もう一週間になるのがうそみたいに
頭の中で高橋大輔が滑っている
「滑走屋」
高橋大輔フルプロデュースの
氷上エンターティメント
今ワタクシ
毛穴のすべてが
幸福で詰まっております
いやぁ、よかったわーー
博多まで行ったかいあったわ
真っ黒なロングコートに黒仮面
なに、秘密結社なの？
高級クラブなの？？
それとも
トートダンサーが
黄泉の世界に連れて行ってくれるの？
ひらりと翻る裾
スタイリッシュやーーーー
刺さるわー
これは死ぬほど刺さるコスチューム
けしからんっ！
ニヤニヤがとまらんーー！
いやもうね、一気ですよ、一気に
あのダークな世界に連れ去られて
平常心なんてやつは
とっとと失速していった
鐘の音が響き一人ずつリンクに
現れたスケーターたちが
ぐるぐると円になったかと思うと
両サイドに分かれて整列
その中央をスピードスケートの
選手のように少し前かがみになり
ながら手は腰に置いた大ちゃんが
低音響かせる音の中
すーーーっと滑ってくる
ひゃぁぁぁぁ
がっごいい
大ちゃん
がっごいぃぃぃ
既に天に召されそうなんですが（早い）
こんなの軽い気持ちで見にいったら
命取りですわ。
ピンクの照明がブルーに変わり
蜘蛛の子を散らしたように散っていた
スケーターが中央に円形に集まる
ピタッと静止する
そしてまた爆発するように動き始める
複雑なフォーメーションが連続して現れ
目が足りない！
あっちもこっちも見たいのに
全く足りなくて大忙しですわ私の目
誰よ、こんな素敵な舞台を
（あえて舞台っていうよ）
振り付けしたのは！
鈴木ゆまさんっていうダンサーで
東京パノラマシアターっていう劇団の主催者
でもある方なんです。
ゆまさんに依頼する
大ちゃんのその感覚が
大勝利だったと思うわ
オープニングだけで14分
5曲をつないでいく
従来のアイスショーのように
一人一人出てきて名前を呼ばれて
拍手して、みたいなのは全くない
照明暗いしね、誰が誰だか分らん
メインスケーター８人
そこに大ちゃん自らスカウトしてきた
アンサンブルスケーターが14人
学生や社会人のメンバーたち
ほとんどがアイスショーに出るのが
初めてっていう子たちに求めるスキルが
高すぎるやろと思わないではないけれど
もうね、若い子たちすごいわ！
くらいついてきたんだわ
この本気さよ！
全身全霊の熱いものって
伝わるよね
なに、青春群像劇なの？？
もう大好物ですやん私
ミュージカルでもアンサンブルの力って
大事じゃないですか！
あの迫力がスピード増しましで
氷の上に展開していく
興奮、興奮
何者なんすか。君たちは！
もうハイのスイッチが入ってしまって
フォーフォー叫んでたと思ったら
次の瞬間泣けてくるという
私の情緒も滑走し始めました！
いやもう走るわ、私も！走らせて！
ってランナーズハイか私は・・・
落ち着いてほしい、私。
ダンサーのようなスケーターたちが
踊りまくるかと思えば、コーナーを回り
スピードスケートっていうより
ショートトラックの選手みたいに
コーナリングしながら
爆速で駆け抜ける
観客を煽る煽る
滑走屋ですもの
このショーの醍醐味は
迫力満点のスピード感
誰もが主人公って
言ってたけどほんとその通り
どのキャストのファンも大満足でしょうよ
まぁ、踊りまくる滑りまくるで
出ずっぱりですわ、すごい体力。
リンクからはけるまで暗いところでも
しっかり小芝居しているスケーターたち
いやーこういう細かいところのツメ大事よ
椅子に座るとだんだん狂っていく椅子プロ
あの不気味な感じ、ちょっと気持ち悪くて
癖になる。何度も見たくなる。
狂気って美しい
なんにせよ油断する間がない
っていうか油断なんてしてしまったら
そのまま成仏してしまう気しかしない
もちろん大ちゃんのソロも！
千秋楽の演技は素晴らしかった！
色気を存分にふりまいてきなすった！
（誰？ｗ）
世界を救うのか滅ぼすのか
明日世界は終わるのかって勢いのステップ
ここぞっていうとこで魅せてくんなさる
