こんにちは。
前回はロフト角度のご説明をしましたが、本日はライ角度です。
ゴルフクラブのライ角とは、ゴルフクラブをスコアラインが(またはソール面が)水平になるようにして地面に置いたときに、水平な地面とシャフトの中心線とが作り出す角度です。
ゴルフクラブのライ角は、アイアンの方向性を大きく左右する数値です。あと、ウッドやユーティリティーの場合には、ほとんど無視して良い数値です。
では詳しくご説明しましょう。
まず、国内モデルの5番アイアンの平均ライ角度は61°になっています。
アメリカモデルは1°~2°アップライトに設計されていることが多いです。
通常ライ角が自分にあっていないと、どのような弊害があるのでしょうか。
簡単に説明します。
ライ角がフラットすぎる場合
アドレス(インパクト)でヒール側が浮いた状態のことを言います。
この状態でインパクトすると球は右に飛び出しやすくなります。
ライ角がアップライトすぎる場合
アドレス(インパクト)でトゥ側が浮いた状態のことを言います。
この状態でインパクトすると球は左に飛び出しやすくなります。
フェースの向きが5°ズレると、どの程度曲がるのでしょうか。
それは下記の公式で求めることができるようです。
フェースの向きがズレる角度=適正なライ角からズレてる角度×ロフト角/90°
例をあげると5°アップライトの48°のウェッジを使った時に110ヤードをナイスショットした場合、5ヤード以上も着地点がズレてしまいます。
公式を見てもらえれば解るようにロフト角度/90°なので、ロフト角度が少ないほうがズレは少なくなります。
同じように5°アップライトでロフト角度9°のドライバーを230ヤード打ったとしても、2ヤードほどしか着地点はズレません。
上記内容からライ角は短い番手ほど影響が大きいということになります。
ドライバーやフェアウェイウッドはあまり気にしなくても良いということなります。
また二つ目の弊害としては、ライ角がズレているとスイートスポットの高さが変わってしまうので、ナイスショットが難しくなるということです。
アップライトでもフラットでもスイートスポットの位置が高くなります。
実質は数ミリですが、高くなってしまいナイスショットが難しくなります。
適正なライ角のクラブを買うことが一番良いですが、軟鉄アイアンやソフトステンレスの場合はライ角を調整できますので、お近くの工房で調整してもらうことが望ましいでしょう。
私の知り合いでもライ角調整して見違えるようにショットが良くなった人も多いです。
ちなみに1996年発売の平均ライ角度は59.9°2013年発売は60.7°になっています。