(前記事から)つづき
課長が昇格の推薦をしていたのはつゆ知らず.
課長は申し訳なさそうに
フォローしてくださったのですが
その頃の仕事ぶりがあまりにも
ポンコツ過ぎて申し訳が立たない.
これ以上職場に迷惑を
掛けるわけにはいかない.
といった思いから(一方で,これはチャンスだと思い)
不調に陥っていることと経緯を報告しました.
すると,課長の対応は早く
その場で職場の健康相談の窓口を
紹介されました.
課長への報告を足がかりに
健康相談の窓口と最寄りの精神科の
予約(※)を
さっさと受診しました.
※
職場の健康相談の窓口を通して
産業医からの診断を受けられたのですが
2ヶ月先まで予約が埋まっているとのことなので
自力で精神科を探すことにしました.
結局,薬の処方は無く様子見で終わりました.
(精神科の受診はこの1回のみ)
◯感想
いずれの相談先でも様子見で終わったのは
次のような理由だと思いました.
受診に来る人は当時の私の状況よりも
もっと酷い状態で来る人が殆どで,
そうした人達を沢山見てきたため.
このように考えると,後述のプロの意見を
守ってリハビリに努めれば
精神科のお世話になることはなさそうです.
◯プロの意見
相談先からはいずれも
次のようにアドバイスを受けました.
「あなたは趣味があるんだから,暫く続ければいい」
確かに,精神が安定していない状態で
婚活を続けて精神をすり減らすくらいなら
苦痛からの逃避,そして趣味に昇華する
ことで精神衛生を整える方が
遥かにマシという判断なのでしょう.
そこで,予てからの趣味である
楽器の演奏に力を入れることにしました.
上達を目指すため色々調べるうちに
やりたいことが次々と出てきて
自然と活力が出てきたため
結果的には先述のアドバイスが
的確だったと言えます.
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自分の中で気持ちを切り替えていた
(と思っていた)のですが
実は切り替わっていなかった
のかもしれません.
こうしたメンタルの不調に
陥ってしまったのは自身の
考え込む性格と潜在的な意識が
苦しめたことによるものではないかと
思います.