豆腐の味 | 舌がんサバイバーのなんでもありあり

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アラカンのオヤジです。退職して自由になりました。
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今のところ、退職後の生活、自分がなった舌がん、そのための障害者申請・年金申請、趣味のバイクやスキー、ウチにいるネコのことなどがテーマです。

 

 

 味覚が敏感になったのか⁉

 

前回は舌がん治療の後遺症による味覚障害のために、納豆の嗜好が変わったことを書きましたが、豆腐の味の感じ方も変わりました。

 

絹豆腐をそのまま冷奴で食べると、イヤな味を感じてしまい美味しくなくなりました。えー

 

たぶん、豆腐を固めるときに使う「にがり」の影響だと思います。

 

なので、冷奴ではなく湯豆腐にして食べると「にがり」の成分が抜けるためか、あまりイヤな味は感じません。


ということでで、最近は豆腐はもっぱら湯豆腐にするか、麻婆豆腐など味付けをして食べていました。てへぺろ

 

ところが、先日たまたま購入した豆腐↓を冷奴で食べてみたら、イヤな味がしなかったのです。びっくり

 

 

イオンのプライベートブランド「トップバリュー」のお豆腐で、3個パックで税別110円(ネット調べ・店頭価格はもう少し安かった)です。

 

裏の表示を見ると、普通に「にがり(塩化マグネシウム)」が入っています。↓

 

 

となると、オーガニックで有機栽培の大豆を使っていることが関係しているのでしょうか。えー

 

相当、味覚が鋭い人でも、有機栽培の大豆でつくった豆腐と、そうでない豆腐の味の違いはなかなかわからないと思います。もやもや

 

(大豆の品種の違いとか、豆腐の製法の違いによる、味の差はわかるでしょうが…)

 

ならば、「粗製海水塩化マグネシウム(にがり)」を使用しているのが影響しているのかもと思いますが、普通の「にがり」と何が違うのかよくわかりません。アセアセ

 

結局、この豆腐にイヤな味を感じない原因はわかりませんが、味の違いを感じることは確かです。

 

長年、味覚障害に苦しんできた自分ですが、いまだに味の感じ方のバランスは悪いけれど、最近は特定の味の感じ方については敏感になったような気がします。照れ

 

そういえば、以前、コーヒーの種類による味の違いがしっかりとわかることをブログに書いたことがあります。↓

 

 

視覚障がい者が、指先の触覚が発達して点字を読み取る。

 

聴覚障がい者が、唇の動きを読んで、発語を読み取る。

 

これらのように失った感覚以外の感覚に頼ることによって、その感覚が発達することは知られています。気づき

 

味覚を補うには嗅覚があるかもしれませんが、自分の場合、もともと鼻が悪かったせいか嗅覚が敏感になったとは思えません。

 

※ 舌がんの手術で入院したときは副鼻腔炎(蓄膿症)になっていて、そのため術後に呼吸が大変だったなど、大変な苦労をしました。なので、入院中に服薬治療しました。

 

その代わりに、術後にわずかに口内に残っている味覚細胞(=味蕾)が、味の感じ方のバランスが悪いながらも敏感になったのではないかと思ってしまいます。照れ

 

医学的に何がどうなっているか知りたいですが、お世話になっている大学病院の医師たちは自分の専門外のことには興味がないようで、味覚のことを相談しても「たくさん舌を切ったから…」とぞれ以上のコメントは得られません。ショボーン

 

まあ、医学的に何がどうなっているかわかっても、自分にとってはメリットはなさそうなので、この状態で美味しいと味わえる飲食物を今後も探求していきます。チョキ