出桁造りと看板建築の郷 石岡再訪 その6 | らんまるの街道歩き・暗渠散歩ブログ

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前回の散策で見落とした建物をすぐに回収しようと、3月13日()に再び石岡の街を歩いた散歩の記録その6です。

 

歩行ルートはやや不正確ですが、大雑把にはこんな(↓)感じです。

 

その5では間違いなく石岡の至宝の一軒である平岡理容に惚れ惚れした後、表通りの看板建築に再会したところまでをご紹介しました(↓再掲)。

 

 

十七屋履物店、久松商店、そして蔵造りの福島屋佐藤店も再度激写!説明は前回散歩の記事で書いたのでここではズルして省きますね(^^;)。

 

特にお気に入りな十七屋履物店。

 

富国社もリノベされてますがいい建物だなあ。

 

あっ、前回と時間帯が違うせいか、丁字屋が今日は開いてるじゃありませんか!!

これはポイント高いですよ、再訪して良かった!!

 

さて、結局あと一軒探していた物件がどうも見つかりませんでしたが、最後にあの建物をもう一度見てから駅に帰ろう。あの建物とは、とりわけお気に入りの「四季」です。

なんとこの日はお休みで入れませんでした( ;∀;)

 

今回の散歩のその1記事で少しだけ紹介した石岡プラザホテルの横を通り過ぎる時に、南方向に何か見えた気がしたので、「まさか、、いやもしかして」とダッシュで向かうと、そこに立っていたのはなかなか見つからなかった、今回探しに来た三軒の内の一軒。こちら(↓)の建物です。

名前が分からず勝手に「黄色い三階建て看板建築」など頭の中で呼んでいた物件でした!!

 

電柱邪魔なのでちょっと位置を変えて。。

 

美しい、見事!だと思います。二階のベランダなんてエンタシス(ふくらみ)のついた円柱が造られてるじゃありませんか。

エンタシス、昔社会科の資料集とかに載ってました。サッシの引戸に変わってますがもとはここが店舗の正面だったのでしょうね。

 

すいません、もの凄く気に入ってしまったので、何枚も貼ります。

 

一部分だけが三階建てのようになってますね。このまま右方向に進むと裏側も見られそうです。

 

おお、こんな風になってるんですね!!表から見て三階建てみたいになっていたところはそこだけトタン板壁の建物が塔状に三階建てになってるんだなあ。

これで石岡で見たかった建物で残してしまったものは無くなりましたが、せっかくなのでこの黄色い看板建築の正面側の道路をもう少し進んでみましょう。

 

矢口時計店は廃業して久しそうで、隣も更地化しています。

 

左のオレンジのペラペラ看板建築はスナックでしょうかね。その向こうは美容室か何かかな?

 

あ、惜しい!美容室じゃなくて床屋で下か!

 

なぜ床屋だと分かったかというとドアのところに、ポールサインを擬人化した丸シールが貼ってあるからです(^^)。

ドアの内側のカーテンの古び方が長らく放置されていることを感じさせますね。

 

その向こうに商売が不明な青トタンの平屋看板建築と電器屋があり、この辺りで大体商店街らしきエリアは終わりのようなので、今度こそ駅に向かいます。

 

石岡駅に到着。「驛岡石」の古そうな駅名の看板がシブい!

 

奮発して特急電車に乗り込んで昼食を摂りながら帰ります。

 

「博多明太のり弁にぎりました」(確かに具は博多明太のり弁でした)ととんこつラーメンドッグ(とんこつラーメンの雰囲気ちょっと出てました)という変わり吸収メニューランチを楽しみながら帰途についたのでした。

 

石岡はこれで一段落ですが、これから時々常陸探訪も実施してみたいと思います( ̄▽ ̄)。の、前に甲州街道の残り60kmくらいですな。