優柔不断な自分にあきれる…
9月26日、旅の17日目です。
きょうは、道東の網走市(赤↓)から斜里町(青↑)に移動しました。
昨晩は、道の駅「流氷街道 網走」で車中泊しました。
昨夜は暖かく、寝袋に入らず毛布だけで寝ました。
今日から3泊は斜里町にあるADDress拠点を予約してあり、16時頃にチェックインすることになっているため、これまでのように気ままに移動するわけには行きません。
前夜に晩酌しながら行先を考えようと思いましたが、薄暗くて狭い車内ではルートマップを広げるのも一苦労で、結局、酔ってお腹がいっぱいになって寝てしまいました。
なので、朝からルートマップを開きながらグーグル先生と相談して、行先を決めました。
天気がよい今日のうちに、宿泊地の斜里町の先にある知床半島まで行って、戻ってこようと思いました。
かなりハードスケジュールになるかもしれないので、先に進んだ方がよいのではと思いつつ、網走市内に未練があったため、市街地のすぐ近くにある天都山(てんとざん)に行きました。
ここには、オホーツク流氷館↓がありますが、先日、紋別市で似たような施設を見学したため、ここはパスしました。
こちらの展望台に行きたかったのです。↓
映える画像が撮れるように、フレームが設置してありました。
網走市の中心部とオホーツク海を一望できます。
この後、昨日、夕方で暗くなってしまい、写真を撮れなかった網走湖にだけ行って先に進むか、昨日訪れた道の駅まで行くかで迷いました。
今回の旅は、行き当たりばったりなのはよいのですが、そのため次にどうしようかというときに優柔不断になってしまいます。
結局、道の駅「メルヘンの丘 めまんべつ」↓まで行きました。
実は昨晩はここで車中泊しようと訪れたのですが、24時間利用できるトイレにウォッシュレットが無かったのです。
自分はウォッシュレットがないとダメなので、予定を変更して網走市内の道の駅まで移動したわけです。
(お尻の病気を抱えているわけではなく、気分の問題です。)
道の駅のすぐ近くには、SNSでバズった「メルヘンの丘」があります。↓
ここの写真を撮りたかったのです。
昨日は、夕暮れ後で写真が撮れなかったけど、きょうは天気がよく、きれいな写真が撮れました。
そして、網走湖にも復習に行きました。↓
その後、とりあえず今日宿泊する拠点の場所を確認するために、R244を通って斜里町を目指しました。
途中、昨日、湖三昧だったのに、寄らなかった藻琴湖にも行きました。↓
そして、昨日写真は撮ったのですが、読み方がわからなかった濤沸(とうふつ)湖の看板を見に行きました。↓
ここまでが、昨日の復習でした。
その後、斜里町に着き、本日宿泊の拠点の場所を確認した後、R334を通って知床半島を目指しました。
ルートマップをよく見たら、この辺りにあることを忘れていた「天に続く道」という観光スポットがありました。
是非、行きたいと思っていたところです。
直線道路を上っていくだけの場所なのですが、景色がキレイなためSNSなどでバズったようです。
これが上り方向です。↓
「天に続く道」なら坂を上る方向の画像が有名なのかと思いきや、こちらの下る方向の画像↓が有名なようです。
坂の上には展望台がつくってあり、そこからはオホーツク海が見えます。↓
次は知床半島と思って、もう一度、グーグル先生と相談しましたが、時間的にかなり無理があるように思いました。
きょう知床半島まで行くのなら、網走でウロウロしていないで、直接行くべきでした。
やはり、宿泊地があらかじめ決まっていると、かなり制約が出てきます。
優柔不断が招いた結果です。
先を急ぐ旅ではないからと気を取り直して、予定を変更して近所の役場などをゆっくり回り、コインランドリーに行くことにしました。
ルートマップで行先を探したら、近くに「斜里円周堤墓群」という史跡があったので、行ってみました。
縄文時代につくられた円形のお墓だそうです。↓
その後、昨日通った清里町の役場を訪問しました。
このあたりの畑の中を走る道道には、先ほどの「天に続く道」と似た風景がたくさんありました。
その一つに、こんな場所がありました。↓
遠くまで見渡せる感じは同レベルですが、道路わきの境界を示す↓がついたポールがジャマでしょうか。
こんな場所もありました。↓
天空に続く感じはグッドですが、両側の林が左右対称でないところがバッドでしょうか。
清里町役場を訪ねたら、この町は「日本で最も美しい村」という垂れ幕がありました。↓
どういう基準で、誰が選んだんでしょう⁉
そんなことをしていたら、昼食難民になってしまいました。
清里町には。昨日の昼食で利用した道の駅ぐらいしかレストランや食堂はないようです。
役場の近くにスーパーがあったので、お弁当でも買おうと入店しました。
美味しそうな焼き魚弁当(さば塩焼き)を安く売っていて、食べたくなりました。↓
そういえば、このところお魚を食べていません。
身体が魚を欲していたようです。
ついでに、きょうの夕食や明日の朝食の買い物まで済ませてしまいました。
先日のように、役場に駐車して車内で食べようかと思いましたが、きょうの日差しは強く、駐車した車内はかなり暑くなります。
周囲を見ていたら、野球場と公園がすぐ近くにあることがわかりました。
行ってみたらきちんと整備された立派な公園でしたが、誰もいませんでした。
ここにあった東屋↓で一人寂しく楽しく、昼食タイムにしました。↓
舌がんサバイバーで味覚障害に悩まされていますが、サバの塩焼きの塩味はほとんど感じることができず、香りと雰囲気だけを味わうことになりました。
自分でも不思議なのですが、一緒に入っていた鶏のから揚げの塩味はかなり感じているんです。
なぜなんでしょう???
移植した皮弁ちゃんは、魚の骨が口に入っても何も感じないから危険です。
骨には最新の注意を払いながら食べました。
それから、昨日から何度か通っている小清水町の役場に行った後、斜里町にあるコインランドリーに行って洗濯を済ませました。
そんなことをしていたら、あっという間に16時近くになってしまい、慌てて拠点に向かいました。
拠点は、年配の家守(管理人)ご夫婦が経営している眼鏡屋の2回にあるアパートの一室です。↓
お店に入って挨拶をしたら、わざわざご主人が出てこられて、いろいろ話をしてくれました。
そしたらなんと、ご主人は先ほどの「天に続く道」の名付け親だったのです。
ご主人は。以前、町の商工会の要職や町議会議員をされていた方で、若い方たちと町おこしに取り組んでいたそうです。
そのときに、近くに別荘があり何度も通っていたあの場所がSNSで話題になり始め、それなら名前を付けてどんどんPRしようと仕掛けたとのことでした。
今では、観光バスが乗り付けるほど有名な観光スポットになっています。
その仕掛け人の方と会えたのは、偶然とはいえ感動でした。
宿泊する部屋は、ワンルームのきれいな部屋です。↓
久しぶりのベッドです。
本日の走行距離は、147kmでした。
明日は、きょうあきらめた知床半島と余裕があったら野付半島にも行こうと思っています。