ゴミクズ製作所 -3ページ目

ゴミクズ製作所

燐貴プレゼンツ・ゴミクズ製作所。日記メインのブログに御座います。どうぞ、お暇な人もそうでない人も、目に留まったのでしたらお立ち寄り下さいませ…。

過去日記を見返してて全てを削除したくなってきた。ゴミクズ製作所の燐貴です。むしろ死にたくなってきた。


今日は昔話シリーズを一旦止め、普通の日記に変更してお届けしたいと思います。桃太郎はまた今度。

で、唐突に質問なんですが、皆さんは‘頼られる人’ってどんな人だと思いますか?

例えば、鋼の肉体を持つ屈強な男。

例えば、折れぬ信念を持つ人。

例えば、聡明で冷静沈着な人。

その他にも多々例はあると思いますが、他人に頼られるというのは、少なくともその人を信頼しているとか、惹き付ける魅力があるモノだと僕は思っています。

で、自慢では無いのですが、自慢では無いのですが、もう一度云いましょうか?


自慢では無いのですが。決して自分が魅力とダンディズム溢れる漢とは云いませんが。


僕は周囲から色々と相談を持ち掛けられる事が多い。

何で僕に…正確に云うならば、こんな自堕落な生活をしていて、適当な性格をしていて、あまつさえアキバ系の僕に相談を持ち掛けるのか、謎で謎で冷麺すら喉を通らない有様です。

まぁ、そうやって頼って貰えるのはとても嬉しいのですが、その相談内容ってのは毎回様々なモノで、中には簡単に解決出来るモノから、どう考えたって解決出来ないモノまでありました。


流石に彼女に浮気の疑いがあるからって素行調査とか無理だから。探偵でも雇え。


相談には乗ったけど、依頼された時は本気で引いた。僕がそんな事をしたら、単なるストーカーとして警察に連行される事必至じゃねぇかボケ。

まぁ、本当に無理難題を云ってくる友人知人も居て、時々全てを放棄して布団に潜り「ナンマイダブナンマイダブ…」と唱えたくなってしまうんですが、放っておくとその人達が何をするか判らないので、結局最後まで付き合うハメになります。

で、そんな相談の中でも、最も多いのは、やはり恋愛相談。

あの娘が好きだの、でも告白出来ないだの、青臭いったらありゃしません。

まぁね、僕の年代で結婚する人もいますが、まだまだ恋愛する人の方が多いと思うので、構わないとは思うんですけどね。

しかし、恋愛相談ってのは、実は結構厄介な部類に入りまして、友人知人は知っていても、大概その相手の事を知らないものですから、まずはそこから聞き出すわけですよ。「好きな娘がいるんだけど…」「へぇ~どんな娘よ?」といった感じにね。

そうじゃなくとも、今付き合ってる彼氏・彼女の事を相談される事もあります。まぁ、どっちにしろ、そいつの相方を僕は知らんから聞き出すハメにはなるんですが。

己を知り、敵を知れば百戦危うからずといった言葉もあるように、まずはその対象となっている相手を知らないとお話になりません。

でもね、新たな恋愛に目覚めた奴等は相手の事を良くしか云わないし、恋愛中の奴等は大抵愚痴しか云わんのですよ。

要するに、偏った意見しか聞けないので、ある程度は想像して脳内補完しかないわけです。こういう時に妄想のスキルが役に立つってのもどうかと思うが。

まぁ、少し真面目な話をしますと、恋愛の問題なんて、大概は勇気が無い、決意が足りない、互いの意見が曖昧で像を伴っていない、感情から一方的な意見の押し付け合いになっている、気持ちが合致していないといった事なんです。

ここから珍しく凄く真面目に書かせて頂きますが、そういった問題が何故発生するかというと、本人や相手、或いは周囲の状況が絡み合い、考えるべき事が多すぎて複雑になってしまっているからなのです。

人間、感情だけで生きているわけではありませんし、理性だけで割り切れる生き物でもありません。その二つが鬩ぎ合っているからこそ、物事を複雑に捉えてしまうのです。

では、それ等を解決するのはどうすればいいのでしょうか。

答えは簡単です。複雑になっているモノ、曖昧なモノに意味や名前、ヴィジョンを付け、一つ一つ紐解いていけばいいのです。

勿論、問題は多々ありますが、絡まったモノの一つに答えを出せなければ、全体の答えなど出せようもありません。

しかし、大抵の場合、複雑にしているのは当事者である本人自身なのですが、それに気付かない人は、どうやら僕が思っているよりも多い様に感じられます。

まぁ、僕とて完璧な人間ではないので、誰もが納得のいく答えを提供してあげる事は無理です。相談されても、答えを出すのは僕ではなく本人ですからね。僕はあくまでアドバイスをするだけです。

ですが、僕は声を大にして云いたい。その問題は、本当に貴方達が思っている程複雑な問題なのかと。

まぁ、人ってのは大概を複雑化して考える生き物ですから、「そうだ」と云われれば吝かでもないのですが。


何か話が逸れてきたので元に戻しますが、僕は元・心理を学んでいた人間なので、相談に乗るのはいいですし、悪い気もしません。

しかし、しかしですよ?

僕にはどうしても納得出来ない事が一つだけあります。納得出来ないと云うか、最早問題と云ってもいいんじゃないかと思っている事が、一つだけあるんですよ。

人生相談でも恋愛相談でも、ぶっちゃけ何の相談でも受けますが、


約4年間も彼女居ない俺に恋愛相談ってどう考えてもおかしいだろ。お前等全員表出ろやコラ。


何の嫌がらせかと思うね。そんなに僕の周囲の人間は、僕の心を蹂躙して面白いのかと。

いえね、それが巨乳でメイドでツンデレな娘に「実は燐貴さんの事好きなのウフ」とか云われたら僕の心だって癒されますが、それ以外の恋愛相談なんて、心のレイプに他ならないですよ。もうお嫁に行けない。

で、僕は超絶モテない事でなら世界と獲れる漢なので、実は好きでしたみたいな、僕にLOVE的な要素の相談は一切皆無という悲惨な状況が毎回出来上がるわけですよ。軽く殺意すら目覚めるわ。

まぁね、悩みを聞いて解決して、本人が納得いって幸せならいいかなとも思うんですが、そんなんで釈然とするかドアホ。見返りが一切無いってどういう事だ。

いやね、見返りを求めて相談を受けているわけではないですが、時々は感謝の意を込めて呑みを奢ってくれるとか、誰か紹介してくれるとかしてくれてもいいと思うわけなんですよ。

