状況が裂いた部屋

久しぶりにダブルオー・テレサを聞いている。本当にいいバンドだし、解散して欲しくなかった。

曽我部さんがセカンドアルバムをプロデュースし、そのまま曽我部さんのライブでサポートを担当。曽我部恵一の名盤『Strawberry』が生まれたのも、ダブルオーに触発されたからだと言っても過言ではない。『キラキラ』の1000倍いい。初めて針を落としたときの衝撃は凄かったし、部屋で踊り狂い、その模様は『QJ』に書いた。

本日はバイト。ちなみに、明日もバイトである。原稿は一切進んでおらず、ひたすら酒を飲んでいる。ビールに、ハイボールに酎ハイ。とんでもない原稿が溜まっているが、来週の3連休で片付けるつもり。

バイト先の知人が同じ大学なのだが、僕が履いてるTOPPERのスニーカーに食いついた。「僕、昔スポーツショップで働いてたんですよ」。そこからラグビー話になり、彼が関学の体育会系ラグビー部に所属していた事実を知る。ポジションはロック。関学のアメフトと言えば浜田さんのマネージャーから、内田恭子と結婚した人までいるのに、ラグビー部の成れの果てがテレアポとは……。ただ、彼はバックパッカー的な人間なので、自ら人生を選択した人間なんだろうな。

そういや、昨日見た夢が、立ち飲み屋で飲んでる内容だったのが、そこでも一人で飲んでいた。そして、近くに居る若い女子に意を決してしゃべりかけ、彼女らが別の席に移動するところまで克明に覚えている。本気で凹んだ。

すべていつわりの家

10/6

取材で大阪奔走。行きしなの環状線で、偶然にも先日取材したモロッコ料理屋オーナーと出会う。なんでも、今から長渕に衣装（タンクトップ）を届けに城ホールに行くのだとか。途中、時間ができたので島之内にあるカメラマンK君の事務所にお邪魔。1階がスタジオで2階が事務所の広大な空間。もう1人の先輩と、たった2人で事務所を立ち上げたとの事だが、なんと家賃80万と聞き驚愕。しかも、K君はまだ25歳。「カメラマンって儲かるねんなぁ……」と思いながら、流石にバイトやってるとは口が裂けても言えなかった。


10/7

朝から、大正区の銭湯を取材し、昼より神戸に移動。ジャマイカ、エジプト料理を喰らう。両方ともオーナーが外人で外人コンプレックスな僕も、取材という体ならなんとか会話することができた。カメラマンにサーフィンに誘われる。腹が出てるから、ダイエットしないと。

夜、台風で寝付けず。鉄骨の安アパート住まいの為、半端じゃない揺れが我が家を襲う。途中、電信柱が倒れて我が家の壁をぶち抜き、僕の顔面に突き刺さるという妄想（火の鳥で義経が死ぬシーン）に取り付かれ夜明け前を迎える。


10/8

福島でインド料理取材。そして、目下原稿地獄とアポ入れ地獄。一ヶ月丸まるこのペースで仕事が続けばいいのだが、明日からは皆様ご期待通りアルバイトという名の搾取が始まります。仕事の内容以上に、向上心が吸い取られる掃き溜め空間に身を預けるのが憂鬱だ。

DARK STAR

ロハスネタは「睡眠」でOKが出る。テンピュール買う金が無いので、自分の腕枕で寝ます。

今日は京都・出町柳でデッド仕様のワーゲンバスを取材し、その後は心斎橋のロシア料理屋へ。スタッフが、死ぬほどいい人だった。

明日は、大阪３軒。そして、明後日からは遂に銭湯取材も始まる。そういや衝撃の結末が売りの「ミスト」を見た。結末はカスだが、なかなか面白い映画だった。