新シャフト試打インプレ
三菱レイヨンから新発売のDIAMANA X'17(60Sと70S)と
デザインチューニングから新発売のメビウス
3本の試打クラブが完成したので練習場へ試打に行って来ました。
X’17-70Sには460ccとしては投影面積が小さめのEON GIGA-HS797
X’17-60Sには標準的投影面積のMystery CF425 TOUR
メビウスにはやはり標準的なロイヤルコレクションSONATEC-TD
を装着しました。
X’17はディアマナのR(赤):中間が硬く先側が走る、
B(青):中間部分がしなりタメを作って走らせる、
W(白):手元側からしなりきり返しからのタイミングが取りやすい
のどれともちがうしなり心地です。
どこが硬くてどこがしなって、という剛性分布の偏り感はなく、全体でシャープにしなる感じ。
そのしなり、走り抜けのスピード感が心地よく、球を弾き飛ばす力が抜群に強いと感じます。
剛性分布の偏りがないのでタイミングも取りやすいこと、
2度ほどしかない低トルクでヘッドのオンプレーン安定感があり、オフセンターヒットでも(当然飛距離は落ちますが)球がよれずに目標方向に飛んでくれること、
そしてやはり超高弾性・超高強度カーボンによる振り心地、しなり心地のシャープさ、スムースさ、品位の高さと初速の速さは魅力だと思います。
体軸の回転に対してヘッドプレーンを縦に振るタイプ(僕はこのタイプ)、コマのように体軸の回転に対してヘッドプレーンを水平に振るタイプ(アメリカや日本の若手プロの主流)、どちらのタイプにも合うシャフトだと思います。
僕自身は(このタイプのスイングには概してそうらしいですが)軽いシャフトが合わないので、年齢なりの体力に応じたしなり量のある70g台の重目を使っていますが、この70Sは十分満足できる飛距離が出ました。
45.5”でD-3強で264cpmというスペックですが十分振りやすいです。
60Sのほうは上述後者のスイングタイプに良く合うと思います。
しなり負けがしないのでSフレックスで「Xでも良い」と言う方でもむしろしなりが活かせて良いかもしれません。
メビウスは45.5”、D-3で214cpmという、いわゆる「やわやわ系」で、切り返しのタイミングが速くなるとインパクトが合いません。
それと、縦振り系スイングは基本的な持ち球がフェードになりやすいのですが、何も考えずに振るとちょっとフェードがきつくなってこのシャフトの飛距離性能を活かせられないように思います。
ヘッドを走らせて捕まえにいくような感覚で振るとストレートボールになりました。
水平振り系のスイングには良く合うと思います。しなり戻りの強さを全部使いきれる感じがします。
このスイングで打ってみるととても良く飛びます。
例えは妥当ではないかもしれませんが、お寿司みたいなもんでしょうか。
同じ鮪のにぎり鮨でも回るおすしの100~200円→職人さんが握る町のおすし屋さん→ミシュラン星を取るような超一流と言われるお店とレベルが上がるごとに「握って鮨にする技術」も変わるでしょうが、やはり「ネタ」のレベルが違ってきます。
人が感じる「味わい」に材料の品位というものはやはり大きく関わるように思います。
次々と新しいカーボン材料が生み出されてきて、それらをどこにどれだけどう使い、どういう性質のシャフトに仕上げるか、というカーボンシャフトの設計自由度は無限の広がりを見せているように思います。
ご参考になれば幸いです。
シャフト新時代
ずいぶん前からドライバー用シャフトと言えば判で押したように定価40000円が主流でしたが
ここ数年、カーボンの新素材が開発され、カーボンシートそのものも様々な設計が出て、
それに伴って設計自由度を生かした様々なしなり性質のシャフトが産み出されて来ています。
タイミングは難しいが合えば飛ぶという飛距離重視のもの
タイミングの許容範囲を大きくして平均飛距離を底上げするもの、
タイミングそのものに着目して新しいコンセプトのもの、
そして価格帯も5万円台は当たり前で7万円台、8万円台も次々に出て来ています。
どのシャフトが合うのか、は価格や新旧の問題ではありませんが、振り心地自体の品位というようなものは感じられるように思います。
ディアマナから発売される「ディアマナX 17」(定価8万円)の試打クラブを組みました。

60Sと70Sです。
超高弾性ピッチ系カーボンと高強度パン系カーボンを全長に贅沢に使い低トルクに仕上げられた味わいは独特のものがあります。
レイヨンさんの発表試打会では硬く感じられましたが、トリカゴではそれほどに感じなかったのは当日の気候もあったかもしれません(めちゃくちゃ寒かった!)。
それと、当工房で使ったヘッドはEONスポーツのGIGA HS797というモデルで、体積は460ccあるんですが投影面積が小さくて実質重心距離が短く、シャフト軸周りの慣性モーメントが小さいのでフェイスターンにストレスのないタイプです。
低トルクシャフトにはこういうタイプのヘッドが合いやすいようにも思います。

このあと(オーダー分を作ってから)話題の「デザインチューニング メビウス」(定価8万円)を作る予定です。
いずれも高価ゾーンのシャフトですがお気に入ってしまったらごめんなさい。
ここ数年、カーボンの新素材が開発され、カーボンシートそのものも様々な設計が出て、
それに伴って設計自由度を生かした様々なしなり性質のシャフトが産み出されて来ています。
タイミングは難しいが合えば飛ぶという飛距離重視のもの
タイミングの許容範囲を大きくして平均飛距離を底上げするもの、
タイミングそのものに着目して新しいコンセプトのもの、
そして価格帯も5万円台は当たり前で7万円台、8万円台も次々に出て来ています。
どのシャフトが合うのか、は価格や新旧の問題ではありませんが、振り心地自体の品位というようなものは感じられるように思います。
ディアマナから発売される「ディアマナX 17」(定価8万円)の試打クラブを組みました。

60Sと70Sです。
超高弾性ピッチ系カーボンと高強度パン系カーボンを全長に贅沢に使い低トルクに仕上げられた味わいは独特のものがあります。
レイヨンさんの発表試打会では硬く感じられましたが、トリカゴではそれほどに感じなかったのは当日の気候もあったかもしれません(めちゃくちゃ寒かった!)。
それと、当工房で使ったヘッドはEONスポーツのGIGA HS797というモデルで、体積は460ccあるんですが投影面積が小さくて実質重心距離が短く、シャフト軸周りの慣性モーメントが小さいのでフェイスターンにストレスのないタイプです。
低トルクシャフトにはこういうタイプのヘッドが合いやすいようにも思います。

このあと(オーダー分を作ってから)話題の「デザインチューニング メビウス」(定価8万円)を作る予定です。
いずれも高価ゾーンのシャフトですがお気に入ってしまったらごめんなさい。
