テレビ東京で放映中の
「世界を変える100人の日本人」（毎週金曜日・20:00－）にて
ワッツ・ミサカさんが紹介されます
ミサカさんこそは、
あの田臥勇太選手より半世紀も前に
米ＮＢＡでプレーした日本人なのです。
ときは、戦後間もない1947年。
大学で２度、全米チャンプに輝いたミサカさんは
期待のルーキーとしてニューヨーク・ニックスに入団します。
上は、ニックスが初めて発行した機関紙の表紙。
左側の大きな写真の真ん中がミサカさん。
期待の大きさがうかがえます。
しかし、ミサカさんはシーズン開幕わずか13日後に
解雇を言い渡されてしまったのです。
理由を知らされることなく。。。
なぜ、ミサカさんは解雇されてしまったのか。
生まれ育ったユタ、
両親の出身地である広島、
そして数々の栄光を手にしたニューヨーク、
ゆかりの地に足を運び、ミサカさんの半生とともにその謎に迫ったのが
初の単独著書となった
「日系二世のＮＢＡ」（情報センター出版局）です。
ミサカさんに初めて電話をしたときのことはいまでも鮮明に憶えています。
なんとか手に入れた電話番号を見つめながら
電話するかどうかを悩みました。
スポーツライターとして走り始めようとしていたときに出会った
心が震えるような「ワッツ・ミサカ」という素材。
でも、断られてしまったらそこですべてが終わってしまうし
なによりも幸せに暮らしているミサカさんにとって
その時代のことを話すのは辛いことかもしれない。
そんな権利が、赤の他人である自分にあるのか。
ましてや英語、しかも電話。
自分の思いを伝えきる自信もまったくなかったのです。
ようやく受話器をとりあげたのは、1週間後のことでした。
・・・ということで
今日から番組放映日の5月7日（金）まで
ワッツ・ミサカ特集をします。
もちろん、旅の情報ももれなく入れながら。
乞うご期待！！
明日の旅が晴れますように。