途中で危機が生じる…⁉
昨日の昼は、ブログでお知り合いになった舌がんサバイバーの方たちとの食事会でした。
食事会と言っても、飲み放題もありの飲み会というウワサもありましたが…。
メニューは、本格中華の食べ放題コースです。
都内の有名駅近のお店で、土曜日のためか駅周辺は混雑していましたが、お店↓は予約をしてあったのでスムーズに会が始まりました。
食べ放題コースの目玉は、北京ダック↓
舌がん手術後初めて食べましたが、自分には小麦の皮がモチモチしすぎていて、ダックが少し硬めで、残念ながら予想より食べにくかったです。
食べ放題のメニューはデザート類も含め140品以上ありということでしたが、中華料理に精通している方がおススメをどんどん選んでくださいました。
最近は、長い間悩まされていた味覚障害の調子が良く、お料理の味をしっかり味わうことができました。
鶏肉のなんちゃら(↓左)とエビの炒め物(↓右)
チャーシューとクラゲなど前菜風の一皿↓
エビ餃子↓
牛肉のお料理(左は付け合わせのブロッコリー)↓
黒チャーハン↓
自分が、一番美味しいと思ったのは、味を感じやすいスープで、フカヒレのスープ↓でした。
これらの他にも写真を撮りそこなったお料理がいろいろありました。
北京ダックの骨から出汁をとったスープも美味しかったです。
舌がん手術の後遺症のため、食べにくいものもありましたが、ゆっくり食べて、飲み物で流し込めば問題なしでした。
レモンサワー、ハイボールを何杯も飲みましたが、杯数は記憶していません。
今回、よく分かったのは、同席した舌がんサバイバーたちの中で、自分の食べるスピードが遅いということです。
やはり、手術時に左側の下側奥歯をすべて抜歯してしまったため、右側でしか噛めないためだと思います。
それでも、美味しいものをいろいろ食べながら、お互いの病気や病院のこと、そして近況や他の舌がんサバイバーの人たちのことなど、いろいろな話ができて楽しかったです。
しかし、途中で食べたアワビのお料理↓で大変な事態が生じました。
もっと大きければナイフでカットして食べたのでしょうが、わりと小さかったのでそのまま口に入れてしまいました。
うまく噛めないから、箸を口の中に入れてヨセヨセしながら噛んでいた途中、噛み切れていないまま飲み込んでしまったのです。
そしたら、そのまま喉の奥にハマってしまい、飲み込むことも吐き出すこともできくなってしまいました。
誤嚥というわけでないから呼吸はできたけど、大変な事態した。
お酒を飲んで流し込もうとしても、大きすぎて無理でした。
以前、他の食べ物でこのような事態になったときは、下を向いて思いきりゲホゲホすれば吐き出せたのですが、それをやっても無理でした。
まわりの方は心配していましたが、そこは同病の方たちなので、事態はすぐにわかってもらえました。
しかたなくトイレに駆け込み、洗面所で下を向きながら喉に指を入れたら、アワビの端をつまんで引っ張り出すことができ、一件落着しました。
酔いが回っていた、慎重さに欠けていたのが原因だったと思います。
お騒がせして、申し訳ありませんでした。
その後は、何事もなかったように、食事やお酒を楽しむことができました。
席を外している間に、カエルの料理↓が運ばれてきていました。
カエルなんてちょっとビックリで、中華料理で食べるのは初めてでした。
淡泊な鶏肉のようでしたが、味付が絶妙で美味しかったです。
2時間ほどで制限時間となり、店を出ました。
同じメンバーでカフェでお茶でもとなりましたが、どのお店も混んでいました。
そこで、近くの居酒屋に行き2次会となりました。
皆さん、お腹はいっぱいで、飲み物(自分はもっぱらハイボール)だけで2時間以上も話が続きました。
引き続き、舌がんサバイバーどうしならではのいろいろな話ができて、良き時間となりました。
その後、お店の前で解散しましたが、まだ外は十分に明るい時間でした。↓
駅トイレで口内に残ってしまった残骸をきれいにするために歯を磨いてから、電車に乗って帰宅しました。
最近は大きな駅では、トイレの洗面所がキレイでありがたいです。
出席の皆様、アラカン(オーバーカン)おやじをお誘いいただきありがとうございました。