西ケ谷清掃工場の溶融炉は、焼却灰が発生する代わりにスラグ、金属分はメタル、そして、スラグにも、メタルにもならないものが最後に溶融飛灰が発生する。ほとんどがスラグとメタルになるイメージが強いのだが、実際は、少なくとも焼却量の4.1%が溶融飛灰として、沼上最終処分場に埋め立て処分されている。
・・続く・・
<7.最終処分場はどうなっているのか?>
<8.情報公開をして思うこと、整理すべきこと>