（なぜ時代劇ｗ）
競技会のタイトルがなければ
通常のアイスショーには呼んでもらえない
大ちゃんはそういう子たちにも
輝ける場所を作ったんだなぁ
と思うとすごいな、高橋大輔
うぉぉぉーーーん（泣）胸いっぱい
なんて感傷に浸っていたら
目の前に大ちゃんが！
スーパーアリーナの2列目の時なんて
絶対大ちゃんと一緒の
空気吸ってた！と
思ったら顔が赤らむっていうね
うふふ
これは恥じらいというやつ？
ただの乾燥？ わからぬｗ
群舞にしれっと混ざって滑っている
ダイスケタカハシ （好き）
気迫に圧倒されておりました
照明暗くて誰が誰かわからなくても
気づいちゃうわけですね（自慢）
行事で撮る自分の子のビデオは
すぐに見失って帰ってきてから
見ると
「誰？」っていう
産んだ覚えのないよその子
しか映ってないこと数知れずなのにｗ
身のこなしなのかそうなのか？
顎をくいっとあげて
くぅっと肩を開いて滑っているのが
大輔くんなわけですね（知らんがな）
あの目線の動き
くぅぅぅ－－たまらん！！
立ってる後ろ姿だけで
心臓が波打つっていうか
白飯三杯はいける！全然いける！
（語らせて、ほっといてｗｗ）
フィナーレに入っていくところなんて
大ちゃんの荒い息使いとか
聞こえるんですよ
あかん、
私まで荒い息遣いになって
どぇするようのら１くぁすぇえｄ
ごめんなさい、手が震えました
ずっと暗かった照明が最後は明るくなり
ダンサブルなナンバーで踊り狂う
オイオイ言いながら手を挙げて周回
楽しかった！
ほんっとうに楽しかった！
千秋楽ではもうキャストも大ちゃんも
泣き出して、こっちももらい泣きっすよ
ほんと、誰も置いてけぼりにしない
素晴らしいショーであった！
今回スマホで撮影OKという日本では
ありえない画期的な試みだったので
私も動画撮ろうと思ったのだけれど
なんだかセルフレジでもたもたしている人
みたいになってしまったので速攻諦めた
皆さんびっくりするほど上手に撮ってらっしゃるので
youtubeとかツイッター（Xっていうんですか）で
＃滑走屋 で検索してみてください
どんどこどんどこ動画が追加されてて
いまだ熱狂というか狂乱の残り香がそこかしこに
暇さえあれば動画探しの旅にでて
帰ってこられなくなるので大変困っていますが。
ポスターからして演劇っぽい
残念だったのは
今回体調不良で降板するキャストが
次々と出てきてしまったこと
本人が一番悔しいだろうし
ケガでなくてよかったではないかと
思うしかないのだが
急な変更にも即時に対応したキャストの面々
素晴らしい
友野君は特に大活躍
大輔君の右腕ポジションだった！
ソロも素敵で私は泣いたよ
ショーマストーゴーオン
以前三谷幸喜の舞台で次々と出演者が
体調不良で降板してそのたびに三谷さんが
その役者の代役をやっていて最後には
主演の鈴木京香まで体調不良で休むって
いうことがあったんだけどその時も
三谷さんが鈴木京香の代役をしていた（笑）
何があっても幕が開いた
らつないで続ける
っていうショービジネスの覚悟
どれだけ大変でもフィナーレの時の
はじける笑顔に滑走屋たちの職人気質を見た
あとグッズが買えなかったのが悲しい
パーカーやTシャツに手ぬぐい
滑走屋グッズ欲しかったのに
1日目で完売した模様
私が行ったときにはもう
巨神兵に焼きはらえ、なぎはらえされた後
ぺんぺん草1本はえてませんでした（泣）
再販して～～～～～～～～～🥺
気が付くと滑走屋の曲（Do it）が
頭の中でなり続ける病にかかっているので
もうしばらくこの幸福感に包まれていたい
そしていつか（できるだけ早く）
フルキャストでの再演願ってる
ドラムタオとか鼓童みたいな太鼓の
パフォーマンス集団もあるし
滑走屋は滑る演劇集団として
新しいジャンルでよろしくお願いしたい
っていうてる間に来週は
プリンスアイスワールド滋賀公演
チケット発券してこなくては！
今回も長文おつきあいくださり
ありがとうございました。
