変態チューナー448です!

最近はVIAナックルを買ってからタイヤを「ポジらない」セッティングに没頭中です。

 

良い絵を発見したので拝借します。

実際のラジコンのナックルと対比しながらキャスター角とトレール量の関係を検証したいと思います。

トレール量が小さいと不安定で、大きすぎるとハンドルを切るのに大きな力が要って、動きが重くなります。

 

非常にわかりやすい例として、キャスターで説明します。

台車等に付いている「キャスター」です。

台車に4個付いている状態だと思ってください。

キャスター角と紛らわしいですが、キャスター角は当然ながら0°です。

 

 

進行方向はです。

キャスター自体の回転軸(キングピン)が地面と交差する点からタイヤの接地点までの距離がトレール量です。

上の絵は回転軸よりタイヤの接地点が後ろにきます。

「正トレール」です。

 

台車を動かすと、台車に引っ張られて、常に進行方向逆にタイヤが向きますよね!

よって、正トレールはタイヤの向きは安定します。

 

タイヤを90°回すと・・・タイヤは垂直のままです。

 

 

ドリラジのナックルに置き換えると・・・

 

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VIAナックルのようにキャスターを立てて正トレールオフセットが入ったナックルになります。

トレール量は前後方向のオフセットにより確保されているので、ハンチングは出ません。

 

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穴が複数個ある調整式ナックルだとこのようになります。

キャスター角は2°です。

 

これに対して「逆トレール」は前後逆になります。

回転軸よりタイヤの接地点が前にきます。

このタイヤの向きをキープしたまま台車を右に動かすのは不可能です。

よって、逆トレールはタイヤの向きが非常に不安定です。

逆トレールで走るのは有り得ないと思います。

 

この向きで安定感を出すには、キャスターを寝かせます。

キャスター角を付けると言い換えても良いです。

 

すると・・・

 

 

回転軸が地面と交差する点よりタイヤの接地点が後ろになり、正トレールが確保できました。

自転車やバイクもこの状態になってます。

キャスターはトレールオフセットが大きいので、キャスター角を思い切り付ける必要があります。

 

この状態でタイヤを90°回すと・・・

 

 

ドリラジのナックルでは・・・

 

ドリラジのナックルに置き換えると、ODのナックルが該当します。

アジャスタブルナックルVer.2は逆トレール方向にオフセットが付けられます。

逆トレールオフセットは、ある程度キャスター角を付ける前提の設計です。


ナックルで「逆トレール」と言うのは逆トレール方向にオフセットできる=「トレール量を少なくする」です。

 

ODのナックルは大きいキャスター角+キングピンアングルにより、切り始めの早い段階からタイヤがポジるはずです。

設計思想は「タイヤがポジる領域を大きくする」だと思います。(違ってるかもしれませんが)

逆トレールオフセットは、大きくなりすぎたトレール量を小さくする調整だと思います。

 

以上より、下記の組み合わせが必須だとわかります。

 

①キャスター角=小+正トレールオフセット

②キャスター角=大+逆トレールオフセット

 

両方正解だと思いますが、逆の組み合わせはNGです。

私は最近は①を試してます。

 

調整式のナックルを持ってる人は、是非①②を試してください!

 

 

地獄のチューナー448です!

予告通り、普通の調整式ナックルでVIAナックルのようなジオメトリーが可能か試してきました。

 

⇒できます!

ただし、切れ角はかないません。

 

今回の被験車は YD4-MR改、YD2-MRです。

ナックルはラップアップのVXナックルVer.4で、今の状態は下記です。

ごく普通です。

 

キャンバー 8.5°

キャスター 8.0°

キングピンアングル 2.5°

トレールオフセット なし

 

これをVIAナックル風のジオメトリーに変更しました。

 

(写真左はRDXダイレクトステアリング仕様、右は YD2-MRです)

 

 

変更前は前から見るとこんな感じです。

普通です。

 

 

上側にキングピンアングルを付けるアダプタを付けてます。

これを変態風味に染め上げます!

 

こうなりました!!!

 

写真を見比べれば分かりますが、前から見るとアッパーアームの取り付け位置が異なります。

逆キングピンアングルです!

 

普通はこんなことはしないと思うのですが、できます!

キャンバー角はそんなに変わらないので、上のボールエンドがホイールに入る方向です。

そのため、車体側のアッパーアーム取付位置も下げました。

 

そして、横から見た絵面も異なります。

ナックルには内/外、前/中央/後ろの6カ所の取付穴があります。

 

上側:外/前(ここを使ったことがある人はいないのでは?)

下側:内/前

 

元の写真はないのですが、車軸がボールエンドより後ろになりました。

キャスターが立ったこともあり、ホイールベースはほぼ変わりません。

 

新ジオメトリーは下記です。

VIAナックルに似た値にしました。


キャンバー 6.5°

キャスター 2.0°

キングピンアングル -2.5°

トレールオフセット 正トレール

 

 

逆キングピンアングルと立てたキャスターの効果で内切れ側のタイヤがポジりません!!!

 

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(写真はRDXですが、YD2-MRも同様になりました)


走ってみると・・・ドアンダー!!!

