バーンファインドからの「お弁当は温めないでも成立すべき」 | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

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自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。

5月17日 曇り  AA搬入からの埼玉群馬方面へ


今月も結局は上手く渡り歩く日々。一つ終わると、空き時間がうまく埋まるスケジュールに。


ありがたいですね。


ありがたい、ありがたい、と思っていると、また連絡が。昨日はこちらの方、間違いだらけのクルマ選びの著者、島下泰久さんから連絡があり、バーンファインド案件対応でした。



誰ですか?間違いだらけのクルマ選びとか言ってる人が実践?、、、とか言ってるのは!(爆笑)こういうことこそ尊いと思いますよわたしは!なんでもビートがあってしばらく、10年前後とか?動かしていないクルマだとか。


島下さんはジャーナリストで最新のクルマのインプレッション、評論も精力的に手がけられていますが、一方で、過去の名車のサルベージも実は多数行っておられます。そんな時にはよくご連絡をいただき、微力のお手伝いをさせて頂いております。


武蔵野の軒先にビート。最後のバージョンZですね!しかしトラックを入れるとギリギリ。荷台降ろせず。仕方ないので、(架装メーカー極東さんの説明書ではやめてくださいと書かれている方向で)ウインチで少し前まで迫り出させて、体勢を変えて再びそこから斜面のついたままの荷台へウインチとハンドル操作でどうにかこうにか、、、


いろいろコチャックセンセイではあるものの(笑)ミッドシップ=フロントは軽いクルマゆえハンドルでの操作は楽でしたが。








しかしすごいな。酷いというか、圧巻のエイジング😊


しかし、クルマに歴史あり。動いているクルマはもちろんですが、この覆われた砂埃もやはり、このクルマの歴史に他ならないのです。ことと次第によっては、日々使われていても過走行でフェータルの症状発症で泣く泣く廃車とか、事故で全損とか、すでに土に帰ってしまった同型も少なくないはず。


縁あってオーナーのもとに嫁ぎ、そしていろいろな経緯でここで眠ることになった、その証でもあるのでしょう。


なんでも群馬でご縁があってオーナーのもとに来たクルマとのこと。今回再び群馬に戻ってリフレッシュ!となる模様。はてさてどうなりますか。そうそう今日明日でどうにかとはいかなそうですが、また元気に走る日が来ることを祈りましょう。


ちなみに、横にいるこちらもセンセイ救出のシトロエンですが、これ、どうも私が昔乗っていたBXそのものみたいです。ご縁感じます。なんなら私もこの個体改めて買おうかと悩んでいたほど。それもなんですのでね。ありがたいことですね。







そして下ろしたあとは、太田の道の駅でお弁当。


最近道の駅のお弁当コーナー覗くの結構好きなんです。もちろんレストラン、食堂で温かいものをというのもいいのですが、地域の方が揃えた食材で仕込んだお弁当。


例えば同じお稲荷さんでも、出汁の味付けや、添えられた香の物の類、やはり地域性が出たりしますよね、、


なかなかうちに帰れず、しかしどこか懐かしく、温かい温もりのようなものが感じられるものです。


道の駅おおたは常設の食堂のようなものはないようでしたが、フリースペースでテーブルが用意されていますし電子レンジもあるので、こういうのをいただくのにはもってこい。


昨日は生姜焼き弁当でした。でもわたしは温めないでいただきました。お弁当、最近はなんか温めるもの、みたいになってますが、基本は冷めてるものでしたね、私が子供の頃は。それでも美味しいと思えるのが弁当の世界観ではなかろうかと。


この生姜焼き弁当も、トマトとかお漬物がいたりして。こんなのもアツアツになる、はお肉が温まったに勝って違和感に思うのですね。生姜焼きもこのままでも美味しかったし。あと、こういうのに入っているお米、ご飯が、冷たいままのを噛んでいくと特有の甘み感じられて良いのですよね。


ご飯に載った昆布の佃煮と唐揚げ。こういうところにも作ってくださった方のこころを感じますね。予想以上に美味しく充実のランチとなりました。地元の野菜とかも売っているのでまた寄ろうと思いました。


ちなみに、道の駅おおた、国道17号バイパス上武道路沿いですが、入り口は側道にあって、出る時は側道をまっすぐで本線合流かな?と思ったら、出口の信号からは側道跨いで直接本線に戻れるレーンがあります。戻りやすいですね!


あまり大きな道の駅とは言えないかもしれませんが、一休みの場所としては貴重、昔新卒直後この辺り回っていた時はここなかったものなあ。新しくできたんですよね。


建物の中には太田の誇りスバルが鎮座。小さいけれど、ちょっと動かすだけで、このクルマの偉大さはわかりますね。しかし可愛いですね。お弁当に入っていたトマトはこれのオマージュかな?😊


時々思い出して声をかけてくださる島下さんはじめ、なんだかこういうご縁の賜物ですよね。その日その時にここに来たこと。これだって用事なければないこと!最近とても強く日々感じるのですよね。なんでもない日常こそが、たまたま偶然奇跡的にそこにいて、そんなふうに過ごせたことの繰り返しなんだと。


万物に感謝、ですね!ありがとうございます♪