新年早々の4日、久しぶりに、リタリコライフさんの勉強会に参加しました(zoom)
特別支援学校に今現在在籍しているわけではありませんが、中学、高校のどこかの段階では地域の学校から支援学校にかわっていると予測しています
勉強会の感想
特別支援学校高等部卒業後の進路
35% 一般企業での障害者雇用
34% A型 B型
26% 施設入・通所
A型・B型の例
福祉楽団 恋する豚研究所(食肉加工、スライス、包装など)
ルクロ(大阪のフレンチレストラン)A+B
栗の実(鶏の世話、米・大豆の仕事、スイーツ工房)
企業の例
対象は身体・精神・療育の、手帳保持者
知的障害者の平均賃金 11.7万円/月(フルタイムでないことが多い)
特例子会社: 8〜9割が障害者
時短勤務
能力の発揮のための面談
社員との交流機会の設置など
exp NTTクラルティ(紙製品の製造、名刺印刷など)
就労移行支援
一生のうちで2年間が上限
自立訓練
主に生活訓練(日常生活能力、自己管理、くすり、お金、休日の過ごし方、しなないせいかつ、地域生活、ビジネス上のマナーなど)
多機能型・・・福祉型カレッジ
自立訓練
(生活訓練) + 就労移行支援orB型
exp ゆたかカレッジ、L’s collegeおおさか
(ここから私的な感想)
一般企業(障害者雇用)35%、は、どんな都会のお話なんでしょう
大企業の少ない地方ではこの数字にはおそらく到底届かないと思う
今朝も新聞でこういう記事をみた
こんな代行業者の、農園のお仕事で、本人の能力を伸ばしたりひととの関わりやビジネス上のマナーが学べるのか私には分かりませんが
いざとなればこんな代行業者のところにでも入れたら・・・と思ってしまうくらい、現状は厳しいのではないかなと思ってしまう(代行とはいえ雇用主は大きな企業だし)
勉強会では、工賃や賃金にプラスして、障害年金、という話になっていたけれど、軽度の知的障害者にこの障害年金の壁は恐ろしく高い
かと言って、普通の就労も厳しく、いつまで親掛かりの生活を続けていけるのか?
親が病気したり早くに亡くなった場合?
卒後すぐの就労ができなくても、モラトリアム期間として福祉型カレッジに入れたらいいなぁ、という希望はあるけれど、通えるところに無い(笑)
地方に住むということは、選択の幅が狭まるなと実感
勉強会自体は「土台となる考え方を知り、選択肢を広げる」ことが目的なのに、なんとも皮肉です
ほかにも住まいやお金のことについてのお話があり、いつものことながら、お金の話からリタリコさんの本業のお話につながるのですが、個別相談は受けず、勉強会の資料だけありがたくいただきました(ダウンロード)
時々、興味をそそられる表題の勉強会があるので、これからもリタリコライフさんはチェックしていきます