一番最初にきづく人間関係は、家族である。
父親や母親であり、地域社会である。
だからこそ、父親や母親とどんな人間関係をきずけるかが
大切なのである。最も幸運なのはいい両親に恵まれた人である。
いい祖母や祖父に囲まれた人は幸せである。たとえ、そこできずけなくても、いい友人に会えた人は幸せである。地域で心が通じ合える人がいたことは幸せである。いい先生にめぐりあえた人は幸せである。
ここでの、「いい」とは、愛されてそだった、いわば自己評価の高い人である。そういう愛されて育った人と心からふれあえた人は、幸せである。
そういうチャンスがないままに、生きてきた人がいる。
不運である。愛をしらないで生きてきたのは、不運である。
彼らは大抵、自己評価が低い。
そして自己評価が低い為、人間関係が貧しい。
かろうじて何かの人間関係で繋がっている。
笑いたくない時に笑い、話したいことがあるのに笑顔で聞き役のような
人間関係でのみ繋がっていたりする。
誰もありのままの自分を見てくれないにもかかわらず、自分で自分さえも侮蔑する。なんだかわからない感情を知能が低下して言語化できない感情を、抑圧して生きている。押し殺したその感情は、無意識に沈殿し
おぞましいどすぐろいものへと変化していく。
その闇の感情は、だんだんはっきり意識され、明確に世間に対して
敵意を向けるようになる。
敵意をもった闇の感情があり、それをつなぎ止める家族も友人も
世間もない。犯罪予備軍の出来上がりである。敵意をもった闇の感情が
自分に向けばリストカットや自殺、他者へ向けば暴力となる。
その全ての出発点は、親との関係である。
親に愛されて育った子供は幸運である。