Florida Track Club  | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

お盆休みとあっていつも週末UPでしたが平日に

 

今回紹介したいのはこちら

 

3色のプリントで結構豪華です。

また、オレンジの葉、果実ともに繊細に表現されて

 

随所にチャンピオンらしさが。流石です。

 

そして、タグはというと

バータグ後期。

パイピングがシングルステッチなので

 

おそらく1975年前くらいじゃないかと思います。

 

では、このオレンジのプリントは何か

 

それはFlorida Track Clubのプリントになります。

 

アメリカには多くのTRACK CLUBがありますが

 

日本でメジャーなところというと

 

カール・ルイスの所属していたSanta Monica Track Club。

 

もう一つ、ATHLETICS WEST。

いずれも、その知名度はナイキが

 

上げたと言っていいかと思います。

 

しかし、70sのアメリカではOregon Track Clubとともに

 

有名だったのがFlorida Track Club。

 

なぜなら、1972年のミュンヘンオリンピックのマラソンで

 

ゴールドメダリストになったFrank Shorterが所属していたから。

この選手は長距離だけでなく中距離の選手でもあったので

 

同年代でのレジェンド、Steve Prefontaineとも

 

激闘を繰り広げてました。

この時にも同じデザインのレーシングトップスを着用してます。

 

また、1972年にオレゴンのヘイワールフィールドで行われた

 

US Olympic Trials

こちらでも同様のプリントを着用。

 

やはり、名門のTRACK CLUBもチャンピオンを選ぶんですね。

 

それではここからはFrank Shorterのショットをいくつか。

 

このジャージもおそらくチャンピオンですね。

 

それとナイキ尽くし

 

また、有名ランニング誌の表紙を何度も飾ってます。

 

TRACK&FIELD NEWS

 

Sports Illustrated

 

RUNNER’S WORLD

 

そして、晩年では

このニットは?

 

皆さん、よくご存じのYALE。

 

そう、YALE出身なんです。 

 

882番。やぁ~、若い!

それでは今回はこんなところで。

 

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