それともアレか? 僕に恋愛相談してくる奴等は「燐貴ならそう簡単に壊れないから精神レイプしてやれ」って魂胆なのかムキィィィ。

いくら僕が芸人気質ツッコミ属性でサービス精神溢れるナイスガイでも、何度も心臓を刺されれば死ぬんですよ。僕の友人知人はそれを理解していない。

もうアレですよ? 僕を方程式で表すならば、燐貴=寂しさ×孤独-(優しさ÷強さ)+彼女居ない暦4年ってなもんですよ。いや何のこっちゃか全く判らんけど。

成分で表すなら、半分は優しさで出来ています。もう半分は愛しさとか切なさとか心強さとか。あとエロス。

そうそう。今更のネタなんですが、僕を脳内メーカーで表すと、金とHしかないみたいです。当ってるじゃねぇかチクショウ。

まぁね、ここまで書いてて、相変わらず何が云いたいのかサッパリなんですけど、相談されるってのも悪いモンじゃないねって事。いや全然そんな事書いてなかったが。


皆さんの周りには、真剣に相談に乗ってくれる人は居ますか? いたとしたら、その人を大切にしてあげましょう。

相談というのは、する側だけではなく、される側にも責任が発生するのです。その事を踏まえ、信頼出来る人間に相談する時は、その人の事も考え、何かしらの形でお礼をしてみるのもいいかもしれません。

もし、貴方にそういった相談出来る人が居なければ、ゴミクズ製作所に御一報下さい。年中無休・無報酬でいつでも相談に乗ります。


どうでもいいが無関係な僕に現場に立ち会えってのは無理な話だ。何度か修羅場に立ち会って心底後悔したよ。燐貴でした。

全身筋肉痛の何が悪い。ゴミクズ製作所の燐貴です。眼から脹脛まで全部痛い。


相変わらず休みがちだなとか思ってる内に、ついに7月になってしまいましたよ。

関東は今日から自動販売機で煙草を買う時にはタスポとかいうメドイものが使われるようになったわけですが、どうやらこのタスポ、一部地域では、普通に自販にぶら下がってるらしいですね。何の意味があるんだかさっぱり判らんこの制度。

さて、相変わらずいつもの更新時間に間に合わなさそう。日記一つに一時間も二時間もかけられるかってんだチクショウ。

そんなわけで、今日はさくさく短くをモットーに桃太郎を進めていきたいと思います。ではどうぞん。


僅かな緊張が張り詰める中、桃と雉の二人は、ジリジリと自分の間合いを取り合う。

「…」

誰も何も口にせず、そんな時間が数分続いた頃、ようやく雉が言葉を発した。

「良かったでござる…申殿の時みたいに、話を跨いだ瞬間に敗北しているという状況ではなくて…」

「いや、それホントトラウマだから云わないで」

数分振りの言葉に関わらず、いきなり過去の傷を抉られた申は、その場で静かに涙する。

「いくらサブキャラだからって、流石に同じ展開を二度は使わないだろ」

それに対し、間合いを計りつつも、桃は多少呆れながら答えた。

「犬・猿・雉ってサブじゃなくてメインな様な気がしますが…」

さらに、桃の言葉に対して狗がツッコミをいれるが、それに応える者はいなかった。メインがサブに降格なんて、今の世の中珍しい事じゃないって。

「紅茶に砂糖を入れすぎて甘い」

「いきなり意味判りませんって」

睨み合いの中、突然ボソッと云った桃の言葉にも律儀にツッコミを入れる狗の気苦労は絶えないだろう。

「むしろ間合いが甘いでござる! 奥義・茶漉し!」

吼えて桃へと突進すると同時に、雉は刀を横薙ぎに払う。

「当らんよ」

しかし、それを余裕の表情(?)で、右に跳んで避ける桃。

「それ以前に技名ダサッ! 茶漉して!」

技名が余程気になったのか、その部分にツッコミを入れる申であったが、それは誰の耳にも届かなかった。

「ふっ…流石は桃太郎殿。横薙ぎと見せかけた突きをあっさりと避けるとは」

再び間合いの取り合いを始めたところで、雉はニヤリと笑ってみせる。

「ならば…これはどうでござるか?」

一撃目を避けられた事は予想済みだったのだろう。雉は中段から大上段の構えに変え、腰を少し落とす。

「初撃を避けたのは見事。しかし、次の攻撃は絶対にウベッ!」

構えた雉の台詞が終わる前に、桃は一瞬で雉の懐へと潜り込み、顎に拳を叩き付けた。

「どうでもいいが、ベラベラと喋りすぎじゃないか? 隙だらけだったから、逆に罠かと思ったぞ」

「今回拙者の出番はこれで終わりでござるー!」

やれやれといった感じで云う桃に、殴り倒された雉は、意味不明な台詞と共に昏倒した。

「罠でも、あんな見えない速度で懐の入り込まれたら反撃のし様が無いと思うんですけど…」

それを見ていた狗は、笑顔を引き攣らせる。

「軽く跳んだだけだろ」

「どこまで規格外なんですか桃さんは」

存在が桃である事自体が色々と規格外だが、あえてそこは伏せる。

「それにしても、ひっぱった割にはあっさりと終わったっすね」

近くの岩に座ったまま、申は率直な感想を云う。そして、それに桃は腕を組みながら頷いた。

「そうだな。よっぽど管理者が今回は短く纏めたいんだろ」

「時間がいつもよりギリギリですしね」

裏事情をサラッと云わんでほしい。

「腹痛も相変わらずと…じゃあ薬出しときますねー」

だから裏事情…ってほっとけ。どこの医者だこの申野郎が。

「何か、色々あって珍しく真面目に考え事をしているらしいですよ」

管理人虐め反対。

「まぁ、どうやっても長く続くんだから、いい加減諦めればいいと思うんだがな」

だからほっとけチクショー。キャラの一人歩きしてんじゃねぇよ。

「ともかく、思ったよりも早く雉を見付けられたな。これでやっと鬼ヶ島編に移れるな」

そう云って、桃はコキコキと肩を鳴らす。

「この時点で、もうじじいとばばあの醜い骨肉争いを憶えてる閲覧者は皆無っすね。そもそも、元々の桃太郎と大きく話が違うし」

そう。これは血で血を洗う、凄惨で美しい物語…。

「では、山を降りましょうか」

無視っすか。

「それはいいけど、雉はどうするんすか? 完全にノビちゃってるっすよ?」

いい加減、体力も戻ってきた申が、雉を見ながら桃に質問をする。

「そうだな…先に麓の村まで帰っていてもらうか」

申の質問を聞き、桃は気絶している雉へと近付く。

「帰ってもらうって…どうやって」

「桃技・麓の村までワープ!」

云うと同時に、桃は雉を遥か彼方まで蹴り飛ばす。

『酷っ!!』

「あいるび~ば~~~くでござる~~~~!」

狗と申が同時ツッコミを繰り出し、雉は叫んで飛んでいった。これにて一件落着。

「さて、じゃあ村まで戻るか」

「…そうですね」

全く疲れた様子の無い桃の下山を始めた後ろ姿に、何だかもう色々と諦めた狗の、疲れた返事が山に吸い込まれていった。

続く。


今回は短め。自分の中の規定の時間に間に合わない。のが多い。

これでやっと桃太郎も鬼ヶ島編に入るわけですが、またここから少し長くなる予感がヒシヒシとします。どこまで引き伸ばすこのシリーズ。

まぁ、ボチボチ普通の日記も書きたいとも思ってますので、もう少し桃太郎にお付き合い下さい。

それでは、他にネタも無いので、今日はこの辺で。次回更新は明日か明後日。…に出来たらいいな。


このブログを知人に見られるってどんな羞恥プレイだ。やがてそれが快感に…なるはずが無い。燐貴でした。

筋肉痛ですよ。今夜は桃太郎の続きを更新するぞという意気込み。

相変わらず予定を守る事ができません。ゴミクズ製作所の燐貴です。待ち合わせとかは必ず守るんですけどねー…。


前回、次回更新が22日とか云って、全然守れてません。いや本当に申し訳ない。

いいですか皆さん。僕が云うのもアレですが、約束ってのは破る為にあるのではなく、守る為にあるのです。破る事前提での話をしたら、約束という概念なんていりませんからね本当にごめんなさい。