最初はステアリングのリンクの関係でガタが大きかったせいもあり、ドアンダーでした。

リンクを変えたらガタが少なくなってアンダー度合いは減りました。

 

・フィーリング的にはジャイロのゲインを上げた感じです。

 ゲインは大きく下げました。

・このキャスター角でもハンチングは出ません!

 

しかし、RDXみたいにスパっと振れません。

ステアリングのリンクを変えるか、普通のサーボ横置きにするためにシャシーに穴を開けたいです。

これ以上セッティングしても仕方ないので、昨日はここまででした。

今週末に再トライします。

 

しばらくポジらないナックルを追求したいと思います。

なお、VIAナックルのRDXは絶好調でした。

 

 

 

 

地獄のチューナー448です!
今回はヒコテックのVIAナックルの補足です。
私はこのナックルに惚れ込みました。
今までのナックルとは異なる、孤高のスーパーナックルだと思います。

詳しい説明はヒコテックさんののWEBに任せます。


私は普通のナックルとの違いをレポートしたいと思います。


この2台を比較しました。


注)キングピンアングルは本来は上下のボールエンドを結んだラインと地面と直角ラインとの角度を示しますが、この記事では前後から見た上下のボールエンドを結んだラインと車軸の直角ラインの角度とします。


(写真上=YD-4改YD2-MR)

FRはYD-2なので、普通の YD-2と思ってください。


キャンバー 8.5°

キャスター 8.0度

キングピンアングル 2.5°

トレールオフセット なし


普通のナックルは車軸とナックルが直角です。

写真ではキャンバー角に対し上下のボールエンドを結んだラインの方が角度が大きいです。上側のボールエンドがナックルに対し車体内側に入っています。

いわゆる、キングピンアングルが入っている状態です。

一般的なジオメトリーです。


サーボと連結していない状態でハンドルを切ってタイヤを着地させると、タイヤが真っ直ぐに戻りたりがります。


(写真下=RDX変態仕様)

キャンバー 6.0°(ナックル3°+インクルーデッドアングル3°)

キャスター 1.0°

キングピンアングル -3.0°

トレールオフセット 正トレール3mm


今までの常識からすると、ぶっ飛んだジオメトリーです!

VIAナックルはナックルに対しタイヤ軸が傾きます。(上下反転して逆に傾けることも可能です)

キャンバー角に対し上下のボールエンドを結んだラインの方が角度が小さいです。タイヤ軸に垂直に見ると、上側のボールエンドが下側に対し車体外側にあります。


→逆キングピンアングルです。


2台のジオメトリーを比較すると、キャスター角が大きく異なるのと、キングピンアングルの±が異なります。


VIAナックルはベアリングを入れる部位とナックル本体が分割式で、タイヤ軸がナックルに対し傾いてます。

ヒコテックさんはインクルーデッドアングルと呼んでます。VIAのIAはインクルーテッドアングル、Vはバリアブルでしょうか?

見ての通り、車軸は上に上がってます。このパーツは±1°、3°、5°があります。(私は標準?の3°です)

これがVIAナックルの1つ目の特徴です。

このパーツを上下反転することによりキングピンアングルの±を変更できます。

通常は上の写真の向きで使用します。


2つ目の特徴はナックル本体に対し車軸側の部品の前後位置が変えらます。

通常は車両後ろ側になる位置(写真の左側)で使用します。

取り付け位置やインクルーデッドアングルを変えても、キングピンとステアリング連結位置の関係は変わりません。

よって、アッカーマンも変わりません。

この発想は凄いです!


後側=正トレール、右側=逆トレール

キャスター角がほぼ0でも、このトレールオフセットのためにハンチングは出ません!


ナックルは左右対称形状です。

左右で同じパーツを使います。

私のRDXは、この上下向きで使ってますが、普通のRDXに使用する場合は上下逆で使用します。


VIAナックルはナックルを立てて使うことを前提に設計されています。

普通はトレール量を稼ぐためにキャスター角を寝かせます。大抵のドリフトマシンは普通の車だと有り得ないほどキャスターが寝ています。

それに対しVIAナックルはキャスター角はほぼ垂直で使います。

トレール量は車軸のオフセットで稼ぎます。

(キャスター角7°相当らしいです)


この結果、タイヤを切った際のキャンバー角の変化量が変わります。


通常のマシンはタイヤを切っていくと、内切れ側のタイヤがネガティブキャンバーからポジティブキャンバーに変化します。

写真で言うと、タイヤが左に傾きます。

タイヤが大きく切れると、キャスター角がキャンバー方向の角度に置き換わります。

いわゆるポジるです。



それに対しVIAナックルはネガティブキャンバーのままです。(タイヤが右に傾いたまま)

キャスター角がほぼ垂直で逆キンピンアングルのためです。

普通と違い、ポジらないです。



ポジらないのはメリットとデメリットがあると思いますが、私はメリットの方が大きいと思います。

接地面とエッジの切り替えが無いので、どの角度でも安定して走れます。


そして、切れ角もエグいので、角度も付けられます。(ケッツガン向きです)

VIAナックルの3つ目の特徴です。


ベアリング部が外にオフセットされて、ナックルが削られているので、ストレートのキャップでも、見ての通りナックルに当たりません!


