紀伊田辺駅で乗り換えた新宮行きローカル列車の2両目は、今日も朝来駅までの
高校通学客を座席いっぱいに座らせて発車。
空き座席に座って少し窮屈にも感じる車内に座り、スマホにヘッドホンをつけて
中島みゆきの楽曲を聴きながら目を閉じた。
そんな車内も朝来駅からは空車状態。今日は白浜駅からの外国人観光客らしき
乗客も少なく、白浜駅発車時の2両目車内は6名。
先週水曜日に引き続いての新宮行き、なのだが、今日は実家には寄らない、
完全なプライベートな日帰りである。
先週に引き続き、WESTEXPRESS銀河の指定席がとれた。
今日は、海側の窓際である「A席」。
車齢を考えるともう、指折り数えられるくらいしか乗車体験できそうにない。
今シーズンも、1カ月と7日前にはウエブで座席予約をして抽選を楽しみにしている。
ここまで書いて、列車は紀伊富田での特急列車交換待ちを経、富田川を
渡ったあと日高川までの山間部を走る。
WE銀河乗車以外は特に予定を立てていない今日の日帰り強行軍であるが、
前年から少し繰り下がった新宮駅の出発時間となったことでできることを
今日はやってみよう、と思っている。
で、それができればまた帰りの列車内で書き綴ることもできるだろう(^^;
列車は、椿駅を出発。今日はここで一旦、パソコンを閉じることにする。
そのあと、今日はもうパソコンを開くことなく、今はもう、帰路の列車内、
下車駅が近づく白浜駅を出発したあたり。
いつも、この列車を降りるはずの紀伊佐野駅を今日はスルーし、今日は
終着駅である新宮駅に降り立つ。
日差しが暑い。
今日の、WE銀河の指定席購入区間は先週同様、紀伊勝浦から御坊駅間。
定刻までに紀伊勝浦までに行かなければならない。
先週、紀伊勝浦から乗車したときに、WE銀河の前に特急南紀が紀伊勝浦へ
向かって走ることがわかっていた。
今日は、その特急南紀に乗って、新宮から紀伊勝浦に移動しよう、と考えていた。
ローカルで駅に降り立ったあと、私は真っ先に駅の「みどりの券売機」に向かう。
「HC85型」という、エンジンで発電しモーター駆動する、JR東海のハイブリッド特急列車。
何度か見たことはあったが乗ったことがなかった。
今日、いいチャンスと思ったので、新宮から紀伊勝浦までの特急券760円、
乗車券240円の合計、ちょうど1,000円で切符を購入した。
新宮の街中を歩いて回ることを考えていたのだが、これでは歩くだけで
バテてしまうだろうと思い、スマホでレンタサイクルを検索し、観光協会にて
3時間のレンタルを申し込んだ。
軽快な感じのママチャリは、メタボな私には不釣り合いにも感じたが安価な
利用料金を考えると仕方ない。
自転車で街中を練り歩くというのは、自身もう思い出せないくらいひさしぶりのことである。
街中の道路事情は、昔から変わっていなければもう記憶にインプットされているはずだから、
私はまず駅前の踏切を渡ってすぐに左折し、新宮の駅裏、留め置きされている
鉄道の車両がよく見える場所へ移動。
駅裏にはこのあと大阪方面に向かう特急くろしおの6両編成。
先日登場した、特急くろしお60周年記念ラッピングの第2弾編成が出発を待っていた。

カメラにその編成と、留置線の奥に停車しているWE銀河の顔などをカメラにおさめて、
その場を後にした。
新宮市役所の前を、ずっと北西に進む。
国道を突っ切って少しくねった地道を走ると、神倉神社に到着。
冬には勇壮な火祭りが開催されるところ。
急な階段が続く境内を上がってみようと思っていた。
レンタサイクルを入口に停め、石段下から、これから登るルートを見上げる。

