ヘッドとシャフトと人
この歳(63歳7か月)になると
歳の割には筋肉量多くて、元々瞬発系で、軽いシャフトが全然合わなかったんですが
やはり落ちた飛距離をクラブでなんとか出来ないか・・・って考えちゃいます。
今、一番振りやすく感じているシャフトは122~123g(カット前)のSの番手ずらし。具体的には
A:島田K's Tour-S(123~124g)番手ずらし
B:モーダス3-130-S(124g)番手ずらし
*いずれも弾き系のシャフト
で、試してみようと思ったのが
C:モーダス3-115-S(118g)ノーマル。
数g重さを落とし、しなやかなしなり感で「楽」にならへんかなぁ・・・と。
手元にあるヘッドはいずれもノーマルウエイトで
①軟鉄鍛造でソール幅やや厚めのハーフキャビティ
②マレージングフェイス+ステンレスボディでボディ幅の厚いアンダーキャビティ
の二つ。
言い換えれば、慣性モーメントがノーマルの①、慣性モーメントが大きい②。
*いずれも7番=29~30度のストロングロフト
で、作ったのが
①+A:全体の重量でクラブ慣性モーメントを大き目にしつつ、その負荷感の偏りを無くし、インパクトパワーを得る。
②+C:慣性モーメントの大きいヘッドにやや軽い目のシャフトでクラブ慣性モーメントを調節し(少し全体重量を軽くし)、振りにくさが出ないようにしてヘッドの性能をフルに引き出す。
という狙いです。全長やスイングバランスはほぼ同じです。
どちらが僕にとって飛距離と安定をもたらしてくれるのか・・・!?
ヘッド重量は①と②はほぼ同じなので②+Cの方が総重量は少し軽いことになります。
どちらの方が振りやすく打ちやすいか、は同じようなヘッドスピード、同じようなスイングパワーであっても個人差があると思いますが、
両方を実戦で使ってみた僕個人の見解としては今までお客様に一貫して申し上げてきた持論が証明できたように思います。
①シャフトの重さが一番大事。結局シャフトの重さがクラブ自体の慣性モーメント(=振るときの負荷の量)を決定づける。
②ヘッド、シャフト、グリップ、という3つのパーツの重量配分のバランスが大切。
①+Aはなるほど重さを感じられるがクラブとしての全体バランスが良く、結局自分のスイング力を載せて行ける感覚で当たりも厚い。
②+Cは軽いクラブで振るのは楽だがヘッドがやけに利いて感じられ、スムースな振り抜け感が感じにくい。
が今回の実験の結論です。
ゴルフクラブを作る、というのは練習場で練習モード(運動モード)で打って打ちやすいクラブを作るという事ではなく、芝の上に鎮座している一期一会、唯一無二のその一球を一度のリハーサルもなく打ってそのショットを成功させる、その緊張感の中で使える道具を作るという事です。
一言でいえば「貴方にとって振りやすいわぁ、軽く振れるわぁ、というクラブは役に立たない」ということです。
これで益々ガンコな職人とか言われちゃうんやろなぁ・・・・
歳の割には筋肉量多くて、元々瞬発系で、軽いシャフトが全然合わなかったんですが
やはり落ちた飛距離をクラブでなんとか出来ないか・・・って考えちゃいます。
今、一番振りやすく感じているシャフトは122~123g(カット前)のSの番手ずらし。具体的には
A:島田K's Tour-S(123~124g)番手ずらし
B:モーダス3-130-S(124g)番手ずらし
*いずれも弾き系のシャフト
で、試してみようと思ったのが
C:モーダス3-115-S(118g)ノーマル。
数g重さを落とし、しなやかなしなり感で「楽」にならへんかなぁ・・・と。
手元にあるヘッドはいずれもノーマルウエイトで
①軟鉄鍛造でソール幅やや厚めのハーフキャビティ
②マレージングフェイス+ステンレスボディでボディ幅の厚いアンダーキャビティ
の二つ。
言い換えれば、慣性モーメントがノーマルの①、慣性モーメントが大きい②。
*いずれも7番=29~30度のストロングロフト
で、作ったのが
①+A:全体の重量でクラブ慣性モーメントを大き目にしつつ、その負荷感の偏りを無くし、インパクトパワーを得る。
②+C:慣性モーメントの大きいヘッドにやや軽い目のシャフトでクラブ慣性モーメントを調節し(少し全体重量を軽くし)、振りにくさが出ないようにしてヘッドの性能をフルに引き出す。
という狙いです。全長やスイングバランスはほぼ同じです。
どちらが僕にとって飛距離と安定をもたらしてくれるのか・・・!?