こう…何でしょうね…やっぱり自堕落なのがいけないんですかね。ついつい自分に甘くなってしまうんですよね私情って。

いや、いいや。何かまた云い訳っぽくなってきたので、さっさと本編へと進めたいと思います。

では、桃太郎の続きで始まりでおま。


申の森から二日程歩き、一行は扇山という山を登っていた。

「確か、麓の村の情報ですと、この辺りに雉さんがいるという話なんですが…」

額に浮かんだ汗を拭い、狗は桃へと話し掛ける。

「って云うか桃の旦那、どこまで登る気っすか?」

狗の質問に答える為に振り向いた桃に、申はゲッソリした顔で尋ねる。

「まぁ、雉が見付かるまでだな。狗も云った通り、この辺にいるという情報だからな」

疲れを隠せない二人に対し、桃はいつもと変わらない涼しい顔(?)で答える。

「最悪、頂上まで登る事になるかもしれんな」

遥か上方にある頂上の方を向き、桃は云うが、恐らくそこまで体力がもつのは桃だけであろう。

「頂上ですか…」

桃に倣い、狗も頂上へと視線を向けるが、その高さに軽く目眩を起こしてしまう。

「ここらで一寸休みましょうよ桃の旦那~。急いでも得な事なんて無いですって~」

そう云って、申はその場に座り込んでしまう。

「確かに…私も、もう足が棒の様です…」

我慢強い狗も、流石に今の状況が相当キツイのか、脹脛を擦りながら申の言葉に同意する。

「何? 狗ちゃん足疲れたの? 俺が優しく揉んでやろうか?」

「蹴り落としますよ?」

「十分元気じゃないか?」

戯言をヘラヘラと云う申に、狗は睨んで威嚇する。それを見ていた桃は、やれやれといった感じで溜息を吐いた。

「申が蹴り落とされるのはどうでもいいとして…」

「ちょっ! 良くないっすよ!」

桃が顎(?)に手を当てて考えながら云うと、即座に申がツッコミを入れる。

「確かに、二人共疲れているみたいだから、一度休憩にするか」

桃の言葉で、狗も近くの岩に腰を掛ける。

「ふぅ…流石に山登りは疲れますね」

云いながら、足を揉み解す狗。申はその行為を目を見開いて凝視していたが、それに気付く程、今の狗に余裕は無かった。

「そうだな。平地よりは多少疲れる」

足元にある拳大の石を拾いながら云う桃だったが、口調からは全く疲れを感じさせない。

「全然そうは見えないんですけど…と云いますか、石なんて拾ってどうしたんですか桃さん?」

拾った石をポンポンと軽く宙に上げてキャッチする動作をする桃に、狗は疑問を投げかける。

「ん? 危ないなと思ってな」

「その石がですか? 流石に躓いて転ぶみたないな事は無いと思いますけど?」

見たところ、何の変哲も無い石を桃が危ないと云う理由が判らず、狗はさらに疑問をぶつけた。

「いや、そういう事じゃなくな…」

「?」

頭上に疑問符を浮かべる狗に、桃は人差し指を上方に向ける。

それに倣い、狗が頭上を見上げると、

「落石が危ないなと」

「キャーーーーー!!」

疲れで気付かなかったのか、まだ距離はあるが、狗の頭上に大きな岩が落下してきていた。

「逃げっ…!」

慌てて逃げようとした狗だったが、疲れと驚きで腰が抜けてしまったらしく、座ったままの状態から動けずにいた。

「狗ちゃん!」

咄嗟に動こうとした申も、疲労した足で俊敏な動きは無理な様で、立ち上がるので精一杯といった様子になっている。

そして、岩石がもの凄い勢いで落下し、狗が半ば死を覚悟した瞬間、

「よっと」

桃が手にしていた石を、まるで軽く投げ捨てる様に岩石へと投げ付けた。

石が岩石に当たり、次の瞬間。

ガインッ!!

