独自の着眼点で次々と興味深いリストを作っているComplex.comが「これほどの存在になるとは思わなかったラッパー10人」リストを発表した。

デビュー前からヒットを確信させるような人物ではなく、「まさかここまで」と言うような予想を覆す成功を収めたラッパー10人を挙げ、「なぜ見くびったのか」と「評価の誤りに気付いたタイミング」の2項目を簡潔に説明している


■10 Rappers We Underestimated (via. Complex.com)

●Drake
・なぜ見くびったのか
カナダ出身で俳優からのラッパー転向だったから。しかも"歌えるラッパー"と聞いて

・評価の誤りに気付いたタイミング
>ミックステープ「So Far Gone」がリリースされた時。しっかりと歌ってラップできていた。


●Rick Ross
・なぜ見くびったのか
大物ドラッグディーラーから名前を取り、Young Jeezyと似たスタイルで売り出しながら、元看守の過去が発覚したから

・評価の誤りに気付いたタイミング
看守疑惑発覚後にリリースした3rdアルバム「Deeper Than Rap」で、前2作を確実に上回るパフォーマンスを見せた。


●Childish Gambino
・なぜ見くびったのか
連続ホームコメディに出演する俳優であり、作家でもあるエンターテイナーだから。しかも「WuName Generator」(名前を入力したら勝手にWu-Tangメンバー風のそれっぽい名前を付けてくれるサイト)を使って、アーティスト名を決めたと知って

・評価の誤りに気付いたタイミング
2011年に本気のデビューアルバム「Camp」がリリースされて


●2Pac
・なぜ見くびったのか
Digital Undergroundのダンサー兼ハイプマンという過去

・評価の誤りに気付いたタイミング
色んな種類の社会問題を取り上げたデビューアルバム「2Pacalypse Now」を聞いて


●Lil Wayne
・なぜ見くびったのか
飛ぶ鳥を落とす勢いだったCash Moneyがバラバラになり、一緒に失速すると思った。

・評価の誤りに気付いたタイミング
2004年に「Tha Carter」がリリースされて


CNBCのインタビューを受けた50Cent(50セント)が、
TVコマーシャルで新曲を披露するアーティストが増えている理由を解説した。

「昔は大企業と提携して何かビジネスをやるとセルアウトと言われた。
ヒップホップで言えば『ハードコアではなくなった』とね。
だけど今はテクノロジーが進化して、音楽の購入形態が変わった。
CDからネットでのダウンロード購入が主流になっている。
CDが売れなくなったせいでレコード会社は売上げが激減し、マーケティングにカネを掛けられなくなっているんだ。
アーティストは、プロモーションをしたくてもレーベルから予算が下りない。
だから車とかのコマーシャルに自分の新曲を使うアーティストが増えているんだ」


またXXLマガジンのインタビューでは、ヒップホップ勢がヨーロッパのハイエンドブランドや高級車を積極的に採り入れている傾向について、マーケターのような視点で持論を展開した。

「ヒップホップでは、アーティストやファンのファッションがどんどんタイトになり、ヨーロッパのハイエンドブランドの服を着る人も増えている。
スタイルがタイトになるにつれて、デザイナーズブランドの服やアクセサリーを求める人が増えるが、多分ヨーロッパのデザイナーはヒップホップの連中が彼らの服を着てる姿を見るのは嫌だと思う。
でもその考えは変えないとな。
いずれポップカルチャーの影響力というのが、どれほど大きいかということに気付くだろうよ。

高級車のCMで考えたらいい。
フェラーリとかベントレー、ロールスロイス、ランボルギーニとかだ。
最近こういった高級車のCMを見ないだろ?
宣伝をする必要がないからだよ。
ラグジュアリーな新車はオレたちのミュージックビデオで見られるからな。
高級自動車メーカーはタダで宣伝をしてるようなもんだ。
オレたちが勝手に映像化して広めてるからな」

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■第56回グラミー賞の主な受賞者

■主要部門
●アルバム・オブ・ザ・イヤー
・Daft Punk「Random Access Memories」


●レコード・オブ・ザ・イヤー
・Daft Punk ft. Pharrell Williams & Nile Rodgers "Get Lucky"


●最優秀新人
・Macklemore & Ryan Lewis


■RAP部門
●最優秀RAPパフォーマンス
・Macklemore & Ryan Lewis ft. Wanz "Thrift Shop"


●最優秀RAP/ソング・コラボレーション
・Jay Z ft. Justin Timberlake "Holy Grail"


●最優秀RAPアルバム
・Macklemore & Ryan Lewis「The Heist」


●最優秀RAPソング
・Macklemore & Ryan Lewis ft. Wanz "Thrift Shop"


■R&B部門
●最優秀R&Bパフォーマンス
・Snarky Puppy With Lalah Hathaway "Something"


●最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム
・Rihanna 「Unapologetic」


●最優秀R&Bアルバム
・Alicia Keys「Girl On Fire」


●最優秀トラディショナルR&B・パフォーマンス
・Gary Clark Jr. "Please Come Home"


●最優秀R&Bソング
・Justin Timberlake "Pusher Love Girl"


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