平成23年度予算政府案
民主党政府による2回目の政府予算が発表された。
新聞によると
総額92.4兆円
歳入
税収40.9兆円 
その他収入(埋蔵金を含む)7.2兆円
国債発行44.3兆円
歳出
一般歳出54.0兆円
国債費21.5兆円
地方交付税等16.8兆円
図 平成23年度予算案

ごみゼロ日記 静岡-平成23年度予算
税収(40.9兆円)よりの多い借金依存(44.3兆円)が話題になってきている、
「どのくらいこんなことが続けられるのか?」がいよいよ焦点である。
普通の家計的に考えると
もし家の借金(国の借金が)ない場合は
収入(=税収+その他収入)があり、
収入に見合った支出(=一般歳出+地方交付税)をする」
もちろん、できれば貯金までする。
そして、借金がある場合は、「借金の返済分、支出を減らす
となるのが常識である。
つまり、絶対に「収入>支出」となる。
ところが、この国(放蕩息子)は、莫大な借金がありながら、
常に「収入以上に支出」をし続けているのである。
せめて「収入=支出」としようというのが
いわゆる「プライマリーバランス」という。
しかし、下記表をみてもらいたい。
実に1986年~1992年というバブルの一時期にしか
このプライマリーバランスを達成していないのである。
 歳出歳入の動き 1982年度~2011年度>
ごみゼロ日記 静岡-歳出歳入の動き
図 プライマリーバランスの動き


ごみゼロ日記 静岡-プライマリーバランスの動き

財務省のHPの数字を引用して作成したのが
下記の、図と表である。
※2010年度末、2011年度末は、予測

<表 日本政府公的借金の動き>
ごみゼロ日記 静岡-日本公的借金の動き
<図 日本政府公的借金の動き>

ごみゼロ日記 静岡-グラフ 日本公的借金の動き

国債及び借入金並びに政府保障債務現在高
補足説明
財務省のHPでは、日本の借金残高を
2つの基準で表示している。
第一は「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」で
①普通国債 +②財投債+ ③借入金、交付国債等+④政府短期証券
で表示し
第二は「国及び地方の長期債務残高」で
①普通国債+③借入金、交付国債等+⑤地方の長期債務
で表示している。
これではわかりにくいので、上記をすべて足し、(①+②+③+④+⑤)
もうひとつ、「政府保証債務」も加えて、
私は、「日本政府の公的借金の動き」の表と図を完成させた。
実に2011年度末(再来年の3月末=1年3ヶ月後)には日本政府の責任借金が
実に1200兆円を越してしまうのである。
この来年度・借金雪ダルマ予算は、実は未だましなものだという。
「…歳入不足を補う税外収入は10年度より3兆4千億円ほど少ない7兆1866億円。
このうち、5兆6千億円程度を独立行政法人や特別会計の剰余金といった「埋蔵金」も発掘集めた。
そのうち2兆5千億円分を、基礎年金の国庫負担分を維持するための財源にあてる。
基礎年金の「埋蔵金頼み」は11年度限りで、…」(2010年12月25日朝日新聞より)
12年度以降の悲惨な姿を予見している。
つまり、今後毎年40~60兆円は、借金が軽く上乗せされてしまう。
つまりその5年後、ついに日本国内の個人の金融資産の総合計1500兆円に達成してしまう
のである。
事業仕分けが話題になり、又個人的にも、未来へ繋ぐために
少しでも予算が削減されればと考えているのだが
実際は、減らした以上に、支出は増え続けている
子供手当て、米軍思いやり予算、社会福祉関係の予算が増え続けてしまっている。
未来への希望。来年への希望、どこに見つけるべきなのか?
実に大変な予算を創ってしまって、日本は年を越そうとしてることに
気がつくべきである。
政治家たちが有権者の人気取りに走り続ける限り、奈落の底への転落が近くなっている。

「財投債」:財政融資資金特別会計国債(独立行政法人、地方等へ運用の財源のために発行される国債。

「政府短期証券」:国の一般会計や種々の特別会計の一時的な資金不足を補う為に発行される期間60日程度の割引債券。

「政府保証債務」:独立行政法人等の債券又は借入金に係る債務に対して、国会の議決の範囲内で、保証により政府が負う債務