練習しないでゴルフスコア85を維持するブログ -7ページ目

パットの基本モデル

このブログで採用しているパットのモデルは単純で、


mx''=-kx’
x''/x'=-k/m
log x'=-kt/m+C
x'=exp(-kt/m+C)
exp(C)=v0
x'=V0*exp(-kt/m)


っと、抵抗が、「時間tの早さV(t)に比例する」というモデルを使っています。


本来ならば、この質点の並進運動方程式と、剛体の回転運動方程式を連立させれば、更に細かい数値が出てくるのでしょうが、

①「そこまでの実務的なパッティング技術が無い」ことと、
②「そもそも、抵抗係数が推定値である」こと、
③「ボールの正確な慣性モーメントが計算不能」ということから、

単純に、「質点の並進運動」として捉えています。。。


よって、恐らくは、抵抗係数kが正しく把握できるならば、実際には、回転運動に転化するだけエネルギーが消費され、質点の並進運動よりは、距離が出ない(1秒後に1mで、1.3mの距離感ならば、実際には1.1mみたいに)形になると考えられます。


まあ、そこはそことして、ここから、スティンプメーターで8ftから9ftを前提に(一般的なゴルフ場)、抵抗係数kを推定して、「1秒後の速さV(t)や、距離X(t)、最終距離X(t2)」を推定しています。。。


さて、そこで問題なのが、夏場にありがちな、高麗グリーン!



夏場のパッティングでは、高麗グリーンっていう場合がありますが、ここでは、芝目によって、大きく抵抗係数kが変化するので、非常に注意が必要です。

考えられる組み合わせは;

順目の上り
逆目の上り
順目の下り
逆目の下り

ですが、順目の上りと、逆目の下りでは、えらい違いが発生すると考えられます。

もちろん、この違いは、ベントでも発生するのでしょうが、感覚的に(定性的に)考えても、高麗の「柴犬」のような芝では、この違い(抵抗係kの違い)は大きくなると思われます。


そういった意味では、「異様に早いUSオープンみたいなベント」でない」限り、「高麗の長めの芝」のほうが、「抵抗係数kが芝目によって大きく変化する分だけ難しい」のではないでしょうか??


実際、私のパッティングモデルでプレーする限り、個人的には、高麗グリーンの方が苦手です。。。


「上りの順目」では、抵抗係数が思った以上に小さく、そのままカップをプロラインでスーっと通過してしまったり、「上りの逆目」では、これは皆さんもかなり経験があると思いますが、急激にブレーキがかかって、「大きくショート」したり、逆に、「下りの順目」では、どこまでも突き抜けていってしまったり、とした事は無いでしょうか??


特に、「芝の刈り方が甘い」我々がやるようなコースでは、非常に抵抗係数kの変化率が大きい。。。


「刈り方が大甘」なら、逆に、kの変化率も一定の範囲で収まる(下りも大して早くない)のでまだ良いですが、中途半端に刈っている高麗グリーンは、非常に厄介です。。。


対策としては;

1:まず、このように、高麗は芝目によって大きく違う可能性があることを理解すること。
2:刈りかたが結構しっかりしている場合の下りの順目は、ベントよりも早い可能性が高いことを理解すること。
3:逆目は、刈りかたがどうであれ、かなりの抵抗係数kが大きくなることを理解すること。
4:上記を理解した上で、練習グリーンで「順目・逆目の1秒後の通過地点X(t1)と、最終到着地点X(t2)」を頭に叩き込んでおくこと。


以上が、最低限、重要になってくると思われます。


特に、以前にも書いたように、2m以上のパットが入ることは、我々トーシロにとっては奇跡なので、1stパットの距離感には、最大限気をつけないと、思いのほか、大きく距離感を誤り、私の目指す「美しいボギーゴルフ」でも、「厳しい2ndボギーパット」が求められる可能性が高まります。