秋華賞・考察2 | 万馬券主義

万馬券主義

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秋華賞ではローズSで負けた馬の巻き返しが目立つ。中でも馬券になるのが③着馬。

平成11年(①着12人気)
ブゼンキャンドル

平成12年(③着5人気)
トーワトレジャー

平成13年(⑦着7人気)
ノブレスオブリッジ

平成14年(⑤着8人気)
トシザダンサー

平成15年(17着5人気)
ベストアルバム

平成16年(①着2着)
スイープトウショウ

平成17年(⑤着7着)
ライラプス

平成18年(③着4人気)
フサイチパンドラ

平成19年(②着7人気)
レインダンス

平成20年(⑧着2人気)
レジネッタ

上記の通り、過去10年で5頭が馬券圏内に食い込み、勝ち馬も2頭。前哨戦で敗れているだけに1番人気になった馬はいない。10年前は12番人気のブゼン キャンドルがアッと言わせて、②着クロックワーク(10人気)との馬連が9万4630円。一昨年は7番人気のレインダンスがダイワスカーレット=ウオッカ という2強の間に割って入り、3連単は3万7630円の好配当になった。遡ると平成5年、エリザベス女王杯時代に松田博厩舎のベガの3冠を阻止したホクト ベガも実はローズS③着馬である。本番に気楽な立場で臨めるという点で、トライアル③着はちょうどいいポジションなのかもしれない。しかも、配当面のメ リットがあるのだから、是非、3連単に絡めて買っておきたい。

その今年のローズS③着馬はクーデグレイス。10番人気と評価は低かったが、5F58.1秒のハイペースをで 踏ん張ったもの。決して恵まれての③着ではない。『前々につけてしぶといタイプ。持ち味が生かせましたね』と野上助手。美浦→阪神の直前輸送の影響で前走 の馬体重はマイナス14㌔。今回はこの対策として10月3日に栗東入り。関西の地で調整を行っている。『カイバ食いのいい馬で、こっちの環境にもすぐに慣 れました』と。今回は栗東→京都の当日輸送だけだから、馬体増も見込める。さらに、阪神外回り→京都内回りというコース替わりが先行するこの馬にとっては 大きなプラス材料だ。またまた前残りで波乱を起こす可能性は十分ありそうだ。

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