ぶつかったと思ったら、桃の投げた石が岩石を遥か遠くまで弾き飛ばしていた。

「…え?」

何が起こったのか今一つ判らない顔で、狗と申は、元岩石が落下してきていた場所と桃とを交互に見る。

「落石注意の標識でも立てておくべきだな。後で麓の村に進言しておこう」

そんなに大きな出来事では無かったかの様に、シレッと云い放つ桃。

「後は岩が落ちてくる音は無い。ゆっくり休め」

そう云って、桃もその場に座り、水筒の水を浴びる。

「え? って云うか、今、岩石降ってきたっすよね?」

「そうだな」

まだ状況整理が出来ていない申の問いに、桃は胡坐をかきながら答える。

「石で岩石を弾きませんでしたか桃さん?」

「そうだな」

申と同じく、まだ整理が付かない狗の問い掛けも、同じ様に答える桃。

「………」

場に、少しだけ静寂が下りる。

『いやいやいやいやいやいや! 無理だから!』

そして、狗と申は同時に手を左右に振りながら叫ぶ。

「まぁ、疲れていたのだから、無理に避けろとは…」

「いや、そっちじゃなく!」

桃の言葉に、またもや即座にツッコミを入れる申。

「普通…って云うか普通じゃなくてもですけど、小石で岩石を弾き飛ばすとか絶対無理ですから」

「そうっすよ! 漫画やアニメに良くある、粉々にするとか穴を空けるとかだったらともかく、弾き飛ばすなんて聞いた事無いっすよ!」

勢い込んで云う二人だったが、当の桃自身はそんな凄いとは思っていない様だ。

「ん? 粉々にした方が良かったか?」

「出来るんかい!?」

「誰でも出来るだろそのくらい」

「出来ませんから! 絶対無理ですから!」

普段と変わらない口調で云う桃に、二人はツッコミを入れる。

「ふーん。弾くだの粉々にするだの、二人共結構細かい事をきにするな」

『全然細かくない!』

やれやれといった感じで云う桃に、二人はまたもや同時にツッコミを入れた。

そして二人は改めて思った。桃は外見も異常だけど、中身はもっと異常だ。と。

「まぁ、そんな細かい事よりも、雉についての事だが…」

「細か…もういいです…」

桃の言葉に何か反論しようとした狗だったが、云っても無駄だと思い、言葉を途中で切って脱力する。

「申の後ろにいる、刀を携えた奴がそうだと思うんだが、どうだろうか?」

云って、桃は申の後方を指差す。

「ふふふ…流石は桃太郎殿…気配を殺していても、拙者に気付くとは」

そこには、腰に刀を携えた、一人の男が立っていた。

「あー…とりあえず聞きますけど、いつからそこに?」

「二時間程前から、ずっとお主等を付けておった」

二時間前というと…まぁ、山を登っている最中だったが、狗も申もそんな気配には全く気が付かなかった。

「そうですか。二時間もお疲れ様です」

「やっぱ頂上まで登る必要無かったっすね」

「…え?」

疲れた溜息を吐きながら云う狗と申の態度に、男は拍子抜けした。

「いやあの…もっと‘何!? そんなに前から居たのに気付かなかった!!’とか‘我々に気付かれずに近付くなんて!?’とか、そういった驚きは無いのでござるか?」

何を期待していたのか…まぁ、そういった事を期待していたのだろうが、男はあまりにも杜撰な態度に、つい本音を漏らしてしまう。

「え~…? 驚きなら、桃さんの今の一連の出来事でお腹いっぱいですよ~…」

「驚こうにも、インパクトが足んないね…」

心底どうでもいいのか、二人はぐったりとしながら云う。

「と云うか、俺は二時間前からずっと何で着いて来てるのかが謎だったんだが、やはりお前が雉か」

「やはり拙者が雉でござるよ!」

桃はやっと謎が解けたといった風に云うか、何だか期待していた展開と違ってしまった雉は、半ば自棄になりながら怒鳴る。

「それにしても、桃さんの事を桃太郎って云ったの初めてですね」

「少なくとも、太郎が付くようには見ないからなぁ」

狗の意見に、申はウンウンと頷く。

「失礼な。どこからどう見ても桃太郎だろう」

そんな態度が気に触ったのか、桃は腰(?)に手を当ててフンッと鼻息を荒くした様に云うが、その姿は、どこからどう見ても、桃に手足の生えた奇怪な生き物だった。

「確かに云われてみれば…物の怪の類でござるか?」

二人に云われ、雉も顎に手を当ててそんな事を云う。

「狗娘と申男と雉侍みたいな奇妙な生き物に云われたくないな」

『お前の方がよっぽど奇怪だと云っとろうが!』

心外だと云わんばかりの桃の言葉に、今度は三人同時に叫び返す。

「ふ~ん…君達の態度は良く判った…」

そう云うと、桃はユラリと立ち上がる。

「つまり、君等三人は俺に勝負を挑んでいるという事でいいんだな?」

云って、桃は指をバキバキと鳴らす。

それを見た雉は、刀に手を掛け、臨戦態勢に入る。

「望むところで…」

「いやですね~桃さん。桃さんと一番付き合いの長い私が、桃さんの敵になるわけないじゃないですか~♪」

「そっすよ~。自分も、桃の旦那には一生付いていこうと思ってんっすから!」

狗は極上の笑顔を振り撒きながら桃側へ。申はヘラヘラと調子の良い事を云いつつ桃側へ。

ポツーンと、やる気と共に一人残される雉。

「…所詮、きびだんごを貰うまでは敵地でござるか…」

様々な感情が入り混じって涙する雉。

「さて…管理者もこれ以上引き伸ばすのはもう限界って感じだから、そろそろ始めようか」

「…そうでござるね」

最早何かを諦めきった雉は、桃の言葉に力無く頷く。

「じゃあ、今回の最後に、名乗らせてやろうか」

そう云うと、桃は右手を雉に向かって突き出し、クイックイッとかかって来いという意思表示をする。

「何か非常に引っ掛かるモノを感じずにはいられないでござるが、しからば!」

そして、雉は鞘から刀を抜き、正眼に構えを取る。

「空翼一刀流・倖頼 雉! いざ参る!」

続く。


…長い。長いよ。いつもの事だけど、雉のキャラも行き当たりバッタリだし展開も場面も行き当たりバッタリだし、長いよ。

本当にこんな長いの読んでる人いるのかと疑問に思うくらいに長い。文章短く纏める能力が著しく欠如いてる。

何かダラダラと書きたい様に書いてますが…本当にこれでいいんだろうか。コメントも何も無いから判らん。

ともかく、桃太郎はまだ続きますので、もう少しお付き合い下さい。

ではでは、また次回お会いしましょうさようなら~。


そういやアメブロの機能判らなすぎ。誰かレクチャーして下さい。燐貴でした。

燐貴さん的緊急ニュース。

ついさっき、前回の日記で書いた新桃太郎の実況動画を見た後の出来事なんですが、一寸驚くべき出来事がありまして…。

暫く更新も停滞していたので、閲覧者様も遠のいてるんだろうな~とか思い、アメブロの機能を使ってアクセス解析をしてみたんですよ。

で、思った通り、閲覧者様は遠のいて(まぁ、元々そんなにいなかったけど)いまして、ついでと云わんばかりにリンク元URLを覗いてみたんですよ。

で、案の定お気に入り(ブックマーク)から来て下さっている閲覧者様が断トツに多かったんですが、その他のリンク元で一つ気になるのがあったんですよ。

何をどう間違えたのかは判りませんが、yahooさんの検索エンジンからこのゴミクズ製作所に御来訪された方がいらっしゃったらしく、「へ~」とか思って何気にそのリンク元URLをクリックしてみてビックリ。


天下のyahooさん検索エンジンに「ゴミクズ」と入力して検索すると、我がゴミクズ製作所がトップバッターの位置に。


いや、何の冗談かと思いました。ああいった検索エンジンに引っ掛かるにはどうすれば良いかなんて僕は知りませんし、ブログやサイトを自分で登録申請しなければならないのかどうなのかも知りません。

まぁ、少なくとも僕は登録した覚えは無いので、yahooさんの方で勝手に登録されているか、もしくはアメブロ自体全てが登録対象になっているのかは判りません。

しかし、本気で何の冗談かと思った僕は、自ら確かめましたよ。yahooさんの検索エンジンを使って「ゴミクズ」と入力して検索を掛けてみましたよ。


冗談じゃなかった。トップバッターゴミクズ製作所。


ビックリ。普通にビックリ。「ゴミクズ」で検索して表示される、約296,000件の頂点に君臨しているわけですよ。畏れ多い事甚だしい。

そして同時に思った。何を考えてこの人は「ゴミクズ」なんてワードで検索したんだろうと。まさかここを見たくて検索したのではあるまい。何がしたいんだいったい。

あ、それと、googleさんの方で「ゴミクズ」と検索すると、一番上の関連検索ってところにゴミクズ製作所の文字があるのにもビックリしました。

まぁ、これを機にね、いろんな方がこのゴミクズ製作所に来て下さる事を切に願いますよ。こんな妄想日記ブログですがね。

あと、検索ワードの中に「人工少女3」ってのもありましたので、これをきっかけに、ずっと前オリジナルサイトでやっていたゲームレビューなどを始めたいとも思っています。主にフリーゲームや18禁系のをね。

そんなわけで、「これをレビューしてほしい」とか「これは面白いからやってみて」とかいう御要望があったら、レビューしてみたいと思います。まぁ、要望が無くてもやるとは思うけど。

