車中泊は経済的…
全国周遊の旅には、以前はバイク(ホンダCB400SB)で出かけていましたが、今回は前回の北陸軽バン旅に続いて、軽自動車のアト君(ダイハツ・アトレー)で出かけました。
以前の旅では、宿泊にADDress↓を利用しましたが、北海道にはADDressの拠点が少ないため、アト君を利用しての車中泊を決断しました。
今後の旅に向けて、今回の旅についての記録を残しておきたいと思います。
① 旅の全貌について
期間 9月10日(日)~10月10日(火)
30泊31日
宿泊 車中泊(すべて道の駅利用)24泊
ADDress拠点 5泊
(道央小樽市2泊 道東斜里町3泊)
ホテル1泊
交通手段 軽自動車(ダイハツ・アトレー)
総走行距離 7473km
(うち道内 約5800km)
津軽海峡フェリー
青森港~函館港
函館港~大間港
② 経費について
(A)ガソリン代 73,602円
(431.47L使用 平均単価170.6円/L)
(B)フェリー代 32,200円
(C)昼食代(外食23回+弁当やパン8回)28,235円
(D)食費
(朝食29回・夕食と晩酌30回) 38,901円
(E)雑費
(駐車料金・入浴代・洗濯代など) 32,640円
(F)宿泊(ADDress5泊+ホテル代) 28,350円
合計額 233.928円
31日間だったので1日あたりの平均支出額は、7,550円程度でした。
1日あたり平均支出額は、バイクでの東北の旅(昨年10月末~11月上旬)が8,000円程度、バイクでの九州の旅(今年5月末~6月上旬)ではフェリー代を除いて8,000円程度、アト君での北陸の旅が7,500円程度だったので、北陸の旅と同じくらいでした。
急遽、寒さ対策で購入した毛布とパーカー代を除けば、今回は1日あたり7,270円となり、最も安かったことになります。
ガソリン代は、場所によってかなり差がありました。
道内の都会は比較的安く、最安値は道東の湧別町で159円/L、道内の人口が少ない地域と東北が高めで、最高値は道北の浜頓別町と福島県の喜多方市が188円/Lでした。
1日あたりの平均走行距離は、
今回(北海道)241km
北陸 169km
九州 159km
東北地方を縦断して北海道を駆け回ったため、今回は1日あたりの走行距離が多くなり、ガソリン代が1日あたり2,374円と高額になりました。
ちなみに全体の平均燃費は17.3km/Lで、めっちゃよかったです。
今回の全食費(C+D)は67,136円で、1日あたり2,166円です。
1日あたりで比べると、北陸は2,273円、九州は2,870円だったので、安く済みました。
車載の冷蔵庫↓を購入して飲食物の保存が可能になったため、まとめ買いなど無駄なく買い物ができました。
また、北陸に引き続いて小さな電気炊飯器でご飯を炊くことによって、食費の節約ができました。
結局、これまでの旅に比べると、たくさん走ってガソリン代が余計にかかったけれど、車中泊で宿泊費を大幅に削減でき、食事を工夫したり節約したりして抑えた結果、全体では安上がりになりました。
③ 振り返り(感想)
前回の北陸の旅でも書きましたが、アト君だと運転する楽しさはバイクに比べて半減以下です。
しかし、当たり前ですが、暑さ寒さや雨のことを考えると、車の方が断然、楽に移動できます。
車中泊は秘密基地で暮らすみたいな感覚があって面白かったですが、狭い車中で食事をしたり、睡眠をとるのはやはり大変でした。
また、どこの道の駅で車中泊をするかの選定(主にウオッシュレットの有無)や入浴場所を探すのが大変でした。
しかし、以前の旅のように「今日は〇〇まで行かねば」ということがなく、臨機応変に行先を決めることができたのは最高でした。
しかし、それが優柔不断につながり、無駄なルート選定をしてしまったというデメリットにもなりました。
1日あたり7千円ちょっと、家にいても必要な食費を除けば5千円ちょっとで北海道を満喫できて万々歳です。
さて、日本一周達成に向けて、残すは近畿地方、中国四国地方、そして沖縄です。
次は、どこに行くか、これからゆっくり考えます。