本日2月15日は、
お釈迦様が亡くなられた日
古来よりこの日を
釈尊涅槃会
と言います
インドで降誕されたお釈迦様が
インドのクシナガラで
涅槃に入られたのですが、
法華経では、
肉体は滅していても、
その教えは常住し、
法身となって私達を
救い続けると説かれています
これを久遠(くおん)
と言います。
私たちは目に見える物しか
信じようとはしませんが、
じつは目に見えない物の方が
はるかに多いですね(゚ー゚)(。_。)ウンウン
そこに心を向けた時、
大いなる存在、大いなる悠久の時間
大いなる心の救済を感じることが出来ます
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さてこの2月は、寒壱百日の間、
大荒行堂で修行なされた行僧上人が
修行を終えて出てこられる月でもあります。
体は痩せ、声は嗄(か)れ、
足はボロボロになり、
見るからに修行をなされたのだなと
思わず手を合わしてしまいます(。-人-。)
大荒行にはこんな言葉が掲げられています
寒い中、冷たい水をいただき、
痩せ干した体はまさに死の極限までいくが
自らを見つめ罪を悔いあらためることで、
自然と尊い仏が自らの中から生じてくる
たしかに荒行を出てこられた行僧さんは、
とても目がキレイになってこられます
まさに仏様を感得したような目です
まさに我が体を涅槃にいたる直前までに
追い込んだ時、
仏様の大いなる慈悲、大いなる存在、
久遠という時間の救済を
感じることが出来たのではないでしょうか
今度は荒行で積んだ功徳を
多くの人に与えていかれます(。-人-。)
どうぞご法体を大事になされますよう
お祈り申し上げ、
釈尊涅槃会と荒行成満の記事とさせて頂きます。
南無妙法蓮華経