日本の借金総額1200兆円越え目前!
最後の一切れのパンを食べて良いのだろうか?
たった一年で87兆円以上の借金増!
いやそれ以上かもしれない…!?
国の長期債務残高が、600兆円台になり、国と地方を合わせて、820兆円となるニュースが
去る12月8日に流れた。(後段紹介)
これは、「民主党政権による『7.2兆円の補正予算』を含んでいるのか?いないのか?」
はっきりしない。
ただ、記事による税収が「当初想定の46.1兆円から36.9兆円」により(マイナス9.2兆円)
国債の発行残高が「592兆円から601兆円」という数字は
財務省HP国債の資料ページ
の数字の修正であることから、「7.2兆円の補正予算」を含んでいないと思われる。
つまり、これより、更に数兆円膨れ上がる可能性を意味している。
上記財務省資料ページより、普通国債が592兆円→601兆円以外は当初予定通りとすると
2010年3月末には、何と日本政府・地方政府の公的借金の総額は1,142兆円に達する。
2009年3月末より87兆円の増加ということになる。
たった一年間にである。しかもそれに7.1兆円の上乗せの可能性がある…
日本政府公的借金総額
|
09.3末 |
10.3末 |
普通国債 |
545.9 |
601.0 |
財政投融資国債 |
131.1 |
129.8 |
その他国債 |
3.5 |
4.4 |
借入金 |
57.6 |
56.4 |
政府短期証券 |
108.5 |
142.0 |
政府保証債務 |
45.4 |
45.4 |
地方債 |
163.0 |
163.0 |
合計 |
1,054.9 |
1,142.2 |
※単位 兆円
今来年度予算をめぐり、事業仕分けが世間で話題になり、
予算カットが行われているようにもとれるが……。
残念ながら、引き続き税収不足の中で、
「国債発行が44兆円に押さえられるのか?50兆円を越えるのか?」というのは
2010年3月のことではなく、その1年後にどれだけの借金が積み増しされるのか
ということだ。
つまり、2011年3月末には1200兆円~1250兆円もの借金残高になる道を歩いている。
確かに、今は大変厳しい経済状況である。
亀井さんが先頭に、緊急補正を訴え、予算も更に上積みを主張する。
その主張がないとしても、どうしょうもないほどの借金が上乗せされようとしている。
当面、歳出を増やせば、それなりの経済効果があることは間違いない。
しかし、その歳出=借金も限界が近づいているのである。
※残った食糧=パンが残り少ないごとく
だからと言って、「最後の一切れのパン」を食べてしまって良いのだろうか?
つまり、もうこれ以上借金できないことが目の前(数年先)に迫っている。
もっと早いかもしれない。
国債が暴落し、長期金利が急上昇し、1年で2倍3倍になるハイパーインフレがやってくる。
債務不履行(デフォルト)はそんなに簡単に起きないだろうが、
その噂は簡単に流れるのかもしれない。
もはや、公の立場の人は本当のことを誰も言えなくなってくるような気がする。
アナウンスが市場への影響を与えるからだ。
だから、公的借金総額を全部足した数字で、マスコミも言わなくなった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
これからは、明日(数年後)にも来ておかしくない大事件=経済大動乱。
その時に、生き残れるコミュニティ、地域創りが求められているのではないだろうか。
貨幣の価値が失われても、地域通貨(地域で通じるもう一つの価値観)があれば
インフラや労働力や、人々の創意工夫力が失われるわけではないのだから。
そこにこそ希望がある。
と思う。とにかく、近い。
2009年12月13日記 (壷阪道也)
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asahi.com 2009年12月8日
国の長期債務残高、過去最悪の600兆円台に
2009年12月8日23時2分
国の借金である国債発行の残高が2009年度末、初めて600兆円を突破する見通しになった。90年代後半から大規模な景気対策を借金に頼った結果、残高はこの10年余で倍増。世界同時不況による税収減が追い打ちをかけた。10年度も税収の大きな回復は見込めず、財政悪化は続く。
8日公表された09年度の税収(一般会計分)見込みは、当初想定の46.1兆円から36.9兆円と過去最大の目減りとなる。この穴埋め分と経済対策の財源として新規国債の発行は従来の予定より9.3兆円多い53.5兆円に拡大。これに伴って09年度末の発行残高は592兆円から601兆円に膨らみ、98年度末の295兆円から倍増する。
国債以外の借り入れも含めた、国と地方の長期債務残高は820兆円超となり、対国内総生産(GDP)比で1.7倍に達する。先進国最悪の水準を更新することになる。
国の借金依存が加速し始めたのは、90年代のバブル経済崩壊後。景気低迷で税収が伸び悩み、政府は借金を頼りに公共事業や減税などの景気対策を連発。金融機関の相次ぐ破綻(はたん)で金融不安が高まった98年度に国債発行額が年30兆円を超えてからは、06年度と07年度を例外に30兆円以上の高水準が続いた。
09年度は、「リーマン・ショック」を受けた麻生政権下での過去最大の景気対策で歳出と借金が拡大。税収の落ち込みが追い打ちをかけた。鳩山政権は10年度予算で国債発行を44兆円以下に抑える目標を掲げるが、借金の残高を減らす道筋をどう描くかも課題となる。(福間大介)