ヘッド重量は①と②はほぼ同じなので②+Cの方が総重量は少し軽いことになります。
どちらの方が振りやすく打ちやすいか、は同じようなヘッドスピード、同じようなスイングパワーであっても個人差があると思いますが、
両方を実戦で使ってみた僕個人の見解としては今までお客様に一貫して申し上げてきた持論が証明できたように思います。
①シャフトの重さが一番大事。結局シャフトの重さがクラブ自体の慣性モーメント(=振るときの負荷の量)を決定づける。
②ヘッド、シャフト、グリップ、という3つのパーツの重量配分のバランスが大切。
①+Aはなるほど重さを感じられるがクラブとしての全体バランスが良く、結局自分のスイング力を載せて行ける感覚で当たりも厚い。
②+Cは軽いクラブで振るのは楽だがヘッドがやけに利いて感じられ、スムースな振り抜け感が感じにくい。
が今回の実験の結論です。
ゴルフクラブを作る、というのは練習場で練習モード(運動モード)で打って打ちやすいクラブを作るという事ではなく、芝の上に鎮座している一期一会、唯一無二のその一球を一度のリハーサルもなく打ってそのショットを成功させる、その緊張感の中で使える道具を作るという事です。
一言でいえば「貴方にとって振りやすいわぁ、軽く振れるわぁ、というクラブは役に立たない」ということです。
これで益々ガンコな職人とか言われちゃうんやろなぁ・・・・
易しいクラブって?ええクラブって?
当工房のお客様はクラブ競技にも出られたり、アマチュア競技に出られたり、またはそれを目指しておられたり、というシリアスゴルファーが多いんです。
それだけに、なんでしょうけど
「もう少し易しくゴルフが出来るクラブ(特にアイアン)にしようかな」
というご相談(というか、ほぼボヤキ)をお聞きします。
では、最も1打にこだわり、1打が重いはずの男子プロゴルファーに何故あんなにマッスルバックアイアンの使用者が多いんでしょう?
彼らこそ「少しでもイージーに球を打てるクラブ」を求めるはずです。
巷に、○○ブランドのクラブは易しい、△△のクラブは良い、などの短絡的に耳触りの良い文言が目や耳から入ってきますが、注意が必要です。
良い、とか易しい、を謳う文言に「誰にとって、どんなゴルファーにとって」という主語は見当たりません。
例えば、マレージング鋼バネ板フェイス、ストロングロフト、ワイドソール、アンダーキャビティ、グースネック、と書けば、
飛び要素!、ダフリにくい!、スイートスポットが大きい!、球が掴まる!となりますが、これらはすべてのゴルファーにとって易しい要件でしょうか?
前述の男子プロとまで言わなくてもHSが45を優に超える、しっかりダウンブロー軌道で球を捉える上級者にとってみれば
飛び過ぎて距離とスピンの管理が出来ない、芝面で跳ねてしまって左が怖くてしっかり打てない、重心距離が大きくシャフト軸周りの慣性モーメントが大き過ぎてヘッド挙動の管理が出来ない、左にしか行かなくて怖くて打てない、となりますよね。
一つの要素は誰かにとっては恩恵であり易しいけど、他の誰かにとっては邪魔であり難しいだけ。と実は常に表裏一体です。
男子プロたちにとっては広いスイートスポットも球の掴まりもダフリ難さも邪魔で不要な要素であり、スピンコントロールや球筋の作りやすさ、距離の管理のしやすさがある小振りなマッスルバックが一番使いやすいクラブ、ということになるのでしょう。
ご自身のゴルフのスタイル、方向性、つまり自分自身と良くご相談くださいね。
それだけに、なんでしょうけど
「もう少し易しくゴルフが出来るクラブ(特にアイアン)にしようかな」
というご相談(というか、ほぼボヤキ)をお聞きします。
では、最も1打にこだわり、1打が重いはずの男子プロゴルファーに何故あんなにマッスルバックアイアンの使用者が多いんでしょう?
彼らこそ「少しでもイージーに球を打てるクラブ」を求めるはずです。
巷に、○○ブランドのクラブは易しい、△△のクラブは良い、などの短絡的に耳触りの良い文言が目や耳から入ってきますが、注意が必要です。
良い、とか易しい、を謳う文言に「誰にとって、どんなゴルファーにとって」という主語は見当たりません。
例えば、マレージング鋼バネ板フェイス、ストロングロフト、ワイドソール、アンダーキャビティ、グースネック、と書けば、
飛び要素!、ダフリにくい!、スイートスポットが大きい!、球が掴まる!となりますが、これらはすべてのゴルファーにとって易しい要件でしょうか?
前述の男子プロとまで言わなくてもHSが45を優に超える、しっかりダウンブロー軌道で球を捉える上級者にとってみれば
飛び過ぎて距離とスピンの管理が出来ない、芝面で跳ねてしまって左が怖くてしっかり打てない、重心距離が大きくシャフト軸周りの慣性モーメントが大き過ぎてヘッド挙動の管理が出来ない、左にしか行かなくて怖くて打てない、となりますよね。
一つの要素は誰かにとっては恩恵であり易しいけど、他の誰かにとっては邪魔であり難しいだけ。と実は常に表裏一体です。
男子プロたちにとっては広いスイートスポットも球の掴まりもダフリ難さも邪魔で不要な要素であり、スピンコントロールや球筋の作りやすさ、距離の管理のしやすさがある小振りなマッスルバックが一番使いやすいクラブ、ということになるのでしょう。
ご自身のゴルフのスタイル、方向性、つまり自分自身と良くご相談くださいね。
