連絡ノートで初めて知るトラブル | ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

ちび姫☆成長日記~痙性麻痺と軽度知的障害

2012年生まれ・周産期の頭蓋内出血による痙性麻痺・軽度知的障害あり。そんなちび姫の成長&療育日記。
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昨晩からずっと雨

週末宿題の日記のネタがなく、二人でアメリカンクッキーでも作る?ってことになり


板チョコだけ買いに、私は車の中で待機


おねだり「わかるかな、買えるかな」

と心配しながら、財布とお買い物バッグを持って店内に


4、5分してから戻ってきて

おねだり「買えなかった。わからなかったからお店の人に板チョコどこですか、って聞いた。ないです、って」


板チョコ売ってないスーパーはないやろ、と思ったけれど、じゃあ一緒に行ってもう一度探してみよう、とふたりで再度お店に


もちろん板チョコはすぐに見つかり、無人レジで小銭をうまく使えているか後ろから見守りし、なんとか材料全部揃えられました



本人なりに頑張って、

自分ひとりで出来なかったこと(板チョコを探す)に対して誰かにヘルプを出す

ということは出来ました。


課題は、そのヘルプを出す時のコミュニケーションかな驚き



状況の経緯や詳細を誰かに話す、ということが著しく苦手です。緊張するとますます上手く話せなくなってしまいます。


金曜日も、支援級の連絡ノートで「下級生の子とのトラブル」について書かれてありました。


簡略化して話すと


デイでいつも良く遊んだりしている一年生の子に手を振ったら「あっちへ行け!」と言われた、と。



たまたま一年生の担任の先生がその場にいて状況を見ていたので、すぐ対処してくれたらしいですが、



その先生がいらっしゃらなかったら、暴言を吐かれて意味不明に傷ついたまま(←いつもは仲良しなのになぜ?と)自分のクラスに帰っても誰にも言えず終わっていたかもしれません。



このトラブルには、その後もちょっとややこしいことがあって、結局デイの先生にも色々お手間を取らせることになったのですが、この先も、適切なタイミングで適切な介入が行われないと、色々、色々、色々、勘違いされたまま窮地に陥ると言った場面が多くなることは目に見えています。



両方の子どものことを理解してくれている大人(一年生の担任の先生、デイのスタッフ)がいてくれたことに、本当にありがたいなと感じた出来事でした。



連絡ノートにはデイのスタッフから聞いた内容も含め、今後本人が暴言を吐いてしまったりした場合などの対処も含め、長々と書かせてもらいました。



いつも能天気そうに明るくて、支援級内では楽しく過ごしているちび姫



交流級ではほとんど喋ることもなく

(支援級仲間が1人いてくれるので助かってはいますが)



本人比でとてもおしゃべりが上手になってきたとはいえ

同級生とは会話がかなり困難であることが今後も色々引き起こしそうで笑い泣き



不安に感じていれば、余計な心配をしてしまいそうなので、あまり心配しすぎない&本人を信じて見守っていくことも大切かと



コツコツSSTのトレーニングを頑張って、ちび姫が人を傷つけるような立場にならないように


そして、傷ついてしまうような機会が出来るだけ少なくなりますように



社会の中で、コミュニケーションの苦手な知的障害児が生き抜いていくために、家族が子どもにつけてあげられる力って何だろう