Alternative Routine Works -13ページ目

YOU ARE NOT THE TARGET

10/24

昼過ぎまでバイト。その後、似非浪漫のK君と天満へ移動し昼酒。1件目は大衆居酒屋で瓶ビール2本のみ。しかし大瓶350円は安い。これ以上安い店は果たして存在するのだろうか。

そして、前から行きたかった天ぷら×日本酒の「やまなか」へ移動。『M○○ts』でもよく取り上げられてる名店なのだが、時間が合わずの初来店である。財布の紐も厳しい為、吟醸酒一杯と、わかさぎの天麩羅を喰らう。ほろ酔いでいい感じになってきたところで、一路向うは難波ベアーズ。

仕事を一緒にしてるカメラマンのS君の写真集出版記念ライブである。面子は、オシリペンペンズ、JOJO広重、アウトドアホームレス、そしてS君の妻である、あふりらんぽという00年代下半期を飾るに相応しいラインナップ。

「チン ポー チン ポー」と不気味な掛け声で始まったライブは、途中立ち飲み屋で飲みなおしする一幕もあったが、最高な内容だった。ラストのアウトドアホームレスでは最前列に繰り出し巨大チンポオブジェを振り回しながら絶叫し暴れ倒した。それはゴイステのライブで同じように転がりまわりリビドーを爆発させてた頃のことを、すぐに思い出させて、意識を失わせるほど気分が良かった。

タクシーで帰宅したようだが詳細は覚えてない。

10/25

朝からバイト。超絶に体調が悪い。それは決して酒のせいではなくて、ここ数日続いている風邪のせいだろう。無理言って帰宅し、気絶眠。

深夜。ポッケ君から送って貰ったM1の過去のDVDを観ながら、原稿の構成を漠然と考える。

10/26

10時半、京橋花月。オリエ○タル○ジオ、インタビュー。

基本は、情報解禁されていない某イベントのプロモーション的な内容だったのだが、全て聞き終えた後、社員さんに「まだ時間ありますか?」と確認し、個人的な質問をいくつかした。彼らの世の中のイメージって武勇伝が一般的だと思うけど、それだけで面白くないと片付けてる奴が多すぎる。

彼らは本当に客観的に自分らの事を見えているという事が今日改めてわかったし、売れてる若手芸人の中でも別次元の力を持っていると思う。アングラ時代のレイザーラモンに出会った時に感じた「何か」を、久々に感じた芸人であった。

帰宅後、録画したトップリーグを観ながら昼寝。そして、次号のネタ出しを提出して、飲酒中。


明日と明後日は12時間アルバイト地獄の日です。

MARUYAMA ON THE RUN

今日びっくりしたニュースとして挙げられるのが、ゴーイングのドラムと作家・角田光代の結婚。

ゴーイングアンダーグラウンドには実は複雑な思い出がある。高円寺のTUTAYAにCDを借りに行った際に、ゴイステの隣に並んでて、なんとなくの気分で借りてみた。多分インディーズ時の「かよわきエナジー」。

聞いてみたら結構よくて、板橋に住む彼女の家でよく口ずさんでいた。今でも探せば、その時のMDはあるかもしれない。そんなある日。渋谷のON AIR WESTでライブがあり、観に行くことになる。しかも、対バンは何故かリンドバーグ。ここで悪い癖が出る。その栄華盛衰を、リンドバーグファン溢れる会場で阿呆みたいに語り倒したのだ。その結果、ファンの矛先が彼女に向けられる。「蹴られた……」との悲痛な助けを無視し、僕はゴーイングのライブに、拳を振り上げ声援を送っていた。むしろ、邪魔するなとさえ思っていたかもしれない。

ライブからの帰路で事件は起こる。忘れもしない。QFRONTの前の坂道で、いかに僕の人間性が最低且つ愚かであり、そのとばっちりに私が巻き込まれたかを、彼女に力説された。

そして、別れを告げられたのだ。動揺したが、プライドが邪魔して平静を装った。くるりと向きを代え、駅に彼女は迷い無く向かう。ライブに誘ったのは僕だ。楽しむ上でのスパイスとして、極上のこぼれ話を披露したはずだった。良かれと思った行為だった。今思えば、悪いことしたなと思う。その晩、僕がどう過ごしたのかは全く覚えてない。

その後、彼女とは色々あったのだが、お互いに新しい恋人ができて、疎遠になる。もう、二度と会うことはないだろうな。


話は変わるが、今日の打ち合わせでM田が、もう曲を書けない状態になってると聞いた。新曲が微妙だと何人から聞いた真実の行方を具体的に教えてもらう。正直、知りたくなかった。

あれだけ夢中になった人生の全てであったバンドも終わっていくのか。裸で勝負し、自らの身を削って表現する人間が輝く時間は限られている。『人間』に到達してしまったのは、むしろ悲劇だったんやろうな。あれ以上は絶対に無理やもんな。パフォーマンスの狂気に限界を感じて、死ぬ思いで作った曲が本物すぎて、もう充分役目を終えたんやと思う。自殺してもおかしくないし、今回の話を聞いて改めて極極やってんなと思った。


『トワイライト』より好きな曲だ。

廃人ロングシーズン

10/21

昼まで惰眠。夕刻より梅田で『カイジ』鑑賞。

風邪気味で薬を飲んでたせいか、途中で寝てしまう。おもんなくはないけど、映画でやる必然性が無いと思った。二時間ドラマで充分だと思う。

カイジって「勝ち組」「負け組み」に異常なほどに固執した内容だが、福本先生が描きたい真意は何なんだろうか。読み手は「すげー気持ちわかる」とカイジの世界観に身を陶酔させ一抹の落ち着きを掴むけど、そんな奴らを一番毛嫌いしているのが福本先生自身な気がしてならない。

10/22

14時より江戸堀で打ち合わせ1件。次号のネタ出しの為、北新地まで歩き、一時間ほど徘徊。カレー食って帰宅し、不具合の起きたPCと格闘五時間。

休みも終了し、明日からまた日常に追われる生活が始まる。


ちなみにカイジの主題歌はカスだった。どう考えてもフィッシュマンズしかない。