このナックルはボールエンド取り付け穴が1つしかないピンポイントの設定です。

この形状に行き着くまで相当苦労したと思います。

素晴らしい設計です!!!


弱点は、気軽にお試しできないことですね。


価格が高いのと、持ってる人に借りたとしても、普通のナックルを外してポン付けできません。


ナックルは公式通販やチャンプ、スーパーラジコンで売ってます。

気になる方は購入すべし!


次回は普通の調整式ナックルでこのようなセッティングが可能なのか検証してみます。


地獄のチューナー448です!

本日はGサーキットでVIAナックルを試してきました。


9時過ぎに車に乗り込み、出発・・・できませんでした!


バッテリー上がりでエンジンがかからない!

会社まで救援車を取りに行き、エンジン始動しました。

1時間以上ロスしました・・・


気を取り直してGサーキットに到着しました。



本日は人は少なめでした。

明日のヨコドリの練習走行でいつもの面々が出払ってました。


本日はヒコテックのVIAナックルを試してきました。


走り出すと、良くも悪くも普通に走ります。

キャスター2°ですが、ハンチングは出ません。

ドッシリと安定・・・しすぎてます!


ジャイロのゲインを上げた感じです。

スパっと振れないので、ゲインを下げました。


アッカーマンは内切れにしてましたが、パラレルにしました。


ダンパーも内側に寄せて、めいいっぱい切れます。


これで走ると、すごい角度で安定して走れました。ケツ侵入しまくりです。ダイレクトステアリングも調整すると、スパっと振って深い角度でピタっと止まり、立ち上がりも安定してます。


このナックルは・・・

私の史上最高ナックルです!!!


走行後のタイヤを見ればわかりますが、内側だけにレーシングパウダーが付いてます。



タイヤが大きく切れてもポジらないので、常にタイヤ内側が接地しているようです。


また、常に内側接地なので、接地面や角の切り替えが無く、浅角から深い角度まで安定してます。


今オリンピックが開催されてますが、フィギュアスケートを見ていて気づきました。


普通のナックル=イナバウアー

(イナバウアーは上体を反る演技ではなく、開いた左右の足をずらして滑る技です)

普通のナックルで深い角度になった際、内切れ側がポジキャンになり、接地点の左右のズレが大きいです。


VIAナックル=イーグル

(イーグルは左右の足を180度開いて滑る技)

VIAナックルの場合、常に内側接地なので、

進行方向に対する接地点のズレが少ないです。

イーグルの方がイナバウアーより速そうですね。


ここで、キャスターをさらに立ててみました。

RDXの限界値の1°です。

それでもハンチングは出ません。


→振り出しが鋭くなり、安定感も増しました。


最終的なジオメトリーですが、普通のドリフト車とはかけ離れてます。出来るだけ立てて使うナックルです。


キャンバー=6°

キャスター=1°


ポジらないナックル、あると思います(天津木村風)



地獄のチューナー448です!

本日は幕張イオンに行ってきました。

今日はRCマスターズ決勝とラジコンホビーショーが開催されてました。


ラジコンホビーショーには数多くのブースが出店されてました。



私のRDXはナックル交換をしたいと思ってました。

昨日、会社の本社がある秋葉原に行ったので、スーパーラジコンでナックルを買おうと思ってましたが、幕張に行ってから考えようとなりました。


今日、幕張でナックルを買いました。


ヒコテックのVIAナックル(3°)です。

さっそく、RDXに組み込みました。


めっちゃ苦労しました!!!

というのも、VIAナックルは今までのナックルとスクラブ量、キャンバー角,キャスター角、今までのジオメトリーと大きく異なります。


キャンバー=7°

キャスター=2°


特にキャスターが今までの常識だとあり得ない角度です。少ないキャスター角に対応するために正トレールは入れてます。


ダイレクトステアリングとの組み合わせで、切れ角は・・・


恐ろしく切れます!

これで干渉もなく、逆関節にもなりません。


そして、このナックル最大の特徴が・・・


ポジらない!!!


ポジるとは、ハンドルを切るとタイヤがポジティブキャンバーになることです。

上の写真で言うと、タイヤが右に傾くのがネガティブキャンバー、左傾くのがポジティブキャンバーです。

大抵のドリフト車が舵角大きい領域でポジティブキャンバーになります。


(参考)

通常のドリフト車はタイヤが真っ直ぐ、直進状態でネガティブキャンバー(マシン前後から見るとタイヤがハの字になっている状態)です。

逆だとポジティブキャンバーです。


ハンドルを切っていくと、ある段階から内切れ側のタイヤがポジティブキャンバーに変化します。

キャンバー角とキャスターの影響です。


ところが、VIAナックルだとポジティブキャンバーになりません。

特殊なキャンバー角と思い切り立てたキャスター角の影響です。


これは走行楽しみです。

明日は雪ぽいので走るのは無理かな?

(投票は済ませました)