シャフトの曲がり、反り

今日はアイアンセット別注品の納品にお越し頂きました。
お持ち込みのウェッヂ3本はチューンナップでしたが1本は曲がりのため再利用不可と判断し新品良品に交換しました。
曲がったシャフトの現状を見て思わず声を上げて笑ってしまっておられました。
少々曲がっていても装着する向きを考えて挿せば挙動に影響は無いという考え方の手法もアメリカにはあるようですが、
スイング中、特に切り返しからインパクトまでの間、シャフトにはしなったまま90度ひねられて、しかも複数の方向にひねられたりたわまされたりする大きな力が加えられます。
ですから曲がったシャフトではどこかの時点で曲がりやすい方向にしなり込もうとする挙動を起こしますので、それがインパクトの正確性に与える影響を考えればやはり真っ直ぐで、出来る限り向きによるしなり量のバラツキの無い物を使うべきだと考えます。
単純に全部の番手がバックフェイス方向に曲がった状態(最初からしなった状態)で揃えて装着されていれば、なるほど全番手シャフトのしなり挙動の規則性は揃うかもしれません。
が、全番手同じようにインパクトの正確性は損なわれるでしょう。
クラブは色んな視点から見てシャフトが命です。
正しい手法で正確に揃ったスペックに組み立てられ、そのシャフト本来の性能と道具としての本来の性能が正しくフルに発揮されるゴルフクラブ作りに真っ直ぐなシャフトは絶対不可欠です。

