クラブ職人の徒然草~2 -76ページ目

O'lion(オライオン)ウェッジ新モデル


競技ゴルファーにウェッジの評価が高いO'lion。

SPY-1シリーズに続きSPY-2シリーズが発売になりました。

SPY-1はバックフェイスがミラー、ソールとボディがサテンという手の込んだ特徴的な仕上げでしたが、

SPY-2はバックフェイスにマシンミーリングの跡を残したサテン仕上げ。
これも中々渋いです。

写真左がTYPE-S、右がTYPE-G。

Sは柔らかくラウンドしたエッジでFP値大き目(懐があるのでストレートという印象は薄い)。

Gはストレート目のエッジでややオフセットな顔。

写真左のSはバンス角自体は十分に確保しながらソールのヒール側、トゥ顔、トレーリング側を大き目に落としたダブルバンス。
開いて使う時もエッジの収まりが良く、しばらく抜けも良い形状。

右のGはソール全体が船底のように丸みを持ったラウンドソールで、素直にスクエアに使いやすい、ミスタッチが出にくい形状。

写真、試打用はメッキ仕上げでヘッド定価40000柄(税別)。
特注対応でノンメッキバージョンは45000円(同)です。

試打は共に56度で作りますのでぜひ一度お試し下さいませ。

グリップ交換


当店で作らせて頂いたクラブセットのグリップ交換を承りました。

アイアンセット、ウッドセット。

つまりセットという事は全番手が同じフィーリング、同じタイミングでショット出来なければいけないという事です。

グリップ装着前の状態(裸の状態と呼んでます)で長さ、スイングバランスが綺麗に整っていること。
コンマ1ポイント単位で管理されています。

そして装着するグリップの重さをコンマ1g単位で管理し、

同じテープで同じ下巻き。このお客様の手と好みに合わせてあることは言うまでもありません。

そして装着長さの誤差も0.5mm以内で同じ太さの仕上がり。

この美意識はクラフトマンとしての僕のアイデンティティであり矜持。

これが無くなったらワタナベも終わったなと思て下さい。

グリップにこだわらんクラフトになんでクラブ任せられるねん!?
て言うて下さい。

三菱ケミカルTENSEI試打会


今年7月に新発売予定のNEWモデル

TENSEI PRO BLUE 1K

テンセイ1Kシリーズのオレンジ、ホワイトに続く第3弾。

市販ブランド品に純正で装着されているテンセイブルーとは見た目はそっくりですが全くの別物です。

3モデルの剛性分布曲線を見比べると手元側の剛性はブルーが一番高く、オレンジが一番低い。
逆に中間~先端に掛けてはブルーが素直に緩やかな下降曲線を描いて一番低く、オレンジは中間の硬度を高めにして先端までは最も高い。

これは見事に各モデルのしなり方を表しており、
かなり典型的な「全体硬めの元調子」のオレンジ、
しなり剛性に偏り感は無いが全体的にしなり量少な目な感じでスピード感のあるホワイト、

そしてブルーはクセの無い適量のしなり量で、慣性モーメントの大きいヘッドの挙動とケンカしない大変スムースな動き。

ドローヒッターよりはフェードヒッターが曲がり幅の少ないコントロールしやすいシャフトかな、と感じます。

ネックのすぐ上に来る部分の剛性を部分的に上げてあるので、しなりはスムース感を損なわず当たり負けは無い、という工夫があります。

シャフト価格は変わらず50,000円(税別)。

60-Sの試打を組みます。