三菱ケミカルTENSEI試打会
今年7月に新発売予定のNEWモデル
TENSEI PRO BLUE 1K
テンセイ1Kシリーズのオレンジ、ホワイトに続く第3弾。
市販ブランド品に純正で装着されているテンセイブルーとは見た目はそっくりですが全くの別物です。
3モデルの剛性分布曲線を見比べると手元側の剛性はブルーが一番高く、オレンジが一番低い。
逆に中間~先端に掛けてはブルーが素直に緩やかな下降曲線を描いて一番低く、オレンジは中間の硬度を高めにして先端までは最も高い。
これは見事に各モデルのしなり方を表しており、
かなり典型的な「全体硬めの元調子」のオレンジ、
しなり剛性に偏り感は無いが全体的にしなり量少な目な感じでスピード感のあるホワイト、
そしてブルーはクセの無い適量のしなり量で、慣性モーメントの大きいヘッドの挙動とケンカしない大変スムースな動き。
ドローヒッターよりはフェードヒッターが曲がり幅の少ないコントロールしやすいシャフトかな、と感じます。
ネックのすぐ上に来る部分の剛性を部分的に上げてあるので、しなりはスムース感を損なわず当たり負けは無い、という工夫があります。
シャフト価格は変わらず50,000円(税別)。
60-Sの試打を組みます。