ではでは、今回はそんな感動を伝えたかっただけなので、この辺で失礼します。次回更新は22日のいつもの時間で。

最近ちょっと腹痛が酷いっす。ゴミクズ製作所の燐貴です。時々動けなくなる事も。


えーとですね。ここ数日、更新してなかったわけですが、それには一寸理由がありましてね。

いつもだったら激しく云い訳とかとかした上に開き直りという、現代の若者其の者っていうのがパターンだったんですが、今回は素直に謝りたいと思います。

それでですね、更新してなかった理由なんですけど、大きく分けて三つ程ありまして…

1:冒頭ネタでも書いたけど、最近腹痛が酷いんですよ。本当にもう、時々脂汗を全身から噴出して動けなくなる程に。

燐貴さんはですね、幼き頃から内臓が弱い人間で、年中腹痛に苛まれているんですけど、最近は特に酷く、腹痛に伴い頭痛まで併発してしまう始末。何だそのハンバーガーのセットを頼んだら玩具まで付いてきたみたいなの。いらないっての。

2:こっちはもうしょうもない理由なんですけど、ニコニコ動画にある新桃太郎伝説の実況動画にハマってましてね。ニコニコ内を検索すれば幾つかそれっぽい動画が上がってますが、どれを見ているのかは云いません。それにしても実況してる人の声可愛いな。時々コッポラちゃんになるけど。

ともかく、その動画を見るのもいいけど、自分の方の桃太郎をないがしろにしちゃいけませんよね。まぁ、こっちは桃‘太郎’ではない気もしますが。

3:えーと…正直、これが一番下らない理由なんですが、ここ数日、我が家の空気がすごくギスギスしてましてね…。まぁ、ほぼ僕の所為なんですが。

そんな訳で、ここ数日すごくイライラしてまして、ブログを書くと昔話放っておいて愚痴ばっかりダラダラと並べそうだったので、流石にそれはと思って自重しました。でもまだ暫くこの空気は続くと思います。

そんな訳で、ここ数日休んでいたんですが、本当に下らない理由で申し訳無い。いるかいないか判らないけど、楽しみに見ている方がおりましたら、謝罪致します。本当にスミマセン。

さてさて、そんなクサクサする話はさておき、今日は桃太郎の続きを更新するよ。でも、今日はちょっと時間無いので、少し短めにお贈りしようかと思っています。

それでは、桃太郎の始まりは・じ・ま・り~~~ん♪


「…で、何か云いたい事は?」

「いや、ホントスミマセンっした。自分調子に乗り過ぎてたっす」

立ったまま腕組をしている桃の足元で、申は丁寧に土下座をしていた。

「突然敵に襲われて毒を食らい痺れて立てなくなった狗さんに竹筒に入っている解毒剤を飲ませようとしていたとは露知らず、出会い頭に蛮行を働こうとしていた事を、深くお詫びするっす」

