実は極楽はぜの愛用ブラウザは google Chrome なのですが、とうとう Brave に浮気をしてしまいました。とても魅力的なスペックを持ち、特に「Braveは、ページの読み込みを遅くしたりプライバシーを脅かす危険性のある広告やトラッカーをブロックします」とありました。これはすぐにでも MX-23 とペアでインストールしなければ気が済みません。ついで簡単メモも作りました。
Brave ブラウザについてこんな解説がありました。
「Brave は、Chromiumをベースとしており、Linux、その他版があり、オープンソースで開発されています。広告とトラッカーをブロックする機能『アドブロック』を標準装備し、ユーザーのプライバシーの保護、そして高いパフォーマンスを実現できることを売りにしています」。
安心安全に特に配慮したブラウザのようで頼もしいです。
今回はこんなオールド PC にインストールしてみました。古いネットブックですが、今時では死語ですよね。
ASUS Eee PC 1001PXD
・ 2011年 1月 発売
・画面サイズ:10.1型
・ CPU:Atom N455/1.66GHz/1コア
・メモリ容量:1GB
・重量:1.1kg
USB 作成ツールには、軽量リナックスの「Sparky Linux 7.0.1-OpenBox 版」 を利用しています。昔の愛用版でしたが、今はその座を antiX に奪われています。
今回はこんな事をしてみました。MX-23 に高性能ブラウザ追加です。
1. インストール、日本語設定
2. Brave って何
3. ブラウザを Brave に変更
4. 簡単カスタマイズ
5. メモリテスト
始めていきます。
1. インストール、日本語設定
最初に、MX-23 のインストール、日本語入力設定からです。
a. インストール
ダウンロードした ISO ファイルを USB へ焼き、インストール開始です。
MX-23 インストール完成しました。(詳しくはこちらをどうぞ)
次へ進めます。
b. 日本語設定
日本語入力設定に進みますが、使用するツールは内蔵している「パッケージインストーラー」です。いきなり「JA」で検索しますと「言語」が開き、目的の「日本語 fcitx」が出てきます。これを一つだけインストールしてやります。
パッケージマネージャーを覗いてみると、「fcitx-mozc」が依存関係で一括インストールされていました。
日本語入力設定はこれだけで終了です。すぐこのブログ作成に役立っています。速いですね。
それではどんどん進めていきます。
2. Brave って何
特長を一言で言えば、「Chromeより3倍高速、Googleをはじめとするビッグテックに比べて、強固なプライバシー保護」ということのようです。色々とホームページからコピペしてみました。
a. デフォルトでのプライバシー保護
デフォルトでのプライバシー保護は、他のブラウザに比べて、この表のように群を抜いています。
簡単に項目ごとに見てみましょう。
b. オンラインでの追跡を遮断
Brave はアクセスするすべての Web サイトのトラッカーと、不気味な広告をブロックします。広告が Web 上であなたを追跡することもありますが、それもブロックします。
c. 簡単にオンラインのプライバシーを保護
広告ブロック、プライベートウィンドウ、プライベート検索、VPN。これらすべてが 1 回のダウンロードで利用できるようになります。
他のブラウザのブックマークや拡張機能、保存してあるパスワードも、すばやくインポートできます。これまでのブラウザの利点を、さらに安全に使えます。しかも、たった1分で変更完了です。
e. 目に見えるプライバシー
不気味な広告やトラッカーがないということは、アクセスするサイトの読込要素が少なくなるということです。ページの読み込みが速くなり、バッテリーの持ちが良くなり、モバイルデータの節約にもつながります。
こんなに良い事だらけのようでした。
次へ進めていきます。
3. ブラウザを Brave に変更
始めます。
a. ダウンロード
誤って Windows 版をダウンロードしないように注意してください。ダウンロードは、左上の「ブラウザ」の「デスクトップ」から「Linux」を選択することが肝要です。
b. インストール
インストール用のコマンドが表示されますので、指示に従ってインストールします。極楽はぜは面倒くさがり屋なので、全て一括コピー、端末へ貼り付けでインストール作業をしています。
c. デフォルト設定
デフォルトに設定します。
d. インポート設定
既存の firefox からブックマーク等をインポートします。
e. 終了
インストールが終了しました。
次へ進めていきます。
4. 簡単カスタマイズ
それでは早速 Brave を使いながら、目ぼしいところを拾いつつカスタマイズしていきます。
a. ダッシュボード
起動して最初に現れる画面が「ダッシュボード」です。
詳細設定は、右下にある「カスタマイズ」から可能となっています。まあ、余計な情報が豊富ですね。
b. 設定
ここからがカスタマイズの始まりです。ブラウザの右上にある三本線の「ハンバーガーメニュー」から「設定」を開くことが出来ます。設定方法に Chrome に似ていますのでお使いの方は戸惑うことはないと思います。
c. デザイン
デザインではボタン表示の詳細、フォント種類・サイズの設定等が出来ます。
d. Shields
アドレスバーにあるシールドは、アクセスするすべてのページで、オンラインでフォローしているものをブロックします。トラッカー。クロスサイトCookie。フィッシング等。
シールドは、すぐに使える保護を意味します。デフォルトでの保護、追加のダウンロード、設定の必要はありません。Braveをダウンロードして、ブラウジングを開始してください。
e. ソーシャルメディアのブロック
使用している方は何とも思わないかもしれませんが、PC で表示されると煩わしい SNS をブロックしてくれます。
f. Tor ブラウザ
あの追跡、監視、検閲から身を守ってくれる「Tor ブラウザ」が使用できます。もし、貴方が「Tor がブロックされている国」にいる場合は、セットアッププロセス中に Tor をブリッジに接続するように構成できます。
ブリッジは、政府がネットワークへの接続をブロックしている場合でも、ユーザーが Tor ネットワークにアクセスするための方法の一つだそうです。
次へ進めていきます。
5. メモリテスト
使用メモリサイズを調べてみました。前回インストールしたミニマル版は LXDE なのですが、その差がはっきり現れています。また、最新カーネル 6.0 の影響がモロに出ていて、メモリサイズが増大しています。
フル版の mx23 に高機能ブラウザを組み合わせてみましたが、結果はなかなかのものでした。インストールするだけで、デフォルトで安心安全に配慮したアクセスが手に入るなんてなかなかのものです。おまけで Tor ブラウザがついてくるのは、こんなの誰が使うんだとボソッと言いたくなりますね。ぜひ一度挑戦してみる価値があると思います。
近所のりんごの木は、可哀想に袋を被せられている子が数人いました。最近は無袋栽培が増えてきているようで、甘味が増し省力化につながると歓迎されているようです。
ローカル新聞にこんな記事がありました。
「リンゴの本格的な収穫シーズンを控え、職員が副業として収穫作業などのアルバイトをできる体制をスタートさせた町が出てきました。人手不足や高齢化に悩む生産現場を応援するとともに、職員がリンゴ栽培への理解を深めることも目的としているそうです」。
人手不足解消のために、同じような取り組みがドンドン出てきてほしいものです。
最近の極楽はぜは、治験という名の新薬の人体実験に参加し、前立腺ガンの抗ガン剤治療を受けていましたが、最近手と足のシビレの副作用が強くなってきました。特に手がシビレのため感覚が鈍くなり、時々モノを落とすようになって困っています。一ヶ月ほど前から特にひどくなってきています。では、また。
ブラウザー勇気を持って交換だ