去年のエイプリルフールがようやく終わった感じw(実は間近でみるのは初?S660納車されました!) | 自動車コラムニスト中込健太郎のブログ『込氏のブログ』

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自動車ライターですが、最近はノリで買った積載車が忙しく、レッカー・搬送、搬入搬出、自動車何でも屋みたいになっております。自動車絡みだったりじゃなかったりの日々を綴ります。

大安で建国記念日、2月11日、S660モデューロXバージョンZ納車されました。

 

 

S660、買おう買おうとは思っていた中で突然受注停止のニュースを見て、また詰んだか?と思いつつも話だけは聞いてみようと、たまたま通りかかった近所のディーラー、でも連絡先も付き合いのある営業の方もいないのでググって電話。βでもいいから(むしろ最終型のαβのアピアランスも結構好き。)一台くらいあったら発注しちゃうかも?なんて思いつつ翌日は定休日だったので、翌々日の朝一番に商談予約したのでした。

 

 

 

 

 

いざ話を聞きに行ってみたら、何やら差し出されたカタログセットの中にバージョンZのパンフレット。もう売り切れてるから記念に差し上げますよ、とかかななんて思っていたら、はじめましての営業K氏。挨拶もそこそこに「実は早急にお耳に入れなくてはならないことがあります」とか始まりました。「実はまだ一台だけ、うちの販社ではバージョンZの枠持っているんです。一昨日お電話いただいた時に、とりあえずこの商談時間までは押さえておこうと思って取ってあるので、ご希望でしたらお買い求めいただくことは可能です。」と曰う💦

 

 

 

▼ダブルクラッチ合同会社がわたしの会社🤣ウェルカムボードで歓迎されてしまいました。

 

何度か縁あって広報車で旅に出たこともあるモデューロXはその快適性もよく知っていていいクルマなのは心得ていたつもりです。でもそれはすでに、S660の受注停止の随分前にすでに打ち切られてい他ことは知っていましたから、バージョンZ云々以前に、そのシリーズは手に入らないという頭で商談に向かっていました。大体バージョンZ、まあ、プレミア価格でもなくて、いろんなオプション装備、塗装などのエクストラコストを足し上げた価格であるとは言え、そんなクソ高いクルマを買うなどという頭は全くありませんでした。むしろ「残念!お金貯めて買おうと思っていたらもう売り切れなのですねわかりましたさようなら」とか言って終わりかもというくらいのつもりでした。さらにこう念を押されます「まあ、突然のことですから選ばれないのも全然いいのですけれど、この商談時間過ぎたら、全営業に開放されますので、そうなればどなたか別の方がお求めになるかもしれません」と。

 

 

 

▼昔書いた雑誌を読み返したり🤣ここで触れていないところに出かけてみたいもの。

 

この段階で、α、βの話を聞くことは以降ありませんでした。私の一存ではなんとも!なので、金利は想定外だが、手持ちもないし比較的繰上げ返済などもフレキシブルな「残クレ」というお友達も気づいたら私の隣でずっと前から友達じゃん!みたいな馴れ馴れしい態度で座り始めていたのでwホンダファイナンスさんに最後の判断は委ねることにしました。(要はローン審査w)確認電話がかかってきて出たら「この度はホンダS660のご購入とホンダファイナンスのご利用ありがとうございます」とか言われて、なんかもう購入の契約済んだみたいな言い方をされてずっこけてしまいました。電話を切るとたちまちK氏のパソコンに承認の連絡が行ったようで「OKです」と渡部篤郎風なK氏はにこやかに走ってきてくださいました。

 

 

 

▼納車⇨お出かけ。わたしの感覚ではそれをやりたくもなるのですが、今回はその前にコーティングに!納車はエルフにて参上🤣

 

まあ、買うしかないですよね。

ということでサインして注文。

2021年のエイプリルフール(4月1日)の出来事でした。

 