「状況説明的な台詞をありがとう」

「的って云うか、完全に説明ですよね」

土下座したまま謝る申に背を向け、桃は狗へと歩み寄る。

「何とか水で薄めて全部飲みました。我儘を云ってスミマセン」

まだ本調子ではないが何とか動けるようになった狗は、立ち上がって桃に頭を下げた。

「気にしてない。流石にあれだけ苦い薬だからな。俺だって飲むのに躊躇うだろう。…材料がアレだしな…」

立ち上がった狗の両肩に手を置き、先程まで狗が座っていた大石に再び狗を座らせる桃。

「まぁ、無理せずもう少し休んでろ。どうせ、コイツの自己紹介とかも続くだろうし」

「その前に気になる単語があったんですけど、アレって云いましたよねアレって? 材料って何だったんですか?」

「ところで申とやら」

「ガン無視ですか」

桃は狗の質問をはぐらかす様に、申へと再び向きを変える。

「うっかり‘申=さる’じゃなく‘申=もうす’って読みそうだが申。そろそろ顔を上げてもいいんじゃないか?」

若干意味不明な桃の言葉に、申は顔を伏せたままで左右に振る。

「滅相も無いっす! 桃さん…いえ、桃様…いえ、桃之神殿を相手に顔を上げるなど…畏れ多くて出来な」

「いいから面上げろ」

「サー! イエッサー!」

顔を上げる事を渋っていた申だったが、桃の一言で弾かれた様に、立ち上がり、敬礼をする。

「…見事なまでにボコボコで原型を止めていませんね…」

「ギャグメインだから、どうせ数行後には治ってるだろうから問題無いだろ」

申の顔を見て、桃と狗はそんな会話を交わした。

「桃准尉殿! 自己紹介を始めても宜しいでしょうか?」

「さり気無く3話目よりも階級が上がってるな」

どうでもいい所をピックアップして云う桃。その後ろで、狗は申に向かって‘どうぞ’といったゼスチャーをしていた。

「それでは…」

そう云うと、申は懐から薔薇を取り出し、右手を顎に当て、薔薇を持った左手を前へと突き出す。

「俺の名は将山 申! 袁影忍軍頭領の息子にして随一の遣い手…つまりエース! そして世界一のナイスガイ! 趣味はフードハント! 特技は萌えキャラを口説く事!」

そして、クルッと一回転し、狗に向けてポーズを取る。

「どんなに格好付けても、ボコボコの顔じゃ決まりませんよ?」

「えっ!? マジ!? まだ治ってなかったの!?」

ギャグだと油断して格好付けていた申は、自分の顔を水面で確認する。

「ギャー! ホントに治ってねぇー!」

「ここの管理人のいやらしさを甘く見たな…。それと、フードハントって格好良く云ってるが、要は食料調達だろ」

愕然として叫ぶ申だったが、そんな事などお構い無しにツッコミを入れる桃。

「食料調達って、何だかお猿さんらしい特技ですね」

「君みたいな萌えキャラをハントするのも得意だけどね」

「調子に乗ってると叩きのめしますよ?」

別にボコボコの顔でも構わないのか、申がそう云って狗に薔薇を向けてポーズを取るが、狗はそんな申を睨み付ける。

「ふっ…女の子に負ける程、俺は弱くはないぜ」

そう云って、申は目の奥をキラリと光らせる。

「いや、組み手をしてみた感じ、申より狗の方が強いから止めた方が良いぞ」

そんな申に向かって、桃はサラリと云い放つ。

「…マジっすか? 自分、これでも本当に袁影忍軍ではトップクラスの実力なんっすけど?」

桃の言葉を聞き、申は半分素で桃に問い掛ける。

「あぁ。申がその何とか忍者戦隊ってのではトップクラスだって事は恐らく間違い無いだろうが、それでもまだな…」

「桃さん、申さんの云ってる事を全然憶える気が無いですね?」

狗は桃の言葉にツッコミを入れるが、やはり桃はそれを無視して言葉を続ける。

「まぁ、凄く手っ取り早く実力を表すと↓

桃>[超えられない壁]>>>>>>ちからたろう>>狗>ばばあ>じじい=狗母>狗父>申

らしいぞ(管理人脳内調べ)」

「そ、そんなに実力差があるのか…」

「って云うか、おじいさんとおばあさんがそんなに強い設定な事にビックリなんですが…」

桃の表示した実力に、それぞれ違う意味で驚きを隠せないでいる狗と申。

「ま、別に申が弱いってわけではなく、ただ単にこの世界が狂ってるってだけだから気にするな。狗に至っては、脳内補正がかかってるみたいだしな」

「桃さんなんか超えられない壁を超えちゃってるみたいですけどね」

そこも脳内補正で。

「畜生! 俺はただ狭い世界でいきがっていた、云わばお猿の大将だったのか!」

「まんまですね」

申が地面に拳を叩き付け悔しがっているのを見ても、冷めたツッコミを入れる狗。余程この申の事が嫌いみたいです。

「ガッデム! このままじゃ終わらんぞ! 桃様! 俺も旅のお供に連れてって下さい!」

「こないだ狗がこっそり一つ盗み食いしてたから、きびだんごはやらんぞ?」

「ば、ばれてましたか…」

熱く云う申の言葉をにべも無く切り捨てる桃。そして、傍で赤くなる狗。

「構いません! もっともっと修行を積んで、俺は強くなりたいんです!」

そんな状況などどうでもいいのか、申はさらに熱く桃へと詰め寄る。

「…暑苦しい…それ以上近付くと、1ターンKILLだぞ?」

「ホントスミマセン! また自分調子に乗ってたっす!」

桃の殺気に、申はズザザッと後ずさりをして、その場で土下座する。

「まぁ、付いてくるのは構わん。きびだんごは絶対にやらんが」

「ははっ! 有難き幸せ!」

頑としてきびだんごを譲らない桃だったが、それでも申は付いて行く事に決めた様です。

「さて、そろそろ狗もマトモに動けるようになったろ。先へ進むか」

「そうですね。どんなキャラか判りませんが、雉の人も待っているのでしょうからね」

そうして、桃・狗・申の三人は、まだ見ぬ雉を仲間にすべく、先を急ぐのであった。

「…ところで、自分の顔面の怪我、いつ治るんっすか?」

「えっと…次回では治ってると思いますよ? …多分」

続く。


思ったよりも長く書いちゃったね。何だか書いてる内に楽しくなってきちったよ。

まぁ、何だか申のキャラが今一つ固定されていないのが気になりますが、それもいつもの事なので良しとしましょう。なぁなぁで進めるのがゴミクズ製作所クオリティー。

あ、最後に突然話は変わるんですが、携帯を変えました。前はドコモだったんですけど、時代の流れに乗って、ソフトバンクにしてみました。使い勝手超悪い。

それでは、これから僕は例の動画を見たいと思いますので、また次回。更新は恐らく明後日になると思われます。


こっちのインチキ桃太郎より動画の桃太郎の方がずっと面白い。向こうの子は多芸ですからね。燐貴でした。

都会に出ると心身共に疲れます。ゴミクズ製作所の燐貴です。根っからの田舎っこなもんで。


そんなわけで、今日は昨日云ったとおり、桃太郎の続きおば書きたいと思います。

いえね、本当は今日行った面接の事とは少しお話したいとは思ったんですが、もう何かボロボロ過ぎて目も当てられないような状態だったので、勘弁して下さい。多分、また仕事探さないといけないね。

ともかく、3ヶ月ぶりに書くって事で、以前とは違ったテンションになっちゃうとは思うんですが、そこはそれ、そんな事年中あるブログですから、御了承下さい。

それでは、桃太郎の始まり始まり~。


その日、彼は奇妙なモノを見た。

いつも通り、森に食料調達の為に出向いた彼は、枝と枝に身軽に飛び乗り、森を駆け回っていた。

そんな時だった。近くの河原の方から、普段は聞き慣れない声が聞こえてきたのは。

彼は多少怪訝に思いながらも、最近巷で噂になっている鬼が出たのではないかと思い、音を消し、気配を消して、慎重に河原に近付いた。

「…!」

そこで、彼は見た。

桃の被り物を着た奇妙な生物が、女の子に向かって何かを強要しているトコロを。

「いいから、さっさと咥えて飲め。そうしないと大変な事になるぞ?」

「嫌ですよ! そんな棒の先から出てる白い液体なんて、苦くて飲めません!」

何と、その奇妙な生物が、中腰になっている女の子に向かって、自分の

「このド外道がーー!!」

瞬間、彼は木の枝を蹴り、大きく跳躍して奇妙な生物に襲い掛かる。

「いきなり何のこっちゃ…よっと…」

しかし、奇妙な生物は彼の攻撃をいともあっさり避け、女の子を抱きかかえて河原の石へと着地する。

「何っ! 完全に不意を突いたのに避けられただと!?」

「3ヶ月ぶりの出番なのに、いきなりやられるのもアレだからな」

驚く彼に対し、奇妙な生物…桃は、シレッと云い放つ。

「やかましい! 今すぐその萌えキャラを離せ!」

「素直なのは良い事だが、意味が判らん」

ビシッと人差し指を桃に突き付ける彼だったが、台詞は全く決まってなかった。

「えっと…すみません、誰ですか?」

それまで、桃の腕に抱えられて状況を見ていた狗だったが、とりあえず管理者がいつまでも彼を彼って表現してちゃ限界だよとの意思を汲み取り、乱入者に向かって尋ねた。

「おっと…萌えキャラにそう尋ねられちゃ、名乗らないわけにはいかないな」

「がんばれ萌えキャラ」

「萌えキャラ云わないで下さいよ…」

前髪を掻き上げ、格好付けながら云う闖入者。適当に言葉を放つ桃。半分ゲッソリしながら云う狗。三者三様とはまさにこの状態を指して云う言葉です。勉強になったね。

「俺の名は」

「本当はここで適当な名前云って自己紹介をぶっ潰してやろうかと思ったけど、長くなりそうだから止めた」

「そういう事云ってる時点で潰してると知れ!」

桃の独り言に、彼は律儀にも返事をする。おかげで余計な文章書くハメになったじゃねぇかコノヤロウ。

「とにかく! 俺の名は」

「実は、ここまで書いておいて何だけど、お前の名前ってまだ決まってないんだよね」

改めて名乗ろうとした彼だったが、桃は軽く空を見上げる様に、そんな事を呟く。

「嘘っ!?」

「本当みたいですよ。メインキャラの名前が決まってないのに、私のBWHは決まってるっておかしいですよね」

「脳が湧いてんだよここの管理人」

うっせーバーカ。余計な事云ってると、狗のBWHバラすぞ。

「じゃあ、私は貴方を惨殺(バラ)します」

名前だよね名前! やだなーもう、ちゃんと決まってますって!

