ちょっと打ち合わせもあり、夕方からアウトレーヴに赴く。
お店の前に綺麗なレパード・Jフェリーが。
タイプX、4100ccのV8エンジン車。
サンルーフ、鍛造ホイール、スポイラー付き。
そしてこのクルマの場合おそらく一番問題になるところ
内装は「ポルトローナ・フラウ」のレザー。
距離はずいぶんたくさん走っているものの、年式相応の走行距離がこのくらいという年式。
それはわたしも歳をとるはずである🤣
ムッシュのご厚意で一回りさせていただきました。
ダイナミックだしスムース。
そしていろんな操作感が滑らかでしっかり重厚。
最近では幸運なことにシトロエンやアルファロメオなどヨーロッパ車も動かす機会の多い環境にいて、確かにそれらがもたらすワクワク感や特別な高揚感。アクセルに特殊な引力さえ感じられる、吸い込まれるようにアクセルを踏み込みたくなって、そのお返しに目眩く昂揚感がもたらされるあの感じ、、からすると、地に足のついた感じは否めないです。
でも、とても滑らかだし、きっちりリニアに加速していく感じは、絶対的にドライビングプレジャーを担保してくれます。個体としてのコンディションがいいのもあるかもですが、やはり周囲の眼差しは気になりつつも、日産のエンブレムで雲隠れしつつも、エンジン屋さんが情熱を傾けて作ったエンジンのクルマに乗っているんだという自覚は、多分忘れることはない感じ。
あ、この瞬間が日産車だね。
だし、
美しい妻と、、、
一緒でなくても夜道の1人ドライブも十分楽しめる懐かしい日本車。
まだまだ豊かだった頃の日本車なのだと痛感させられる一台でした。
わたしの人生、V8エンジン車と共にしたことがまだありません。一度してみたいと思っております。そんな折に、この個体、まもなくストックリストに上がるとか。
エグザンティアと入れ替えると、いけないこともない、か。するかどうかは別として。しかし持ち続けるとなると、割り増しの4,000ccオーバー車、税金のことはやはり気になってしまう程度にはわたしも小市民。燃料ポンプも更新したばかりだし、いくら金運アップに良いとて、ゴールドのLクラス車並べている場合でもないかな?と一旦は落ち着くことに努めたり🤣
修理から上がってきたばかりのエグザンティア。
危ない危ない💦
期間はどこから突如現れるとも知らないから「危ない」わけでありまして。
でも、またとないだろうな、こういう出会いは。
ロングノーズで、セドリックグロリア、シーマでもまだまだ違うが、インフィニティQ45ではやりすぎかな?という御人、確かにいいチョイス。こういうのを足に選びたい人生だったんだよな、、、
もう自分で思います。
「五月蝿いなあ、ごちゃごちゃと」
五月蝿くなるくらい妙味のある一台なのです!
夜風入れながら、アクセル踏み込むと軽妙に、しかししっとりと8気筒エンジンは軽々と加速していきます。意のままに曲がるし、ターニングサークルそれほど小さくはないものの、4880ミリくらいでしたね全長(ソラで書いてますが確かそんな感じだったはず。詳細は調べられたし。)それを感じさせない身軽さもある。絶対的に今の車よりは小振りなんですね。大田区界隈の路地も鼻先入れば割と難なくするすると。
やはりフラウレザーと思うと、それだけで、たとえシートの中身(あんこ)は日産が作ってる「側だけフラウ」出会ったって、やはり特別な感じ、さしづめ「少し早すぎて登場したランチア・テージス」とか、軽々に躊躇いもなく口をついて出てしまうのがわたしの悪いところか?でも正直、そんな感じさえする洒落た大型サルーン。
ま、よくよく縁があればわたしのところに来るかも知らないし縁がないかも知らない。こういうのは一旦天に任せるが吉。(あまり、忠実に出物をトレースしていると、それはだんだん執着にもなるのでよくありませんし😊)
五月蝿いですが繰り返しますけど
「でもいいなあ、、、」😊😊😊タイミング一月早ければこれだったかも知らません、C6でなくて。
当時の日産車みんなカクカクでしたが、その中で異彩。ちなみにこのエンジンはメインマーケットの北米市場向けにはないジャパンオンリーだったような。
こういうのが、日産のお店で買えたような国だったんですよ、日本も昔は。
実は今となってはそれが一番大事なメッセージなのかも。
令和の時代にこんなに素敵なJフェリーに、しかもアウトレーヴで出会えるとは。
今日の日の出会いに感謝せずにはいられません。
興味のおありの方、アウトレーヴのストックリストに間も無く上がるような。乞うご期待!