球を打つ時の「モード」(またはアドレナリン分泌量)の話
「アイアンのシャフトをもう少し軽くしたい。
出来ればカーボンはどうかと考えてる。」
よく頂くご相談です。
この方にはそんな軽いシャフトは必要ないはずだが・・・
と思いながらお話を伺ってみると、たいてい2つのキーワードが異口同音に出てきます。
①知り合いのクラブにそのシャフトが入っていて
②ちょっと打たせてもらったら
この2つのキーワードには貴方の判断を狂わせ、無駄な出費と無駄な時間浪費をもたらす「ウラ」があります。
①のそのクラブは軽いカーボンや軽量スチールが装着されていながらヘッドに鉛が張っているわけではなく、長さが番手標準を大きく上回って長いわけでもなく、スイングバランスが極端に小さいわけでもない、市販ブランドヘッドのクラブ。
通常の重さのスチールを装着していてさえスイングバランス不足をネック内の重量物で補わなければならないことがはっきり分かっているそのヘッドでそういう状態に組み上がっているということは
ネック内(を通り越してシャフト内まで)に重量物がぎっしり詰め込まれている。ということは火を見るより(見る前から)明らかです。
こういう組み立てられ方のクラブはそのシャフトが本来このくらいの硬さ・しなり感で、このくらいの重量感、つまりこのくらいの負荷感ですよ。というのよりも大きな負荷感をもたらし、本来より重く、本来より硬く感じさせます。
つまり、本当ならこんなに軽くてこんなにしなって、合うはずのないシャフトがもう少し手応え・振り応えのあるものに感じてしまうのです。
②はもっとやっかいです。
ゴルフは唯一無二、一期一会のその球をたった一度の試技でそのショットを成功させなければなりません。
この「実戦ピリピリモード」と、
「ちょっと打たせて。(ポン、ポン、と数球適当に向こうへ打つ)へぇ~・・・なかなか振りやすいしエエやん。」
という「練習ゆるゆるモード」。
このモードの入り方の違いで人間のクラブに対する感じ方、筋肉の反射・反応、そしてショット結果は全く違うものになります。
アドレナリンとか、何とかいう脳内分泌物質とか、色んなものが出ている状態と出ていない状態の違いは別人です。
競技やコンペなど、気合の入ったラウンドで「やっぱりこのくらい重くてしっかりしてて振り応えが無いと実戦ではコントロールつかないよ」
って思った経験ないですか?
クラブの方がちょっとだけその方に「勝って」いないと実戦ではヘッドのコントロールが付かないものです。
で、結局Aさんの場合は練習ゆるゆるモードで打ったときは「ああ、このくらいがいいのかなぁ・・・」と思ったが、プロに見られながらの真剣モードで打ったときに「あ、全然ダメだ。軽すぎて合わない。」とプロからも言われ、ご自身もそう納得されたそうです。
貴方のそのクラブは練習場でポンポン100球も200球も打つのに振りやすいわぁ、楽でエエわぁ、というために作るのではなく、
唯一無二、一期一会のその球をただの一度の試技でショット成功させるために作られたクラブなんです。
練習場に行ったら140~150ydの目標点を決めて、
HC18より多い方はその距離ラインをクリアするショットを、
HC18未満~10の方はその目標点の左右15yd以内に落ちるショットを、
HC10未満の方は左右10yd以内に落ちるショットを、
連続10発打てるまで止めない。
という練習をしてみてください。
今のシャフトで良いのか、やっぱりもう少し軽い方が良いのか、答えが出ると思いますよ。
あ、もう少し言うと、
そのクラブが真っ当で自分に合ったスペックなのかどうか、の答えもね。
出来ればカーボンはどうかと考えてる。」
よく頂くご相談です。
この方にはそんな軽いシャフトは必要ないはずだが・・・
と思いながらお話を伺ってみると、たいてい2つのキーワードが異口同音に出てきます。
①知り合いのクラブにそのシャフトが入っていて
②ちょっと打たせてもらったら
この2つのキーワードには貴方の判断を狂わせ、無駄な出費と無駄な時間浪費をもたらす「ウラ」があります。
①のそのクラブは軽いカーボンや軽量スチールが装着されていながらヘッドに鉛が張っているわけではなく、長さが番手標準を大きく上回って長いわけでもなく、スイングバランスが極端に小さいわけでもない、市販ブランドヘッドのクラブ。
通常の重さのスチールを装着していてさえスイングバランス不足をネック内の重量物で補わなければならないことがはっきり分かっているそのヘッドでそういう状態に組み上がっているということは
ネック内(を通り越してシャフト内まで)に重量物がぎっしり詰め込まれている。ということは火を見るより(見る前から)明らかです。
こういう組み立てられ方のクラブはそのシャフトが本来このくらいの硬さ・しなり感で、このくらいの重量感、つまりこのくらいの負荷感ですよ。というのよりも大きな負荷感をもたらし、本来より重く、本来より硬く感じさせます。
つまり、本当ならこんなに軽くてこんなにしなって、合うはずのないシャフトがもう少し手応え・振り応えのあるものに感じてしまうのです。
②はもっとやっかいです。
ゴルフは唯一無二、一期一会のその球をたった一度の試技でそのショットを成功させなければなりません。
この「実戦ピリピリモード」と、
「ちょっと打たせて。(ポン、ポン、と数球適当に向こうへ打つ)へぇ~・・・なかなか振りやすいしエエやん。」
という「練習ゆるゆるモード」。
このモードの入り方の違いで人間のクラブに対する感じ方、筋肉の反射・反応、そしてショット結果は全く違うものになります。
アドレナリンとか、何とかいう脳内分泌物質とか、色んなものが出ている状態と出ていない状態の違いは別人です。
競技やコンペなど、気合の入ったラウンドで「やっぱりこのくらい重くてしっかりしてて振り応えが無いと実戦ではコントロールつかないよ」
って思った経験ないですか?
クラブの方がちょっとだけその方に「勝って」いないと実戦ではヘッドのコントロールが付かないものです。
で、結局Aさんの場合は練習ゆるゆるモードで打ったときは「ああ、このくらいがいいのかなぁ・・・」と思ったが、プロに見られながらの真剣モードで打ったときに「あ、全然ダメだ。軽すぎて合わない。」とプロからも言われ、ご自身もそう納得されたそうです。
貴方のそのクラブは練習場でポンポン100球も200球も打つのに振りやすいわぁ、楽でエエわぁ、というために作るのではなく、
唯一無二、一期一会のその球をただの一度の試技でショット成功させるために作られたクラブなんです。
練習場に行ったら140~150ydの目標点を決めて、
HC18より多い方はその距離ラインをクリアするショットを、
HC18未満~10の方はその目標点の左右15yd以内に落ちるショットを、
HC10未満の方は左右10yd以内に落ちるショットを、
連続10発打てるまで止めない。
という練習をしてみてください。
今のシャフトで良いのか、やっぱりもう少し軽い方が良いのか、答えが出ると思いますよ。
あ、もう少し言うと、
そのクラブが真っ当で自分に合ったスペックなのかどうか、の答えもね。

