以前、ドイツ製の Q4OS をインストールした時に、Q4OS を上手に Win-XP にお化粧しているのを見たことがありました。これはそのうちに真似をしようと引き出しにしまっていましたが、先日、偶然、別のものを見つけてしまいました。そうです。綺麗に XP にお化粧済みの Q4OS をです。となれば経過をメモにしなければ落ち着きません。ぜひ見てやってください。メモ



FreeXP ライブ メディアについてこんな超簡単な説明がありました。


「オプションのインストーラーを備えた Windows XP エミュレーション ライブ メディア。Trinityデスクトップを活用」。
 
Q4OS を下敷きにしたもののようですね。インストールしてみないと何の事か分かりません。




今回、インストールに使用したのはレッツノートですが、いかにも Win-XP に似合いそうな四角な画面です。これは今でも現役で頑張っています。


Let's note W7 CF-W7

・ 2008年 5月下旬 発売
・画面サイズ:12.1型

・CPU:Core 2 Duo U7600/1.2GHz/2コア 

・メモリ容量:2GB  

・重量:1.265kg
 


今回の ISO ファイルは、「 Ubuntu MATE 23.04」を使用してインストール USB を焼いてみました。グリーンが印象的ですね。 

 

 
それでは焼けた USB からインストール作業を進めますが、理由は分かりませんが、二度手間の部分のあるインストールになっています。
 
1.  インストール方法
2.  インストール準備
3
.  インストール
4.  日本語入力

5.  Win バージョン入替え

6.  メモリテスト

 

1.  インストール方法

マニュアルにあるインストール方法そのままのパクリです。

 

a.  インストール方法

具体的なインストール方法が列記されています。

 

①  FreeXP ライブ メディアをダウンロードします。以下のダウンロードを参照してください。


②  ダウンロードしたイメージを USB、DVD、または CD に書き込み、ブータブル メディアを作成します。


③  コンピュータでメディアを起動し、統合インストーラを使用して目的のデスクトップをインストールします。

 

 

b.  FreeXP ライブ メディア

オプションのインストーラーを備えた Windows XP エミュレーション ライブ メディアです。Trinityデスクトップを活用しています。。

 


インストール準備に移ります。

 

2.  インストール準備

ここから始めます。



 
a.  Scaling Factor

画面表示のスケーリングを設定します。ここでは特に何もしていません。


 

b.  Language Select

日本語ランゲージパックをインストールしています。ここ大事です。



事前準備が終わりましたので、ここから本番のインストール作業に入ります。

2.  インストール
ソロソロと進めていきます。

a.  ライブ版
この ISO ファイルはライブ版になっていますので、インストール前に LAN 等の設定をしておきます。



b.  ようこそ
いつもお世話になっているカラマラスインストーラです。コレは分かりやすくていいですね。



c.  タイムゾーン
タイムゾーンを設定します。



d.  キーボード選択
デフォルトのままです。



e.  ソフトウェア
ここではレギュラーユーザーにお勧めの、一番上にある「Q4OS デスクトップ」を選択しています。これにはブラウザ、オフィス等が含まれています。



f.  インストール先選択
いつもマルチブートにしていますので「それ以外」を選択しています。



g.  パーテーション設定
自分の環境に合わせて、インストール先パーティションを編集します。

・内容 : フォーマット
・ファイルシステム : ext4
・マウントポイント : / 



 
h.  個人情報
下側にある自動ログインにチェックを入れ、パスフレーズ等を入力しています。


 
i.  確認
ここでは災害防止の為、必ず最終チェックを入れます。


 
 
j.  インストール
インストール中です。



k  完了
すべて完了しました。再起動します。



l.  完成

完成しました。本物そっくりです。力が入っていますね。



次へ進みます。

3.  日本語入力
ようやく基本インストール作業が終わりましたので、日本語入力の確認へ進みます。


a.  fcitx5-mozc
再起動後、パッケージマネージャから Mozc 関連を確認しますと、ありました。fcitx5-mozc が。

 

b.  Mozc プロパティ
ということは、何もしなくても日本語入力が出来るということです。いつものように Mozc プロパティを確認しますと、かな入力も出来るようになっていました。



このように、事前インストール過程で日本語関連パッケージがインストールされ、手間なしで日本語入力が出来るようになっていました。
 

本題へ移ります。

 

5.  Win バージョン入替え

この FreeXP ライブ メディアには、デスクトップの Win バージョンを簡単に変更できる便利ツールが組み込まれています。

a.  XPQ4 Desktop Styles
メニューにあるコントロールセンタの「外観 &  テーマ」に「XPQ4 Desktop Styles」があります。これがそれです。同じものがデスクトップにもありました。



これを使うことでデスクトップの Win バージョンを自在に変更することが出来ます。Win2000、WinXP、Win7、Win8、Win10 等がリストアップされています。



b.  Win 2000
最初は Win 2000 です。2000年2月18日に一般リリースが発売されたそうですが、極楽はぜは使用したことがありませんでした。



c.  Win XP Classic
Win XP はマイクロソフトが2001年に発表しました。やはりこれが一番長く使用したような気がします。




d.   Win 7
Win 7 は 2009年にリリースされました。現在、極楽はぜの押し入れには、これと Win Vista が一番多く積まれています。



 
e.  Win 8
Win 8 は、2012年8月から10月末にかけて正式版が順次リリースされました。そう言えば、現在、確定申告と年賀状専用機になっている Win 10 は元々は Win 8 でした。

 

f.  Win 10
Win 10 は2015年7月にリリースされ、まだ現用機となっています。極楽はぜの Win 10 は Win 11 にバージョンアップが出来ないなので、まだそのままで生き永らえています。バージョンアップをさせないなんて MS もアコギですね。




g.  Q4OS デフォルト
デフォルトの素の Q4OS に戻ることもワンクリックです。


 

次へ進みます。

 

6.  メモリテスト
最後はいつもの「メモリサイズ調査」です。起動してみますと驚いたことにとっても軽量に仕上がっており、Trinity デスクトップってこんなにも軽かったのかと、再認識させられました。

#free -h


こんなものがあったんですね。とても軽量な Q4OS と懐かしい Win XP との組み合わせは絶妙です。これを持ってスタバに行けば Mac なんか目じゃないですね。行ったことないけど。これは自宅で使うものではなくて、お出かけ用のカバンから取り出してのモバイルが正解だと思います。もっとも、若い人は Win XP なんて見たことがなくて、全然無反応かもしれませんが。


近所のりんごの木は、まだ梅雨に入らない青空の下で、すくすくと育っています。


りんご生産情報第5号が発行されていました。


◎  良果を見極め、早めに仕上げ摘果を行う!
◎ 「6月中旬」の薬剤散布は6月17~18日頃!!
◎  腐らん病多い、見つけ次第、適切な処置を!!!

「6月1日現在の果実肥大は、各品種とも平年を大きく上回っている」ということなので、今年は大変楽しみです。

 

最近の極楽はぜは、前回お知らせしたように、治験という名の新薬の人体実験に参加しています。そこで問題なのは提供される新薬が本物か偽物かということです。今回の極楽はぜは大当たり、本物のようでした。というのは、とんでもない副作用が出てしまったのです。どんな副作用が出たのでしょうか。では、また。


懐かしい昔の名前聞こえてる