こんばんわ。
今回はバイクの低速課題のひとつ「8の字」について書いてみようと思います。
「8の字」とは読んで字のごとく地面に数字の「8」を描いてグルグルと走り回る課題です。
8の字ですからエンドレスです。時間と体力とエンジンオイルの許す限り
ことができます。
無限にグルグルと走り回る
ことができます。
グルグル走り回るというとそんな童話がありましたよね。
策略にはまったトラが輪になって木のまわりをグルグル走り回るお話です。いつまでも回っているうちに溶けてバターになってしまったという。
最近はずいぶんと涼しくなってきましたが暑い夏の日に8の字練習をやっていると自分も溶けてバターになってしまいそうな気がしてきます。
講習会場によってはそんなふうに
大きなシミになって残っているとかいないとか。
溶けてバターになってしまったライダーのあとが
大きなシミになって残っているとかいないとか。
もちろんウソですけどw
それはともかく。
グルグルと走り回るだけの8の字ですが実はそれほど単純ではありません。
バイクを操るのに必要な「乗車姿勢」「アクセルワーク」「目線」「走行ライン」といった要素がすべてつまっているとても奥の深い課題です。
。。。ウソじゃないですよw
その証拠にそれぞれの要素について順番に説明していきますね。
講習会場にもよりますが今回例に取るのは下の写真のような8の字です。2つの円がつながったいわゆる「定常円」の8の字です。地面に書かれたコースからはみ出さないようにグルグル走り回るわけです。
次の写真はスタート位置から見たコースです。ごらんのように
です。なので最初のうちはコースからはみ出さないようにソロソロとゆっくり走ってしまいがちです。
コースの幅は意外に狭く半径は思ったより小さい
です。なので最初のうちはコースからはみ出さないようにソロソロとゆっくり走ってしまいがちです。
まるで千鳥バランスのように。
慣れないうちはしかたないですが8の字はいわば小回りターンの練習。ある程度のスピードに乗ってスムーズに8の字を描けるようになりたいものです。
そのために大切なのがまず
です。
乗車姿勢
です。
つまり「下半身はニーグリップ+上半身は力を抜く」ですね。
これがきちんとできていないとバイクの動きのジャマをしてしまいます。ハンドルを押さえつけて小さく回ることができずあっという間に8の字からコースアウトしてしまいます。
そうならないためにスピードを落として千鳥状態になるか。あるいは無理矢理バイクをバンクさせてステップをガリガリいわせながら曲がるか。
いずれにしろあまりシアワセな結果にはなりません。
シアワセになるためにはまず基本の乗車姿勢が大切なわけです。
定常円旋回を続けるとき少なくとも曲がっている間はアクセルを一定に保つ必要があります。
もう少し言えば
感じです(バイクの種類にもよりますが)。
「ほんの少し開けた状態を保つ」
感じです(バイクの種類にもよりますが)。
そして8の字の交差部分に来たらアクセルを少し開けてエンジンの力でバイクを起こして反対側に倒し込む。
いわゆる「切り返し」という動作ですね。
これが8の字を描くときの基本的なアクセルワークです。簡単ですよね。
なんですが。
この「アクセル一定」というのが実はまたむずかしい。
とくに大型車両のばあい微妙なコントロールができずにギクシャクしてしまいがちです。
ここで大切になるのがまた
なんですね。
「乗車姿勢」
なんですね。
つまりアクセルワークがうまくいかずにギクシャクしてしまっても乗車姿勢がきちんとしていればショックを吸収することができるわけです。
よく大型車両で「エンジンのドンつきがひどい」という人がいます。たしかに低速域で大排気量エンジンを操るのは難しいですが乗車姿勢さえできていれば多少ドンついたとしても気にならないんですよね。
バイクの特性に文句を言う
よりもまず基本の乗車姿勢。
そう考えた方がシアワセになれると思います。
さて。
ここに2枚の写真があります。
8の字の交差部分にこれから進入しようとしている光景ですがどちらの写真が正解だと思いますか?
。。。いったい何を言おうとしているのかそれ自体がよくわからないかもしれませんがwとりあえず考えてみてください。
答えは次回にということで。


