クラブ職人の徒然草~2 -222ページ目

BALDO新作ドライバーCORSA(コルサ)


今月24日(金)発売開始のバルドーの新作ドライバー。

イタリア語で「疾走」を意味するCORSA(コルサ)。

バルドーは2本のコンセプト別モデルラインを基本2年毎、1年交互で新作を出します。

誰にでも打ちやすく飛ばす、のコンペティオーネ568シリーズと

TTX等、ややハードヒッターや競技志向ゴルファー向けのラインナップ。

今回のコルサは後者の方で全体的にロースピン設計とのことです。

ラインナップは4種類の体積別モデルで
460、455、435、380です。

先日、営業さんが持ち込まれた試打クラブ(全て同じシャフト装着)を見て実打した結果、当工房で試打クラブ製作を決めたのは

460。
ややおむすび型のお尻が長い、投影面積も大きいヘッド。
重心深度が大きく、掴まりやすく上がりやすい?と思える形状ですがやはりロースピン設計で「叩けるヘッド」のコンセプトは外していないそうです。

435。
体積の割には投影面積が大きく見えるかな、と思います。構えて安心感のあるバランスの良い顔だと思います。

そして、散々迷ったのですが実打して意外にも(もしかしたら最も?)打ちやすかったのが
380。
しっかりディープフェイスなのでさすがにアドレスでの見え方はちっちゃい!!

ところが振っていてストレスが無いし、ミート率はかえって高いし、
実は最も飛距離が出るヘッド、というデータが出ているそうです。

これら全てに共通しているのはロースピン設計だと言うことで、メーカーの方でもHS48までだったらリアルロフトは11.0以上がお勧めとのことです。

これから試打クラブを組みますので、自分の飛ばしのポテンシャルには自信あり、という方は是非打ってみて下さい。

順次仕上がり次第アナウンスさせて頂きます。

宮古島視察ラウンド〜その2


宮古島視察ラウンド2日目は

オーシャンリンクス宮古島。

スコットランドのリンクスコースには行った事はありませんが、10番のティーから見る景色は全英オープン中継で見るリンクスそのままです。

フェアウェイはカート乗り入れ可ですが

ラフとフェアウェイはおろか、隣のホールとの境目すら判然としません。

ティーイングエリアの向いている方がこのホールだろ、でとにかくスタート。

インスタートでしたが、インの方がリンクスの趣が強いです。

昨日のエメラルドコーストもそうですがフェアウェイも全部洋芝で、それも様々な芝草が入り雑じり、

シャローなインパクトでソールを上手く使えないとエッジが抜けず、フラフラと上がるだけで飛びません。

30ydほど以内のアプローチではなおのこと。

グリーンもベントにポアの一種らしいのやバミューダみたいなモシャモシャや、芝とは言いにくい草が混ざり込み、

そのくせピッチマークがつかないほど堅いので速い!

自然が作り育てた芝地に遊ぶ野趣溢れたコースでした。

競技ならイライラしてあちこちで事件も起きるでしょうが、ゴルフを遊ぶにはとてもプリミティブで新鮮で面白いです。

コースのあちこちで見かけるのがなんと、

野生の孔雀!

アウトは南洋性の雑木林に各ホールがセパレートされたホールが多く、独特の趣でした。

コースのすぐ横はもう東シナ海ですから風が強いのはおそらく毎日でしょうが、やはり手こずりました。

(クラブハウスのテラスからの景色)

陸地の先端に霞んで見えるのは東平安名崎灯台。

今回、シーサイド2コースを回ってみて感じた事。

地盤が堅くてもFWウッドやUTが思ったほど弾かれず活躍してくれたこと、
持って行ったアイアンは芝面の抜けを考慮してソールとエッジのデザインを出したプロトタイプだったにも関わらず不規則な逆目やバミューダではやはりエッジを取られたこと、

を考えればソールのデザイン(幅と形状とソール角度)はもっと大胆に従来の概念をデフォルメしても良いのではないか、と言うことです。

高麗や姫高麗が多く芝層に厚みがあり、地盤も堅くない内地のコースではなおのこと有効ではないかと考えます。

この辺り、また工場さんと打ち合わせて知恵を絞り、世に問いたいと思っていますので乞うご期待!



宮古島視察〜2日目




宮古島初ラウンドはエメラルドコーストゴルフリンクス。

練習グリーン越しに昨日渡った伊良部大橋。

南国特有のねちっこい芝に苦戦ちう。