前回、Xubuntu をインストールしてみましたので、今回はもっと軽量の Lubuntu です。この2つのディストリビューションの違いは何ですかと聞かれても、答えることのできない極楽はぜですが、Ubuntu の中では一番の軽量だとは自信を持って言えると思います。そんなことをブツブツ言いながら、経過メモを作成してみました。是非、お暇なときに見てやってくださいメモ


ホームサイトにこんな解説がありました。

「従来、Lubuntu のインストールでは、通常のインストール モードのみが提供されていましたが、ノーマル、フル、ミニマルから選択できるようになりました。

 

通常のインストールでは、従来の Lubuntu エクスペリエンスが提供されます。最小モードには、デスクトップ環境と必須コンポーネントのみが同梱されています 。フル インストールは通常と同じですが、いくつかの推奨サードパーティ アプリが付属しています」。

随分、選択肢が増え便利になりましたね。



今回、インストールしたのは、古いデスクトップですが、実は極楽はぜのメインマシンなのです。いつもデスクの隅に鎮座しています。これは、随分前に三千円で購入したものですよ。元気ですね。

 

FMV-DESKPOWER F/B50 FMVFB50
CPU種類:Core 2 Duo T8100 コア数:2コア 

メモリ容量:3GB

画面サイズ  :  16 型(インチ)

発売  :  2008年 8月



USB 焼きツールには、前回インストールしたばかりでホヤホヤの「Xubuntu-24.04 」を使用してみました。久しぶりに USB の出番になっています。 

 


それでは作成した USB からインストール作業を進めます。今回もこんなことをして楽しみました。

1.  インストール
2.  アップデート
3.  日本語入力設定
4.  簡単カスタマイズ
5.  メモリテスト


それでは次へ進めていきます。

1.  インストール
これからインストール始めます。



日本語をチョイスしています。

 

a.  ようこそ

Lubuntu インストーラへようこそ。Xubutu とは違い、いつものカラマラスなので安心・安全です。



b.  ロケーション

ロケールを設定します。



c.  キーボード設定

キーボードはデフォルトのままで、特別なことは何もしていません。



d.  インストールモード
今回から新しく追加されたインストールモード選択です。素直にノーマルにしましたが、ミニマルではほとんどアプリが入りませんので、注意が必要です。



d.  パーテーション

いつものようにマルチブートですので、一番下側の「手動」を選択しています。



e.  パーテーション編集

画面からインストール先パーテーションを選択、編集からパーテーションの設定ウインドウを開き、自分の環境に合わせて設定します。



BIOS の例です。

・コンテンツ : フォーマット
・ファイル : EXT4
・マウント : / 




f.   ユーザー情報

ユーザーネーム、パスフレーズ等を入力し、自動ログインに設定します。



 
g.  要約

設定情報を再確認し、事故を回避します。




h.  インストール

インストール中です、



i.  完了
すべて完了しました。再起動します。



j.  完成

完成しました。


 
次へ進めていきます。

2.  アップデート
すぐにアップデートが来ました。

a.   アップデート

ツールバーに青いアイコンが出現し、「アップデートしますか」と聞かれています。



b.  ダウンロード

アップデートをダウンロード中です。



c.  終了
終了しました。 



次へ進めていきます。 

3.  日本語入力設定

これをやらないと先へ進めません。日本語入力の設定作業へ移ります。

a.  Mozc

現状を「Discover」で確認してみましたが、 Mozc は全く見当たりませんでした。


 
b.   Fcitx5-Mozc

そこで「Mozc」をインストールすることにします。ここでは最新の「Fcitx5-Mozc」パッケージを選択、他の依存関係パッケージは自動で選択されます。



c.  完成

再起動。たったこれだけの作業で日本語入力が完成しました。しかし、随分と地味なアイコンですね。

 



次へ進めていきます。

4.  簡単カスタマイズ
極楽はぜも出来る簡単カスタマイズを紹介します。


a.  LXQt コンフィグレーションセンター
Lubuntu にも便利な設定ツールがありました。これがあれば、大抵のことがここを開けば何とかなります。



最初に使用してみたのは「セッション」です。起動後は、「アプリケーションの自動起動」から「印刷キューのアプレット」等の不要項目のチェックを外しています。



次は「外観」です。「アイコンテーマ」、「LXQt テーマ」等を自分好みに変更しています。



最後は「電源管理」です。「バッテリー」や「アイドル状態」の挙動を設定しています。



b.  Discover

この「Discover」を使用すると、アプリやユーティリティを簡単にインストール・削除ができます。絶対に必需品です。



最初に便利なお掃除ツール「Bleachbit」をインストールしてみました。



これがあれば、システム系は何でもクリーニングしてくれます。ディスクの使用量が 800M も減りました。



次に「System Profiler and Benchmark」をインストールしてみました。これは、Linux システム用のシステム プロファイラーおよびベンチマークアプリです。




ベンチマークテストをやってみました。オールドマシンの割には結構早い結果が出ました。



最後は、写真と画像の編集ソフトの「GIMP」 です。



極楽はぜのブログ作成には無くてはならないツールになっています。これで、切ったり貼ったり、明るくしたり暗くしたりと画像の改悪に励んでいます。




次へ進んでいきます。

5.  メモリテスト

Xubuntu との比較のため minimal 版も入れてみました。やはりと言いますか、あまり軽量とは言えず、Xfce 版並となっていました。


# free -h

 

前回は、歴代 Lubuntu / Xubuntu 系で一番の軽量なったと報告しましたが、とんだ誤報となりました。あっという間に元に戻ってしまい、メモリサイズが 200M も増えて表示されるようになってしまいました。あれは何だったのでしょうか。すっかり騙されてしまった極楽はぜでした。



近所のりんごの木はとうとう花も散ってしまい、小さな果実が姿を表し始めました。


ネットニュースにこんなのがありました。
 
「地元農協のりんご施設で、昨年6月に発覚したリンゴ盗難事件を巡り、同農協は臨時会議を開き被害の全容を説明しました。実行犯5人が与えた被害額は総額2億2467万円で、数量は約6万1300箱となったそうです。事件の責任を取り、同農協の役員26人全員が報酬の3割を3カ月間自主返納することになりました」。

これがあの美味しいりんごになるんですよ。



最近の極楽はぜは、前立腺ガンの抗ガン剤治療後の、背骨の転移部分への放射線治療が終わりましたが、また、その副作用が出てきました。胸から背骨へ放射線を照射したのですが、その影響で、ものを飲み込むときに喉につかえ感が出るようになりました。特に熱いものを飲み込むときに顕著に感じます。では、また。


ルンルンと素直に言えぬウブンツ君