「いいんじゃないか? ほら、一昔前のキャラから取って、プロゴ○ファー猿で」

「誰がプロ○ルファー猿だ!」

桃の適当な言葉に、彼は地団駄を踏みながら叫ぶ。そろそろ収拾が就かなくなる予感。すでに手遅れとの声もあり。

「俺の名は将山 申だ! 断じてプロゴル○ァー猿じゃない!」

「あぁ…名前の元が判りますね」

思い付かないモノは仕様が無い。勢いで押し切るのが燐貴クオリティー。

ところで、管理者にツッコミ入れてないで、そろそろストーリーに戻って下さい。

「はいはい…で、何でいきなり襲ってきたんだ? しかも人を外道扱いまでして」

「桃さんは人ではないですけどね…」

外道扱いがそんなに心外だったのか、桃は殊更そこを強調して問い掛ける。

「貴様! か弱い萌えキャラが抵抗しないのを良い事に、ハレンチな事をするつもりだっただろう!」

「? いや? 萌えキャラにそんな行為は働かんよ」

「俺は確かにこの眼で萌えキャラに悪事を働こうとするところを見たんだ! 言い逃れは出来んぞ!」

「お前の目にどう映ったかは知らんが、俺が萌えキャラに飲ませようとしていたのは…」

「あの~…」

熱く語る申と、半分説明が面倒なのか、脱力しながら云う桃だったが、狗がその間に割って入る。

「そんな事よりも、その“萌えキャラ”っていうの、止めてもらえませんか?」

桃の腕で困った様に云う狗。

「いや、何か管理人が凄くそこを強調したいみたいでな。そのおかげで、実は3ヶ月前に今回の話の概要だけは出来てたんだが、突発的なネタが多すぎて、どうにも二部に分ける事を決意したらしい」

「出会いで二部って…ナ○ック星爆発まで後5分とか云って、30分の番組が終わる時に爆発まで後3分とか引き伸ばしてた某アニメじゃないんですから…」

「故意じゃなく天然でやってる分、こっちの方が性質悪いかもね」

そこまで云って、溜息を吐く桃。それに少し遅れて、狗も大きく溜息を吐く。

「じゃあてっとり早く進めよう。俺が貴様を倒して萌えキャラを救出して二人のラブロマンスが始るって展開でOKだな」

「そんな展開嫌です。それに、私には狛亥 狗っていう名前があるんですから、そっちで呼んで下さい」

「判ったよハニー」

「全然判ってない!」

「了解した萌えキャラ」

「桃さんなんて絶対わざとですよね!?」

親指を立てて返事をする申と適当に云う桃。それに対して全力でツッコム狗。頑張れ狗。ツッコミは勢いと根気だ。

「まぁとにかく、狗は動けないからここにいろ」

そう云って、桃は狗を水辺の岩の上に腰掛させる。

「さて…(管理人の)時間も無いし、さっさと始めようか」

安静にしている狗を確認したあと、桃は申に向かって云い放つ。

「くっくっく…そうやって余裕でいられるのも、今のうちだぜ…」

そう云うと、申はゆっくりと左右に体を揺さぶらせる。

「ん…これは…」

そして、桃が見ている前で、一人から二人、二人から三人と、その姿が増えていく。

「あの世で後悔しな! 袁影忍法奥義・廻り分身の術!」

合計15人に分身した瞬間、申は桃に向かって一斉に襲い掛かった。

「!」

「桃さんっ!」

桃の運命やいかに。続く。


はい。何か前回までと凄くテンションが違う事がお判り頂けたと思います。

いえね、ちらっと云った通り、今回の話の概要は出来てたんですが、案の定展開がかなり違ってきてます。本来だったら、桃vs申ではなく狗vs申にする予定だったし、二部構成にするつもりは全く無かったんですが…いや申し訳ない。

そんなわけで、明日もガリガリ更新したいと思ってますので、お楽しみに。


MG4やりたいけどPS3買う金が無い。誰か譲って下さる方募集中。燐貴でした。

マウンテンデュー。ゴミクズ製作所の燐貴です。メローイエロー。


何かもう、約3ヶ月も更新してなかったんですが、桃太郎は続けるので、楽しみにしている方はもう少々お待ち下さい。

さて、実は前回の更新の直後に仕事を辞めてしまった燐貴さん。そいで明日は仕事の面接に行く予定の燐貴さん。

もう非常に面倒臭い上、履歴書とか何だか投げ遣りな感じになっているので、落ちる事請け合いです。むしろ堕ちる。

えとですね、軽く近況を報告しますと、新しく書き始めた物語が、FDの故障により全て消えてしまいました。もう落ち込んで落ち込んで、むしろ自分が消えてしまいたい勢いです。因みに、それがあったのが今日。

で、この三ヶ月間、更新もせんと何をしてたかって事なんですが、ぶっちゃけ人工少女3にはまってました。

やはりね、二次元だけじゃいかんのですよ。きちんと3Dとか、そういった技術が必要なのですよ。


結局は二次元じゃんってツッコミは不可の方向で。僕が泣くから。


まぁ、他にも色々とゲームを…って、あった、あったよ。はまったゲーム。

久々にやったらかなりはまったよ。LiveALive。

知ってる人も多いとは思うけど、古き良きスーファミ時代の産物ですよ。

ずっとやりたいやりたいと思っていたんですが、先日運良く友人が所持している事が発覚しまして、鬼神の如くもこせと要求してやりました。

(解説:もこせ=よこせ。燐貴さんがよく使う言葉。自分で解説ってイタイね)

知ってますかLAL? 知ってたら語りませんか? 語れる方募集中!

あ、それと、夏コミ落選しました。やったねチクショー。

でも、その直後にあるコミティアには参加したいと思っていますので、そちらを宜しくお願いします。

サークル名は「桜魔神美談」です。燐貴さんは脚本として参加しています。絵は僕のダメ友人が描きます。

以上、宣伝終了。近くなったらまた宣伝します。

んで、本題の桃太郎なんですが、本当は今日書こうかとも考えたんですが、ちょっと時間の都合上不可能でして…明日の夜に書いて更新したいと思いますので、ご容赦下さい。

では、短いですが今日はこの辺で失礼をばさせて頂きます。また明日。


貯金が底を尽きそう。本気で仕事探さなきゃマズイっすわ。燐貴でした。

私は貝になる。ゴミクズ製作所の燐貴です。余計な事は喋らないの意。


ちょっと休んでしまいましたが、いつもみたいに長期休みで心機一転というわけではないので御安心を。少なくとも、次長期休みを取るまでにももたろうシリーズは終わらせる。

今日は少し早めに更新したいと思います。正確に云えば、二回に分けて更新したいと思っています。

いえね、やっぱり少しでも期間を置くとやる気が萎えてくるじゃないですか。ですので、今回は休んだ分を取り戻す意味も込めてガリガリ更新してやろうぜベイベーってな感じです。

それでは、今日も楽しく参りませう。


桃と旅を始めて二日。街道沿いの休憩所で休んでいる時、狗はノートと睨めっこをしていた。

当初の予定では、桃ではなく桃太郎に同行し、鬼達を退治する筈だったが、肝心の桃太郎は現れず、代わりに桃の割られていない桃太郎…つまり、桃に同行している状態だ。それはおかしい。

いや、そもそも、桃に手足が生えていて話せて強いというのがおかしい。

ここ二日、狗は桃の目を偸んでは、自分のノートに桃の生態について書き出しを続けていた。

今現在、桃は近くの河原で水を浴びてくると云ってここには居ない。そう、飲んでくるのではなく、浴びてくると云ったのだ。

狗は、桃の生態について書き記したノートを睨む。そして、今まで判った桃の生態を再度確認する。

1、食事は摂らない。

初日・二日目と、狗は行商人から食料を買って食事をしていたが、桃にはその気配が全く無い。あまつさえ、行商人から食事を買う事を勧めたら「いや、腹減ってないから大丈夫」と云う始末。少なくとも、ここ二日、狗は桃が食事をしている所を見た事が無い。

