CNBCのインタビューを受けた50Cent(50セント)が、
TVコマーシャルで新曲を披露するアーティストが増えている理由を解説した。

「昔は大企業と提携して何かビジネスをやるとセルアウトと言われた。
ヒップホップで言えば『ハードコアではなくなった』とね。
だけど今はテクノロジーが進化して、音楽の購入形態が変わった。
CDからネットでのダウンロード購入が主流になっている。
CDが売れなくなったせいでレコード会社は売上げが激減し、マーケティングにカネを掛けられなくなっているんだ。
アーティストは、プロモーションをしたくてもレーベルから予算が下りない。
だから車とかのコマーシャルに自分の新曲を使うアーティストが増えているんだ」


またXXLマガジンのインタビューでは、ヒップホップ勢がヨーロッパのハイエンドブランドや高級車を積極的に採り入れている傾向について、マーケターのような視点で持論を展開した。

「ヒップホップでは、アーティストやファンのファッションがどんどんタイトになり、ヨーロッパのハイエンドブランドの服を着る人も増えている。
スタイルがタイトになるにつれて、デザイナーズブランドの服やアクセサリーを求める人が増えるが、多分ヨーロッパのデザイナーはヒップホップの連中が彼らの服を着てる姿を見るのは嫌だと思う。
でもその考えは変えないとな。
いずれポップカルチャーの影響力というのが、どれほど大きいかということに気付くだろうよ。

高級車のCMで考えたらいい。
フェラーリとかベントレー、ロールスロイス、ランボルギーニとかだ。
最近こういった高級車のCMを見ないだろ?
宣伝をする必要がないからだよ。
ラグジュアリーな新車はオレたちのミュージックビデオで見られるからな。
高級自動車メーカーはタダで宣伝をしてるようなもんだ。
オレたちが勝手に映像化して広めてるからな」

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