シトロエン2CVに、エンジンが二つ付いた四輪駆動があることは、本で読んで知っていました。しかしそれが日本にあったとは!そしてそれを私の周りで買う人が居ようとは!
昨年受領ののち予備検査を受けて年末に準備はできていたものの、もう陸事も手続き終了、、ということで、新年早々、年明け業務開始の1月5日に福島陸事は持ち込み。ナンバーがつくことにあい成りました!
もちろんオーナーは、年末に会津へしまいに行ったウニモグと同じ大畑先生。
年末に電話でカレンダーを確認!
5日からと聞いて、すぐに宿予約。
二本松のルートインは福島陸事から20キロほど40分くらい、なのと、一部積載車が停められる駐車枠(長めのスペースと、たっぷり目のオーバーハングが収まるスペース)があるのです。
陸事についてみると、新年ということで比較的空いています。
が、しかし、直前に揃った書類、ご本人に書いていただくわけにも行かないので代書(行政書士さんに書類作成)してもらう気できたら、前の通りに面した行政書士さんの事務所はまだシャッターが!福島まで来て詰んだかと思ったら、お隣の自動車会館にありました。
国内新規登録なので車検は3年!その自賠責、未経過自動車税の税申告等(そのほかこの手の一点モノの税申告は何かと億劫になってしまいます。)も全て済み、30分くらいお待ちくださいと言われたので登録は午後だなと思っていたら、ナンバーが出てきました!「封印しに伺いますのでプレートつけてお待ちください」こんなクルマ(こんなとか言わない🤣)の登録、要は30分で終了。
次からもここにきたら自動車会館の代書コーナーにお願いしたいと思いました。
まあ、隠してもおそらくこれ一台だとは思いますけれど😅
ナンバーがついた途端お天気雪?というのでしょうか、お天気雨の雨が雪になった版が降ってきました。
歓迎されてるような気になってしまいました。
しかし驚いたのは車検証そのものです。A6?のかなり小さなもので隅にチップが入っていて、そのデータをQRコード経由でチェックするそうです。
しかしその分記載事項は減り。なんだか記載事項少なくして、QRコード経由でWEBでチェック、とかだとなんか今風ですが、かえって回りくどいような気がするのはわたしだけでしょうか?この国のIT化の流儀ですね。もっと思考自体スッキリさせて制度、仕組み設計しないとかえって無駄が多くなったり、IT化のためのITみたいなことばかりになると感じました。
ともあれ、この小さな車検証、どうもこの日からスタートだった模様。このクルマで初モノとはなんだか縁起がいい感じですね😊
こんな本でしか見たことのないシトロエン。
2CVサハラですが、昔西武自動車の時でしょうか、時の輸入代理店が数台入れたというから驚きです。サンプル輸入という形なのか。実際にダム建設の現場などで活躍したのだとか。
寒い時期に東北に登録に行き思ったのですが、空冷エンジンということもあり割とびっくりするくらいかかりのいいエンジン。細いタイヤ(とはいえ重量増に合わせて155幅のタイヤに拡幅。それに合わせて専用のブリスターフェンダーになっています。タイヤはトラクシオン・アヴァンのものと同じだそうです。)極寒かもしれないのダム建設の現場でも絶対的に軽い車重と相まって重宝されたことでしょう。
前後輪それぞれに1機ずつ425ccエンジンを持つ面妖なこのクルマ。しかし操作してみると、望外、拍子抜けするほど全うです。コンベルティセリ⇨Cマチック、毛細血管のような細い管の中の油とガスのやり取りで車両を制御するハイドロニューマチック、細い櫛みたいなところを選んでるDSのセミオートマなど、事実を知ると鳥肌が立ちそうでありながら、案外なんとかなってる技術の数々からしたら、よほど安心感のある挙動のクルマなのです。シフトはインダッシュからフロアへ移るものの、パターンは同じ。たぶん床下の棒が前後つながっていてクラッチも一緒に動いて、走り出す。そんな感じの挙動でした。
スターターは前後中のエンジン別々。キーが抜けた時のために、前のエンジンの鍵はうさちゃんのシールが。今年は卯年ですよ!😊
したの小さなレバーはトランスファー的なものではなく、前のエンジンだけか、後ろも使うか、を選ぶもの。ちなみに前だけだと基本的には極めて重たい2CVといった感じ🤣
ただ、個人的には、大きさ的に、
2CVサハラとウニモグの前進後進セレクターのギヤが大きさ的に似ていて、間違えて操作しないように注意したいと思いました。(蛇足🤣)
2023年、
早くも盛り上がってまいりました!
特殊車両で楽しい年末年始となりました♪