2、水分も摂らない。

食事をしないので当然かもしれないが、桃は水分も飲んだりしない。行商人から水は買うには買うが、いつも今みたいに体に浴びているだけだ。

そもそも、食事にしても水を飲むにしても、口が見当たらない。

3、手足はともかく、桃の部分が腐ったり乾燥したりしない。

乾燥しないのは、よく水を浴びているからかもしれないが、それにしても腐らないのはおかしい。桃の話によると、桃は桃の状態のまま一日流されて一日おじいさんとおばあさんの喧嘩を止めて三日歩き続けて二日狗と共に旅をしている。賞味一週間は経っていて、さらに云えば、日中など太陽が照らしつける中、ずっと街道を歩いていたりするのに、一向に腐る気配が見受けられない。

4、無駄に体力が有り余っている。

二日間旅して判った事だが、桃の体力の底が見えない。狗がそろそろ休もうと云うまで、いくらでも歩き続ける。まぁ、その体力のせいで、狗は出会うタイミングを一回逃したわけだが。

5、強い。ひたすら強い。

狗も修行の旅に出ている以上、日々の鍛錬は欠かさない。腕を上げる為にも、桃と何回か組み手をしたが、桃を一歩も動かす事が出来ずに毎回敗退。決して狗が弱いわけではなく、桃が異常に強いのだ。コンクリートの壁をデコピン一発で吹き飛ばした事もあった。

6、意外に紳士的。

外見は奇妙な生物そのものだが、内面は意外に心的な部分が多々ある。今みたいに、狗が休みたいと云えばすぐに休ませてくれるし、言葉遣いが悪いわけでもない。今まで狗が会った男共の中で、一番男らしく、紳士的だ。これで外見が良ければ惚れていたかもしれないが、流石に桃には惚れない。

7、桃の部分に一切傷が付かない。

寝ている時や普段もそうだが、普通あんな乱雑に桃を扱ったら、桃などすぐに傷付いてしまうのに、桃の桃部分にはそれが無い。第一話でおばあさんが桃を蹴って潰したようなシーンがあったが、あれは桃ではなく、実はおばあさんの足が若干潰れた音だった。

狗は溜息を吐いてノートを閉じる。これが、この二日間で桃について判った事だった。

「物語上仕方ないとは云え、何で私、桃さんに付いて来てるんだろう?」

それが、今の狗の本音だった。桃が悪い人(?)じゃないのはすぐに判ったが、鬼退治と修行という名目でも、他に付いて行く人がいたんじゃないかなと。一寸法師とか。

自分の鞄を漁り、木の実が入った袋を取り出し、中の木の実を一つ口に含む。

「ん~…桃さんって、どうやって見たり話したりしてるんだろう…」

目と口が覆われている以上、普通は何かが見えたり喋ったりは出来ないはずだ。しかし、桃は普通に見えているみたいだし、会話も普通に出来る。

「そもそも、桃さんの桃って、どんな素材で出来てるんだろう?」

前に一度、興味があって触らせてもらった事があったが、感触はどこにでもある桃のそれと一緒だった。これが鉄の感触とかだったら、まだ傷付かないのも頷けるが、あの感触ではどうにも腑に落ちない。

「結局、桃さんって何者なんだろう?」

「それは秘密。強いて云うなら桃かな」

「きゃ!」

狗が独り言を云っていると、いつのまに水浴びから戻ってきたのか、桃が背後に立っていた。

「ちょ、驚かさないで下さいよ桃さん!」

いきなり独り言に入られた狗は驚き、座っていた椅子から落ちて尻餅をついてしまった。

「ん? スマン」

そう云って、桃はこけた狗の手を取り、起き上がらせる。その拍子に、狗が椅子に置いておいた桃生態紀が桃の目に留まる。

「何だ? ここ二日、ずっと何かノートに書き残していると思ったら、俺についてだったのか?」

「えっ…あっ!」

そこで、狗はようやくノートを鞄に仕舞い忘れた事に気が付いた。

「す、スミマセン…」

バツが悪くなり、狗はシュンとして桃に頭を下げる。

「いや、特に気にする事無いんじゃないか? 誰だってこんな奇妙な生き物が居たら観測したくなるだろうし。研究所とかに捕まったら、間違い無く実験されるだろうしな」

しかし、桃は特に気にした風でもなく、あっけらかんとしている。実際、そうなる自覚があるのだろう。

「そう云って頂けると、私も少しは気が楽です」

そう云って、狗はノートを鞄に仕舞いこむ。どうやら、生態観察を止める気は無いようだ。

「で、ここで一寸ラブ要素を入れたいと思うのだがどうだろうという意見が来ているんだが、どう思う?」

「誰からですか?」

「管理人」

「うまくいった例が無いから止めておいた方が良いのでは…」

「だな。そもそも、桃と狗のラブってどんなだか不明だな」

そんな二人の意見で、ラブ要素はカットされました。当ブログは管理人の意見よりもキャラクターの意見を尊重致します。チクショウ。

「さて、そろそろ休憩は終わりにして先へ進むか。いい加減、ギャグ無しで書くのが辛くなってきただろう」

そんな事を云いながら、きびだんごが入っている袋を持って出発の用意をする桃。

「そうですね。管理人の文章能力では、ギャグを抜くとこの辺りが限界だと思いますもんね」

狗も、鞄を肩に掛け、準備をする。何て管理人想いの二人なのでしょう。後の展開で覚えてやがれ。

「じゃあ狗、次回予告」

「はい!」

桃の言葉に、狗がカメラ目線(カメラなんて無いけど)になる。

「街道をひた歩き、先に進む二人。途中、道が途切れ、深い森に迷い込む。方向感覚も無いまま、二人は野生の勘を頼りに、森を抜けようと試みる。しかし、その途中で狗に襲い掛かる試練! 何も見えない暗闇の中、涙を流しながら桃に助けを求める狗! 狗に襲い掛かった試練とは!? そして新たなキャラの出現! 桃は狗を無事救い出す事が出来るのだろうか!? 次回、ももたろう~犬猿の仲~。乞うご期待」

今日中に更新出来るかどうか微妙ですが?

「そこは気合で」

続く。


今回はギャグ無しでしたね。本当は桃と狗の組み手シーンとかも入れたかったんですが、時間の都合上カットさせて頂きました。次回はバトルシーンを入れたいと思います。

それにしても、随分と余計な一話になったな。アナザーストーリーでも、少しは話を進める予定だったんですけど、全く進んでない。そこにしびれるあこがれる。

では、何とか今日中にもう一話書きたいと思いますので、そちらも宜しくお願いします。また夜中にお会いしましょう。


頑張って書こうと思うけど現在21時。タイピング遅いのに一話分間に合うか本気で心配。燐貴でした。