急な石段は、意欲を削いでしまうが、今日は決意をもってここに来ている。
鳥居の下で一礼し、石段を上がりはじめた。
ゴールとなるゴトビキ岩までの、前半部分が急な石段。
体重を支えることで精いっぱいな自分が、大汗をかきながら一段一段、歩を進める。
なんとか、上り切った。

少しインターバルをとって、くだり始める。
上りで疲れ切った脚は、下りで石段に体重がかかるたびにヒヤっとさせられる。
石段が急であるため、余計に恐怖を感じてしまう。
健脚な方の、おそらくは倍以上の時間をかけて往復した、そんな気分である。
レンタサイクルに戻り、次の目的地であるかき氷店を目指す。
地域では有名なかき氷店らしいのだが、私はまだ行ったことがなかった。
神倉神社に近いこともあり、レンタサイクルで立ち寄ることに。
スマホのナビで効率よく目的地に到着。
あんがのったゆず味のかき氷をいただく。

熱くなっていたカラダに、ゆずの清涼感マシマシなかき氷は、極上の時間をもらった気がした。
・・・紀伊田辺駅を出発したあと、フリースペース「明星」でここまで書いたのだが、
列車が印南駅を通過したので、このあたりで御坊駅下車の準備のため、パソコンを閉じようと思う。
続き、ここからは帰宅し、夕ご飯と風呂を済ませ就寝前に、思い出し書き。
ここからは、市内散策。
行きたい場所が尽き、かき氷で少しは空腹も満たされていた。
国道筋の郵便局で財布の中身を少し足し、荷物にならない程度に少しだけ自宅への
土産と帰りの列車でつまむ用の「鈴焼」を購入する。
商店街を自転車で走り抜け、再び駅裏の線路際に行き、そして今度はそのまま南下し駅北西側に行く。
留置されているWE銀河の編成を撮影し、再び駅へ戻り、そこからスーパーに行き、
昼食用のおにぎりとお茶を購入した。
帰路列車内での準備を万端にし、レンタサイクルを返却。
買っていた切符で駅構内に入場。
間もなく、2両編成のハイブリッド特急「南紀」が入線してきた。
名古屋からやってきた車内は多くの乗客が乗っていて、新宮駅でもたくさんの乗客が下車してきた。
自由席なので、海側窓際席に座り、紀伊勝浦までの区間を乗車した。

ハイブリッド車両ということで、乗り心地やエンジン音などはどのように変わったのかな?
と思いながら乗っていたのだが、モーターで駆動していることから、加減速が滑らかな印象が強かった。
エンジン音はというと、以前走っていたキハ85系に比べるとあまり吹かしていない・・・

高回転的な音域は少ない印象である。
紀伊勝浦駅までの、見慣れた景色を最新特急列車に乗って移動することができた。
紀伊勝浦駅で一旦改札を出て、御坊駅までの乗車券だけ購入する。
そしてまた、改札から入場し、続行でやってくるWE銀河に乗車する。

先週は山側窓際席だったが、今日は海側窓際席。
指定席を一ヶ月よりも前に事前購入し抽選を待つのだが、リクライニングの指定席は
今シーズン漏れなく抽選に乗っかってくれている。
列車が駅を出発し、さぁ、買ってきたもので飲食してパソコンを、と思っていたら、
隣席の乗客が戻ってきた。
そしておもむろに私に話しかけてきた。
年齢は、私よりひとまわりほど上の、初老の男性。
今日は、和歌山駅から朝いちばんの特急くろしおに乗って昼頃新宮に来て、そして
14時に新宮を出発するこの列車に乗って戻るという。
まぁ行動パターンは私に似ていた。
年齢や風貌(!!)が似ていた(?)ことと、氏は缶ビール片手にということもあったのか、
口が重い私に、饒舌に話しかけてくれた。
景色を楽しみながらも、結局、パソコンを出すことができずじまいで、
白浜駅までの時間を過ごした。