いつも見ている distrowatch.com に異変が起きています。 何とあの Linux Mint が第二位に躍進してきました。久しぶりのことです。そうなれば、バージョンアップもしたことだし、早速インストールしてやらなければ気が済みません。そんなことで簡単メモも作りました。見てください。メモ

 


こんな姿勢が再評価されてきたのでしょうか。


「Linux Mint は、デスクトップおよびラップトップ コンピューター用のオペレーティング システムです。「箱から出してそのまま」動作するように設計されており、ほとんどの人が必要とするアプリが完全に装備されています」。

「フレンドリーなオペレーティング システムの最新バージョンがここにあります。今すぐあなたのコンピュータにインストールしてください」と言っています。


 
 

インストールに使用したオールドマシンです。数年前にハードオフで3千円で購入したものを、ネットで1千円で購入した中古の 128GB の SSD に換装したものです。最近ワイヤレスキーボードが壊れてしまい、USB 接続のキーボードへ変更しています。


富士通  FMV-DESKPOWER F/B50 
・2008年 8月発売
・CPU種類:Core 2 Duo T8100 2コア 

・メモリ容量:2GB


 

インストール用の USB は、「世界の人気者 MXLinux 23」で焼きました。こちらは世界ナンバーワンです。

 

 

まだまだ暑いですね。そんな中でもこんなことをしています。

1.  インストール
2.  アップデート
3.  日本語入力
4.  ようこそ画面の設定
5.  メモリテスト


先へ進めていきます。

1.  インストール

焼き上がった USB を使用して、そそくさとインストールを開始します。

a.  ようこそ
ロケール設定では、一番下にある日本語を選択しています。



b.  キーボードレイアウト

使用しているキーボードが何か分からないので、一番上のデフォルトにしています。


  
c.  マルチメディアコーデック
マルチメディアに疎い極楽はぜですので、コーデックは追加していません。

 

 d.  インストールの種類
マルチブート仕様にするため、一番下の「それ以外」を選択しています。


  
e.  インストール準備 
表示されているパーテーション一覧からインストール先を選択、内容を自分の環境へ合わせて編集します。これは極楽はぜのオールドマシンに合わせ、 BIOS 設定になっています。

・利用方法 : ext4
・初期化 : する
・マウント : /




f.  タイムゾーン

いつものようにタイムゾーンを選択します。
 


g.  情報入力
パスフレーズ等を入力し、下側にある「自動ログイン」にチェックを入れます。


 
h. Linux Mint へようこそ
絶賛インストール中です。




i.  完成
もう完成してしまいました。




次へ進みます。

2.  アップデート

すぐにアップデートが来ました。

a.  アップデートへようこそ

ツールバーにアップデート情報が通知されていますので、それに従って作業を進めていきます。



b.  ミラー変更

最初に近くのローカルミラー変更をするように促されましたので、素直に変更しました。




メイン、ベース共に最速の日本リポジトリへ変更しています。



c.  アップデート開始

日本ミラーへ変更しましたので、直ぐにアップデート開始します。



 
最新システムになりました。



ここまでで基本的なインストールが終わりましたので、念の為再起動しておきます。

3.  日本語入力

ここからは肝心の日本語入力設定へ進みます。

a.  ibus-mozc 

一番気になる日本語入力の設定は、再起動をするだけで定番の「ibus-mozc」がインストールされていて、そのままで使用できるようになっていました。fcitx-mozc への変更も簡単です。
 

 
b.  mozc 設定
ところが、利用するには少し技を必要とします。やることは一つ、ツールバーにある「JA アイコン」を左クリックし、「日本語-Mozc」を選択するだけです。



 

ツールバーに「」アイコンが出現しました。これだけで「日本語入力設定」は終わりです。


c.  かな入力設定
極楽はぜはに必須の「かな入力設定」は、設定 / mozc から設定変更できます。


 
d.  不足言語パッケージ追加
後処理のため、「設定」の「言語」から不足パッケージを追加出来ますが、フォントがほとんどですので今回はパスしました。
 


その後、多数の不要ロケールを削除し日本語だけにしています。


 
結論は、Mozc を選択することで日本語入力が出来るようになるということでした。

 

4.  ようこそ画面の設定

ここからは続いて全般的なセットアップをしていきますが、方法は最初に現れる「ようこそ画面」の「はじめに」の中にありますので、それの指示に従って進めていくことにします。




a.  デスクトップの配色
最初は デスクトップの配色です。ここではスタイルに数ある中から「Mint-L-Blue」を選択してみました。アイコンの表示も変えられます。

 


b.  システムスナップショット
このスナップショットは、復元ポイント機能を使用可能とするためのもので、何かが壊れたとしてもコンピュータを以前の動作状態に復元できるようになります。

 


万が一の事態に備えるために、毎日のスナップショットの保存が推奨されています。



しかし、天の邪鬼の極楽はぜは、数台のオールドマシンでマルチ PC、マルチ OS、クラウドにしていますので、特に定期的なスナップショットの保存はしていません。



 
そんな訳で、バックアップ用のスナップショットは一つも保存していません。




c.  ドライバマネージャ
必要なドライバを確認しましたが、今回は追加インストールはありませんでした。




d.  マルチメディアコーデック

追加のマルチメディアコーデックがありましたので、インストールしました。



e.  アップデートマネージャ
システムは最新になっていました。

 

f.  システム設定
これは最近のメジャーな OS では定番の「設定マネージャー」です。大概の設定はここから出来るようになっていますので便利です。



 
g.  ソフトウェアマネージャ
ここからアプリケーションを追加・削除することができます。残念ながら、愛用の「Chrome」はありませんでした。

 


h.  ファイアウォール
安心・安全の拠り所、ファイアウォールがありましたので、直ぐに「ステイタス」をオン、後はデフォルトの設定です。



ここまでで基本設定が終わりましたので、次へ進めていきます。

5.  メモリテスト
最後は「メモリテスト」結果です。この Linux Mint はカーネルが旧バージョンの k.5.15 なので Xfce ながら良い数値を出してきています。最新のカーネルはメモリ食いなのがはっきり見て取れます。


#free -h

 

世界人気の Linux Mint はアプリ満載で使い勝手がいいですね。ところが、普段使いの MXLinux と比べると ISO ファイルサイズが 2.8GB ( MX は 2.0GB ) と大きく、その差が目立ちます。似たようなコンセプトだと思うのですが、元にしている Ubuntu と Debian の違いなのか、インストールサイズに大きく差が出ていました。そんなことが気になる極楽はぜでした。


近所のりんごの木は、この暑さにヘトヘトです。極楽はぜもですが。


ローカルニュースにありました。

「来年1月、地元で開催される特別冬季国体スケート・アイスホッケー競技会の表彰状に、県産リンゴの剪定枝を主原料とした「ご当地和紙」が使われることになり、作製に携わった地元大学などの関係者が市役所を訪れ、市長に完成を報告しました」。

こんなところにもエコがあるんですね。


 
最近の極楽はぜは、治験という名の新薬の人体実験に参加し、前立腺ガンの抗ガン剤治療を受けていますが、副作用のせいで参っています。それは、毎日微熱が続くということです。朝方は 37 度、夕方は37.3 度前後とジワーっと身体に効いてきており、体調が優れない毎日を送っています。では、また。

 

暑い日はミント味飲み涼んでる