この時納期は10ヶ月。そんな長く待つ車を買ったことはないのでビビりました。買ったこと忘れるんじゃないか。ホンダさん、覚えててくれるかな?とか。とにかく長いのでできればいくらか手付けというか、入れて欲しいというので、うちへ帰って銀行へ行き、午後出直しますと一度退散。午後再び訪れると、何やら隣のテーブルは赤いバッジのシビックだったか、で整備かなにかで来たお客様が、平日の昼下がりなので空いた店内、ついつい聞くともなしに聞こえてしまったのですが「S660の最後の一台、どうなりました?」とか聞かれてます。「実は今朝お陰様でお買い上げいただけました。」とか答えているではないですか!!(それは僕のことかな??)それを聞いてお客様は「え!まじですか!もし残っていたら、僕買おうかと思っていたのに!!」なんだか悪いことしたかなあ?という気さえしました。Kさん、そんなことを言って実は何台か予備とかあるのではないか?などと思ったのですが、ほんとにラスイチだった模様。これは私が買ったクルマでよくあるのですが「軽い気持ちで購入してみたら後でことの重大さに気付かされる」というやつです。

 

 

 

 

でも、振り返ると単一車種であんなに代わる代わる広報車をお借りして乗ったクルマもなかったし、そんなクルマのロングドライブ性能も実感していました。伊勢神宮に朔日参りに行ったこともありました。(たぶん並ならぬご縁はこの時にできていたのかもしれません。)軽自動車としては高価ですが、内容は偶々軽自動車の枠に入っているだけで、専用部品のほか、登録車のキャパシティを持つ懐が深く、量産車の流れで作れるものではない手の混んだつくり。純然たる内燃機関のクルマで800kg少々の車重のMRカー。この価格でなくても金輪際2度と生まれないかもしれない。とは言えケーターハムよりは文化的で日常の使用にも耐えるクルマである。細々と営業活動でも乗りたいのだが、ランニングコストは安い軽自動車は今の自分(と自分の会社)には非常に助かる。加えて、偶々別件の仕事で前を通ったディーラー、ここをググって電話をかけたのが、川崎・横浜の住宅地エリアの販社の、しかも店舗もまさにそういうエリアのお店、走りを求めるクルマというよりも、ピープルムーバーのミニバンやNシリーズ(軽自動車)が中心の店舗。だからこそ残っていたのかもしれません。そこで、電話をしてみようと思ったこと。電話をかけたときにKさんが取ってくれて、気を利かせて押さえておいてくださったこと。。。。。一つも欠けたら購入していなかったかもしれないというクルマ。中古車ではわかりやすいが、新車でこういう出会いがあるとは思いませんでした。

 

 

 

 

でも、こんなの買ってる場合ではない、、という思いもありつつ。しかし商談予約の電話を掛けたのはキャンターの運転席からだったような気もするし、そのキャンターはその数ヶ月後エルフとチェンジになったわけで、先々何があるかなんてわかりません。だからこそ買ってよかったとさえ思います。

 

そんなS660がつに納車になったのです。最終年度ということでしょうか、車体番号からすると3000台を超えたところですから、確かに今までのデリバリーのペースを考えると随分な台数、最終年度で世に出したのだなあと思いました。深みのあるカラー、ソニックグレーは思った以上に大人っぽく素敵。私は乗りっぱなしにしがちなのと、オートサロン でお声がけくださって誘っていただいたこともあり、納車されるや否や私の積載車に積み込んで、江戸川区のアクティブガレージの阿部さんにお預け。コーティングしていただくことになっております。しかしその積み込みの時の操作でも、こんなカッチリしてたっけ?というしっかりしたもの。(ホンダアクセスの広報車は慣らしなどもしてあったろうから)これは乗るのも楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

納車式の時にはお花をいただきました。サプライズですねw納車でお花をもらうようなクルマを買ったことはなく、お店がどうのではなくて、これまではそもそも個人売買的なものや解体予定のを拾ってくることも多かったので、これだけでも今までになかったことで新鮮、案外嬉しいものですね😊ただ、花束と一緒に「エヌバンの件もぜひ!」の一言を忘れなかった敏腕営業マンK氏、同い年とのことだがなかなかやるな、と思いました🤣

 

 

 

▼筆者とS660。改めて、小さいですね。

 

 

来月からは支払いが始まりますので憂鬱さもありますが、持論としてはそれ以上のパフォーマンスで楽しめば良いということなので、せいぜい楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

実はこのほど、新たなアイテムの代理店や、モビリティで世の中のお手伝いをしていく新サービスも計画しています。そちらの営業活動も始まりますので、仕事グルマとしても活躍しそう。やはりキレイに保つ!汚れても洗いやすい!は大事ですよね。仕上がりが楽しみです。

 

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