今年もよろしくお願いします。 | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。

 

最初に2024年のビンテージチャンピオンの動向を

 

まず予測してみたいと思います。

 

リバースウィーブに関して

 

今思えば3年前くらがピークでしょうか。

 

そこからはかなり価格は落ち着いてきました。

 

今は本当に好きな人が買っているんだと思います。

 

相場感は刺繍タグ、トリコタグ、単色タグまでは

 

今後差は小さくなっていくのでしょう。

 

おそらくタグや古ければ高いというのではなく

 

いいプリントや珍しいものはどの年代でも

 

今後もじわじわ値は上がってき

 

そうでないものは今よりも安くなっていく

 

価格の二極化が大きく進んでいくのかと思います。

 

また、軍ものの人気は健在ですのでもちろん今後もじわじわ

 

上がり続けるのだと思います。

 

単色タグに関しては昔からのビンテージ好きが買うのと

 

日本の相場よりもアメリカの相場の方が今でも

 

高くなってしまっている感じです。

 

特にダメージがあるようなのは国内では売れにくくなり

 

そのような個体が市場に増えてしまい、価格が下がり

 

そうなると増々バイヤーは仕入れにくくなりますので

 

今年は単色以前の良い個体の入荷は少なくなってしまうんだと思います。

 

ビンテージスウェットに関してはランタグが付いているものは

 

サイズがXLでもリバースで言うとM程度なので

 

そこまで需要が大きく変動するとは思わないです。

 

また、60~80sのビンテージTシャツに関して言うと

 

ここも需要があるのはビンテージ好きの人。

 

若者層がそこにシフトするとは思えないので

 

ここも今年は去年よりも安くなってしまうのではないかと思います。

 

そう思ってますので自分個人としてはもの選びもマニアックなので

 

素材の良いものプリントも意外とニッチなものに目がいったり

 

当時の時代やそれを着ていた人を想像したりで服を選ぶので

 

価格動向に敏感な古着屋さんでは

 

「自分的には買いなもの」が増えるのではないかという

 

そんな期待がある年なのかな。なんて思ってます。

 

例えばこんなの

ちょっと杢濃いめ。そして、丸環は潰しということは

そうです。単色タグですが

胸ワンポイントで、そのプリントが

こんな感じだと若い層には全く響かないし

 

ビンテージ好きでも人気か弱いかでいうと完全に弱いヤツ。

 

個人的にはこういうプリントこそ単色では珍しいし

 

この頃の素材感や当時の時代を肌で感じたい

 

なんで思って買ってしまうので

 

こんなものがポツポツ買えるような

 

年なるのではないかと思ってます。

 

それでは今回はこんなところで。