日本監督士協会による、人を育て、活かすマネジメントの自己診断(2001年)を参考にしてみましょう。
人を育て、活かすマネジメントの自己診断
1◎部下ひとりひとりの能力を公平に評価し、能力に応じた職務の割り当てをしている
2◎部下ひとりひとりに対して、能力を考慮しやや高めの目標を設定させている
3◎各人が目標を達成する上で必要な指導・支援を一人一人個別に行っている
4◎部下が必要とする情報は迅速に提供している
5◎日頃から部下との話し合いの機会を多く持ち、コミュニケーションがよくとれている
6◎部下ひとりひとりの目標は職場(チーム)の目標とリンクしており、共通の目的意識がある
7◎部下からの意見や提案は積極的に受け入れている。それが有効でない場合もいきなり否定したりしない。
8◎部下にできるだけ仕事を任せるようにしている。
9◎部下にはできるだけ権限を委譲し、責任を持たせているが、最終的な責任は自分でとる覚悟がある
10◎部下にはできるだけまとまりのある仕事を与え、自己完結型の仕事ができるようにしている
11◎ローテーションを頻繁に行って、仕事の多能化をすすめている
12◎部下同士がお互いに刺激し合うよう、競争意識を持たせるようにしている
13◎職場に問題が起こったときには、チャンスと考え問題解決に取り組んでいる
14◎能力の高い部下にはより難しく高度な仕事を与えている
15◎部下ひとりひとりの適性をつかみ、長所を伸ばせるチャンスを与えている
16◎部下ひとりひとりに不足している点を指摘し、改善する工夫をしている
17◎叱る(注意する)べきときにはきちんと叱る(注意する)ことができる
18◎ほめる(認める)べきときにはきちんとほめる(認める)ことができる
19◎管理監督者としての仕事を完璧に行い、自らの目標を確実に達成している
20◎管理監督者として常に自己啓発・相互啓発を行い、部下以上に能力開発につとめている
1◎部下ひとりひとりの能力を公平に評価し、能力に応じた職務の割り当てをしている
2◎部下ひとりひとりに対して、能力を考慮しやや高めの目標を設定させている
3◎各人が目標を達成する上で必要な指導・支援を一人一人個別に行っている
4◎部下が必要とする情報は迅速に提供している
5◎日頃から部下との話し合いの機会を多く持ち、コミュニケーションがよくとれている
6◎部下ひとりひとりの目標は職場(チーム)の目標とリンクしており、共通の目的意識がある
7◎部下からの意見や提案は積極的に受け入れている。それが有効でない場合もいきなり否定したりしない。
8◎部下にできるだけ仕事を任せるようにしている。
9◎部下にはできるだけ権限を委譲し、責任を持たせているが、最終的な責任は自分でとる覚悟がある
10◎部下にはできるだけまとまりのある仕事を与え、自己完結型の仕事ができるようにしている
11◎ローテーションを頻繁に行って、仕事の多能化をすすめている
12◎部下同士がお互いに刺激し合うよう、競争意識を持たせるようにしている
13◎職場に問題が起こったときには、チャンスと考え問題解決に取り組んでいる
14◎能力の高い部下にはより難しく高度な仕事を与えている
15◎部下ひとりひとりの適性をつかみ、長所を伸ばせるチャンスを与えている
16◎部下ひとりひとりに不足している点を指摘し、改善する工夫をしている
17◎叱る(注意する)べきときにはきちんと叱る(注意する)ことができる
18◎ほめる(認める)べきときにはきちんとほめる(認める)ことができる
19◎管理監督者としての仕事を完璧に行い、自らの目標を確実に達成している
20◎管理監督者として常に自己啓発・相互啓発を行い、部下以上に能力開発につとめている
各項目を5段階評価し、足し合わせた数字を判断します。
90点以上で「優秀」、80点以上で「良好」、70点以上は「ふつう」、60点以上で「要努力」です。
60点未満の場合、管理監督者としての人の育て方・活かし方になんらかの問題があるとされています。
この項目を満たす上司が、若い職員から求められる上司像と仮定してみると、いかがでしょうか。
とても魅力的な人物だと思いませんか?
自分の上司がこういう人なら、文句なくついていきたくなると思います。
今求められている上司像とは、権力でなく、魅力で部下を動かすことができる人材なのです。
魅力のポイントは大きく二つです。
・部下の自己実現をバックアップすること
・自分自身の人間性が高いこと
部下の自己実現をバックアップする上司とは、やりがい、生きがいなど心の充足を求める部下の気持ちと組織のベクトルをリンクさせた上で、支援してあげるように努力する上司です。部下の夢を叶えてあげるためには自分がどう行動すればよいか、部下をどうしてあげたいのかを真剣に考え、組織の方向性と部下の方向性を一致させるように努力します。
人間性が高い上司とは、自ら前向きに仕事に打ち込み、人生を心から楽しんでいる上司です。そして、部下にやさしさを与えられる上司です。もし部下が納得できなかったら、なぜ納得できないのかを聴いて、心から納得してもらった上で動いてもらう。こういう懐の深さをもっています。間違っても、部下を力で押さえつけたり、理屈だけで負かそうとは思っていません。
この二つの条件を備えることができれば、部下はその上司についていき、その上司の下で成長させてもらいたいと願うものです。そういう上司は、まわりから見てもやはり尊敬されていますし、愛されています。
「あれだけ僕らのことを理解してくれる上司なら、間違っていてもいいじゃないか。とにかくついていこう」と思われることが、人を動かすときの一番の魅力になります。
続きます。