学期ごとの、巡回教育相談の日は、午後から希望すれば面談していただけます。
先日、今年度最後の巡回教育相談があり、今回も、もちろん参加させていただきました。
最寄の特別支援学校からコーディネーターの先生が来てくださり、午前中子どもたちと共に活動されます。
その時に観察し、交わした会話の内容や遊びの内容など、午後の面談でお話してくださいます。もちろん、支援の必要な子どもとのかかわり方、問題行動のある子どもへの対処など、幼稚園の先生方にもアドバイスされることがメインなのですが、優しくて偏見なく何でも受け入れますよーというオーラが感じられる方で、ちび姫も抵抗なく接することが出来ているようです。
お世話になるのは3回目ですが、いつもコーディネーターの先生とお話していて感じることは「ホッとする」
もちろん、気になるところや問題点なども先生の中ではたくさん気づかれていると思いますが、良いところや成長できているところなどを、短時間のうちにたくさん見つけてくださっているのです。
あぁ、この子はこのままで、今のままで十分頑張ってるし、素晴らしいんだな・・・と、私も思える、マジック(笑)
支援学校に見学に行った時にも感じた、なんともいえない居心地のよさ。楽な感じ。
支援学校に行けば、こうやって褒めてもらいながら過ごしていけるんだろうなぁと、心がゆらゆらした記憶がよみがえってきました。
地元の支援級と、支援学校と、どちらを選択するかで迷ったときのこと。
兄弟のいないこの子は、親亡き後、一人で生活していかなければならない。
私たち夫婦は(祖父母)もちろん、手助けしてやれる期間は限られている。
地域社会の中で生きていくためには、そのための力をつけないと。
そして、地域の人や同級生にその存在を知ってもらっていないと。
我に返ったように、そんな先のことまで心配しても始まらない、まずは目先のことからと言い聞かせる
コーディネーターの先生は、会話の中から、発達や学習面での問題点もすばやく拾ってくださり、取り組みやすいことからアドバイスしていただきました。
時間の感覚、日にちの感覚、カレンダーを活用して昨日今日明日という概念を理解させる、状況を説明するため質問をひとつずつに絞りながら言葉を引き出していく、まずは課題をいただいたことを取り組んでいきながら、いろんなことを考えよう。
考えるだけの時間はちょっともったいない。
借りてきた本も読みたいし、4月からの療育スケジュールを立てるために小学校にも下校時間の確認が必要。
行動することでしか、自分を納得させられないこと、自分が一番良くわかってる。
あくせくあくせく、毎日パタパタと動き回ることで、逆に心は平安を得られているように感じます。