ランタグあるある | チャンピオンマニアの視点

チャンピオンマニアの視点

チャンピオンTシャツ、リバースウィーブを中心にマニアの視点で50~90年代まで幅広いアイテムの細部を詳しく解説していきます!また、チャンピオンの魅力をIVYに始まる東海岸のカルチャー、70sの西海岸カルチャーの中から当時の写真を交えながら迫っていきたいと思います!

今回紹介したいのはこちら

 

タグはというとランタグでもCHAMPIONの文字が下にくる

63~65年くらいに使われたもの。

 

この当時はまだ杢でも当然100%コットン。

 

生地はバータグ期の88杢と比較しちゃうとちょっと薄手になりすが

 

はやり、縫製、マテリアル、作りはこの時代のものも最高ですね。

 

 

今回、ポイントにしたいのはこのプリント

何の略称かということ。

 

普通に考えると○○ STATE COLLEGEってなりそうですが

 

全米大学年鑑を調べてもIから始まるSTATE COLLEGEは存在しません。

 

色々調べましたが結局、何かは不明のままです。。。

 

WSU、CSU、ISUとかであれば○○ State Universityだし

 

UCLA、UTEP、UNLVとかであればUniversity Of ○○と地名

 

あとはプリントされている色と合わせて調べればほぼ正解は出ます。

 

傾向として年代が新しくなるにつれ

 

比較的主要高校や大学に限定されてきますので正解が出しやすい。

 

おそらく、チャンピオン製品は他のアスレチックブランドより高価だったので

 

ベトナム戦争が始まるくらいからは

 

比較的お金のある高校や大学もしくは施設しか手が出難くなってしまった。

 

しかし、アメリカ全体が裕福だった50~60s中盤までは

 

Championの販売網はその景気に乗って細部にまで渡るので

 

このようにどこか全く分からないものがある。

 

これってその時代背景を投影したランタグあるあるの1つだと思ってます。

 

それでは最後にCSUの1葉を

上下ともにおそらくチャンピオンです。

 

それでは今回はこんなところで。