昨日4月2日、本山 本満寺で信行大会が行われました
この数日暖かい日が続きましたので、
京都の桜も一気に開花ですね
本満寺のしだれ桜は、近年とても人気があり五分咲きぐらいでした
本堂で法味言上後、僧侶・檀信徒ともに唱題行(｡-人-｡)
その後は客殿に移動し、
金沢立像寺の福井清周先生による法話
「いのちに合掌・不惜身命～福報を得る～」
と題し、お話しを頂きました(｡-人-｡)
いま世間では「健康ブーム」ですが、
どうも体のことばかり考えているような気がします。
健康とは健体康心と正式には書くそうで、
体すこやかに、心やすらかにというバランスがあってこその健康
つまりは心をどこかに置き忘れているのが現代日本人
その心を見つめてみれば、苦しみの原因は
諸苦の所因は貪欲これ本なり もし貪欲を滅すれば依止する所なし
『譬喩品第三』
と法華経にお釈迦様は説かれており、
色々な苦しみは貪欲という貪る欲が原因で、
これをなくせば依存することがなく、幸せになりますよ
とお教えです＼(＾▽＾)／
幸せというのは、人によってそれぞれ違いますが、
幸せが身近にあっても、それに気づけないのも私たち…
それをある時、気づかせてくれた例証の出来事をお話し下さり、
日蓮大聖人が『一生成仏抄』という御妙判に書かれていますように、
南無妙法蓮華経とお題目を唱えて心を磨く事で、
心がキレイになり、
是の人復衣服・臥具・飲食・資生の物に貪著せじ。所願虚しからじ。亦現世に於て其の福報を得ん
『普賢菩薩勧発品第二十八』
その結果、法華経の教えの通り、
福報を得ることができますよ
と締めくくられました(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ
幸せとは何か
と考えた時、
宝くじが当たってお金持ちになるのではなく、
遊んで暮らすのではなく、
苦縛を離るるを解脱を得と名付く
『譬喩品第三』
とお釈迦様が三千年前から仰られているように、
貪欲というものから離れる事が、幸せ（解脱）なんですね
そのことを、改めてお教え頂いた一日でありました(｡-人-｡)
日蓮宗 了光山護国寺 ～山科檀林旧跡～
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