甥っ子の結婚式&披露宴
昨日は、奥方の甥っ子の結婚式に出席しました。
自分の友人たちの結婚式に招かれて以来ですから、かれこれ二十ウン年ぶりです。
近頃は、親族だけの地味婚だったり、逆に友人知人でバーティー形式にしたりが多いと聞いていましたが、昨日は、親族と友人知人が多く集まり、かなり盛大に開いた結婚式&披露宴でした。
久しぶりにフォーマルな服装に身をかため、奥と一緒に都心の結婚式場に行きました。
エントランスには、ボルボのオープンカーがありました。↓
なんで展示してあるのだろうとと思いましたが、新郎新婦がこのオープンカーに乗って走り回る姿を撮影した動画が披露宴の最後に上映されて、なるほどと思いました。
会場の入り口には、二人の想い出の写真などが展示されていました。↓
控室で親族一同集まって両家の親族紹介をした後、チャペルで式が行われました。
素敵なステンドグラスがある、本格的なチャペルでした。↓
パイプオルガンの演奏と聖歌隊の讃美歌が流れる中、式が進んで行きました。↓
久し振りに、賛美歌を歌いました。↓
舌を切除した舌がんサバイバーでの自分は、もともと不得意な歌が、もっと不得意になってしまいましたが、お祝いなので一生懸命に歌いました。
甥っ子とお嫁さんが、誓いの言葉を述べるときです。↓
甥っ子と初めて会ったのは、自分が結婚する前に義兄家に挨拶に行った時です。
当時、小学校入学前だった甥っ子ですが、立派に成長して結婚式をあげる様子を見ていたら、これまでの成長の過程を思い出し、ウルウルしてしまいました。
また、自分の結婚式のことも思い出して、感慨にふけってしまいました。
そんな厳粛な雰囲気で式が進む中、甥っ子は誓いの言葉で、受け狙いのパフォーマンスを披露して、会場の笑いを誘ったのです。
参列している友人たちは思わず笑ってしまい、新婦までも笑いをこらえる雰囲気となり、自分も笑いをこらえるのが大変でした。
そんな明るい雰囲気の中、滞りなく式が進み、その後披露宴が始まりました。
優しい性格の甥っ子は、自分が舌がんサバイバーで食べるのが不自由なことを知っており、事前にわざわざ「食べやすい料理を特別に用意した方がよいですか?」ときいてくれましたが、どうにかなるだろうと思い「皆さんと同じで構いませんよ」と伝えました。
しかし、舌がんサバイバーの自分は箸がないと口内で食べ物をうまく移動できないので、披露宴が始まったときに係の方にお願いして、自分だけ箸(赤い↓)を用意してもらいました。
前菜の3皿目「鶏卵と雲丹のミキュイ キャビアソース」↓
メインの魚料理「五島列島産鱸のボアレ 海の香るカルナロールのリゾット ヴァンブランソース」↓
(こんな凝った料理名を当然覚えられるわけはなく、もらったパンフレットに書いてありました。)
この後、メインの肉料理、デザートと続く、お洒落で本格的なフランス料理でした。
(料理の画像は、一部だけにしました。)
フォークとナイフで切り分け、箸を使って食べれば、難なく食べることができました。
そして、飲み込みにくいものはワインやコーヒーで流し込めばOKでした。
このところ味覚障害の調子がよいうえ、どの料理も自分が感じやすい味だったので、美味しくいただくことができました。
披露宴の方は、新郎新婦の友人たちが盛り上がる中、新郎新婦の凝った企画や演出が続き、またまた笑いと涙を誘われてしまいました。
歳をとると、涙腺が弱くなるようです。
そして、宴はお開きとなり、クリスマス前のイルミネーションを見ながらほろ酔い気分で帰途に着きました。↓
笑いあり、涙あり、そして、美味しい料理とワインあり、とても素敵な一日になりました。
甥っ子夫婦に感謝です。
お幸せに!
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