いつもありがとうございます。
ケアマネは相談援助職です。
お悩みを聞いて「はい、終わり」とはいかず、
そこからどう解決に結びつけていくのかも
重要なことです。
「転倒を繰り返していて歩くのが不安」という
悩みを聞いて、不安に寄り添って話を聞いて
終わり。
ではありませんね。
その不安を解消するために、リハビリを提案し
たり、住宅改修や福祉用具等を活用して環境整
備を提案したり。
あるいは買い物や受診にヘルパーさんが付き添
っていけるということを提案するなど、具体的
な解決方法まで支援していきます。
要支援や要介護の認定を受けている人が対象で
すから、何らかの支援や介護が必要ということ
です。
支援や介護が必要になった原因は様々ある
でしょうが、体や精神的な部分に支えが
必要になった状態と言えるでしょう。
ご本人からの相談はもちろん、ご家族からの
相談もあるでしょう。
「ケアマネは本人の支援者」というのは
確かですが、ご家族の支援も業務内容に
含まれています。
仮に業務内容に含まれていないとしても、
主に介護をしているのがご家族なので
あれば、当然支援が必要です。
主に相談支援ということになるでしょうが、
その相談も多岐に渡ります。
基本的にはご本人の介護に関すること
ですが「辛い」「きつい」「もう嫌だ」と
言った愚痴の聞き役になることも
あります。
あるいは、事業者さんからの不平不満、
クレームの聞き役になることも
あります。
「そんなのそっちで解決してよ」と
思ってしまう内容もありますが、
そのような話を聞くこともあります。
「相談援助のプロ」ではありますが、
医者ではありません。
精神科医でもカウンセラーでも
ありません。
ただ、カウンセラーのような
役割を担うこともあります。
話を聞いた後「ズーン」と重くなる
ような経験をしたことがある
でしょう。
「首や肩が何だか重い」
そのような経験もあるだろうと
思います。
明るい話、楽しい話なら良いのですが、
そんな話ばかりではありません。
理不尽に文句を言われたり、
八つ当たりをされたり、
することもあるでしょう。
今日は老健から退所される方の
退所前カンファでした。
入院も入所もすごく嫌がって
いました。
ただ、状態的に家に帰るのが
難しく、なんとか老健入所
されました。
よほど嫌だったのでしょう。
今日はとても不機嫌でした。笑
2年以上のお付き合いですが、
とても穏やかで、いつも
にこやかに迎え入れてくれて
いました。
そのイメージで会いに行って、
そのイメージで話をしたら、
返り討ちにあいました。笑
「あんたは見ていないんだから、
そんなこと分からないだろう」
「今日は(福祉用具の)業者に
来てもらいたかったんだ」
「(福祉用具の)業者の方が
あんたより詳しい」
目が吊り上がって、きつい言葉で
話されていました。
若干、ムカっとしたのですが。笑
ストレスが溜まってイライラしているの
だろうなと思いました。
ケアマネは中間管理職のような役割を
担うこともあります。
ご本人とご家族の間に挟まれたり、
ご本人と事業者の間に挟まれたり。
ケアマネだって人間です。
ニコニコしていたって腹も立ちますし、
悲しくもなりますし、弱音だって
吐きたくなります。
そんな時はどうしているでしょうか。
ケーキを爆食いしたり、肉を爆食いしたり、
カラオケで歌ったり、お酒を飲んだり。
色々な方法はあるだろうと思います。
皆んなで愚痴を言い合うということも
あるかもしれません。
何となくスッキリした気になりますね。
「発散できた」と思うかも
しれません。
本当に発散している人もいれば、
発散していないのに自分を
誤魔化してしまっている人も
います。
痛み止めを飲むと痛みは
和らぎます。
ただ、痛み止めで病気や怪我が
治るわけではありません。
痛みを誤魔化しているだけです。
痛み止めが切れたら、また、
痛み出すわけです。
根本を治さず痛み止めで誤魔化し
続けたら、どうなるか。
悪化する一方です。
心的負荷も同じです。
やけ食いをしたり、カラオケをしたり、
お酒を飲んだり、愚痴ったりしたら、
なんとなく気分が晴れたように
思います。
ただ、実際には自分の感情を
誤魔化しているだけで、少しずつ
心も体も蝕んでいきます。
そのような状態をずっと続けていると、
やはり悪い影響が出てくるでしょう。
心を病んだり、体を病んだり。
痛み止めのような一時的な対処も
利用しつつ、根本的な解決をして
いくことが重要なことです。
根本的な解決とは、物事の受け止め方、
捉え方、考え方を変えていくことです。
同じ出来事でもストレスに感じる人と
感じない人がいるわけです。
同じ言葉でも腹が立つ人と
腹が立たない人がいるわけです。
同じ出来事、同じ言葉でも、それに対する
受け止め方、捉え方、感じ方、考え方が
違うからです。
これは持って生まれた才能や性格という
こともあるでしょうが、後天的にも
獲得できるものです。
ただ、長年かけて作ってきた
受け止め方、捉え方、感じ方、
考え方を変えることは簡単では
ありません。
時間がかかるのです。
そのため、ケーキや肉を食べたり、
カラオケしたり、お酒を飲んだり、
愚痴ったり、痛み止めのような
対処法も必要でしょう。
気晴らしをしつつ、根本的な解決を
目指していくことが大事なことかなと
思います。
もちろん100%相手が悪いということは
ありませんから、反省すべきは反省し、
改善すべきは改善していくことは
大切なことです。
ただ100%自分が悪いということも
ありませんから、聞き流すところは
聞き流す、受け流すことは受け流す、
というように上手くいなしていくことも
大事なことです。
色々な感情、想いが向けられる立場である
ことを自覚して、上手に立ち回って
いきたいですね。
何かヒントになることがあれば
幸いです。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
光の指針
~深呼吸と笑顔~
自己をチェックしながら、努力して気分を
切り替えていってください。
ある程度、これを続けていくと、短時間で
切り替えができるようになり、「いけない」
と思った瞬間に、呼吸を整え、ニコッと
笑えるようになります。
ほんの五秒か十秒で切り替えられる
ようになるのです。