いつもありがとうございます。

 

あと1週間で、ケアマネとして働く

ようになって丸2年が経ちます。

 

あっと言う間の2年間でした。

 

「右も左も分からない」と言っていたの

が、つい最近の様に感じます。

 

あれから2年。

 

自分なりに成長はしたのかなと

思います。

 

なんでも分かる状態になったかと言え

ば、そんなことはありません。

 

分からないことの方が多いのが実際

です。

 

つい、先日も、介護予防支援の

ところで指摘されたことがあり、

意味が分からずに地域包括に

突撃訪問してしまいました。

 

基本的にアポ無しで行くのですが、

これも失礼なことなのか、みんな

そうしているのか分かりません。

 

計画性がないので、思いつきで行動

してしまうところがあります。

 

中心に自分がいるので、自分中心に

物事を考えてしまう、組み立て

しまうのかなと思います。

 

仕事においてそうならば、日常におい

てもそうだということです。

 

修正していかないとならない自分の

傾向性だなと思います。

 

普段の仕事でも分からないことは

多々あります。

 

その度に調べたり、人に聞いたり、

独自に解釈してしまって開き直ったり

しています。

 

独自のケアマネジメントは

怖いですね。

 

法令遵守ができていない可能性も

あります。

 

そのために、ケアプラン点検や運営

指導というのがあるのでしょう。

 

分からなくても仕事を進めていかない

と時間は待ってくれません。

 

待ったなしの状況が多々あります。

 

最近は、退院支援が増えています。

 

今月の課題なのかなと思うほど、

退院支援が多い月でした。

 

通常の月でも大変なのですが、会社が

変わり、立ち上げの月なので拍車が

かかっています。

 

9月も残りわずかですが、やり残して

いることだらけです。

 

あと数日で、最低限のところまでは

終わらせないといけないなと

気持ちだけが焦っています。

 

いままで担当していた方が入院され

て、退院してこられる退院支援が

今まで多かったケースです。

 

今回も1件はそういうケースでした。

 

ただ、入院期間が長かったこともあ

り、入院前と全然状態が違うので、

とても難しく感じています。

 

さらに、入院中に変更申請が行われた

のですが、調査が遅れたようで、

結果が出る前の退院となって

しまいました。

 

おそらく要介護3以上だろうとは

思うのですが、変更前が要介護2

だったので、変わらない想定で

動いています。

 

退院直後で、全く状態も違うため、

ご家族も戸惑っています。

 

色々と要望もあるのですが、介護度が

決定してからでないと動けないことも

あるため、待っていただいている

状況です。

 

そういう場合の動き方も分からない

ので、ご家族を含め事業所さんも

困らせてしまっている状況に

あります。

 

いままでも退院支援はありましたが、

そこまで大きく状態が変わっている

ということはありませんでした。

 

介護度が確定しない状態で、退院して

こられることもありませんでした。

 

初めての体験です。

 

その他に3件の退院支援をしているの

ですが、3件とも新規の方です。

 

入院前も入院中の様子も分からない

まま、退院カンファに出席をして、

支援に入っています。

 

これが本当に難しい。

 

1人は身寄りがいない、1人は家族が

いるがお仕事が忙しいようで連絡が

取れない、そしてもう1人は退院前に

言っていたことがコロコロっと変わ

り、サービスを組み直す。

 

という状況です。

 

本人だって退院後にどうなるか

分からないわけです。

 

本人も家族も病院も、その他の支援者

も、実際に退院してみて生活して

みなければ分からないことが

多々あります。

 

そうすると、事前に会議をしても

「退院して生活してみないと

分からないですね」で終わって

しまいます。

 

そうは言っても、何も支援がないと

困るため、こちらの提案する形で

支援をしていきます。

 

ただ、介護保険はサービスを変更する

のも簡単ではありませんから、

一つ一つに時間がかかります。

 

退院直後だけでも、柔軟にサービスが

変更できるようにしてほしいなと

感じます。

 

1回1回ケアマネジメントプロセスに

則っていたら、生活が回って

いきません。

 

利用者さんにはあまり関係がない

話かもしれませんが、法令遵守

ですから無視はできません。

 

そんなこんなで、難しいケースが

続いています。

 

毎月毎月、異なる課題が与えられて

いるように感じます。

 

経験値を増やしたければ、経験する

しかありませんからね。

 

人の経験談を聞くことも自分の糧に

なりますが、自分が経験することが

最も経験になることは間違いない

でしょう。

 

正解はないとは言え、ある程度の

道筋はあるだろうと思います。

 

こういうケースの場合は、こういう風

に考えて、まずこういう行動を取って

おくと良いというような道筋です。

 

これも経験してみないと分からない

ことです。

 

いまの経験値で2年前に戻ることが

できたら、もっと効率的で、もっと

良い支援ができただろうと思います。

 

次の支援に活かしていく、他の人に

自分の経験を伝えることしか

できませんけどね。

 

たくさん経験して、たくさん経験値を

積んで、多くの人に還元して

参ります。

 

最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

光の指針

 

~どれだけ経験を積んだか~

 

「自らの幸福度や成功度を、『人生で

何を達成したか』という達成度で測る

考え方もありますが、それとは違い、

『どれだけの経験を積んだか』という

ことで測る考え方もあります。

 

つまり、『豊富な経験を積めば積むほ

ど、それだけ人生が豊かになる』とい

う見方もあるわけです。」